ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
海水浴帰り、車中は砂のザラザラと海水のベタベタ。車の中のニオイもいつもと違う!?
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海水浴帰り、車中は砂のザラザラと海水のベタベタ。車の中のニオイもいつもと違う!?

夏休みの絵日記に楽しい1ページを添える海水浴。ところが、楽しく遊んだあとに待っているのは、海独特のニオイが充満したザラザラベタベタの車内…。不快なニオイを持ち帰らないために、海水浴後のケアを知っておきましょう。

  • 創文舎 hamo

磯の香りは何のニオイ?

磯の香りは何のニオイ?

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ドライブの途中、海が近づいてくると漂ってくる磯の香り。夏の風物詩ともいえる香りの一つですが、海外のビーチでは、日本の海のような磯の香りはあまりしないそうです。
なぜ、日本の海は磯の香りがするのでしょうか? それは、日本が豊かな漁場であることに深く関わりがあります。周辺海域では、暖流と寒流がぶつかり合い、プランクトンが大量に発生します。さらに、日本を取り囲むようにして広がる、浅瀬の大陸棚は海藻を育むのに適した環境を作ります。このプランクトンと海藻が、磯の香りの正体である臭気成分ジメチルスルフィドを発生させる要因となっているのです。

ニオイも砂も車に乗る前にシャットアウト!

ニオイも砂も車に乗る前にシャットアウト!

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海水浴の後、水着や体にも微生物たちは付着しています。それに気づかず車内に持ち込むと、車内の湿度や温度も手伝って菌とともに繁殖し、嫌なニオイの発生源になってしまいます。磯の香りの正体、ジメチルスルフィドは、口臭の原因にもなっている成分と同じもの。濃くなれば濃くなるほど、想像を絶する悪臭に成長してしまいます。

それを防ぐためにも、しっかりシャワーを浴びて海水を落とし、ニオイの元を断つことが大切です。シャワーのない海水浴場に行くときには、ポリタンクに真水を用意していき、シャワー代わりに浴びてから着替えるようにしましょう。脱いだ後の水着は、サッと水洗いしビニール袋に密閉すれば、ニオイも広がらず帰ったあとの洗濯もラクになります。足だけしか浸かっていないからといって油断は禁物。足やサンダルもきちんと水で洗ってから車に乗るようにしましょう。

足やサンダルもきちんと水で洗って

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海水浴は荷物が多く、小さな子どもがいるとなるべく近くの砂地の駐車スペースに車を止めてしまいがち。でも、車内を砂でザラザラにしたくないなら、少しくらい遠回りでもアスファルトの駐車場に止めるのがおすすめです。体洗い用のブラシを1本用意し、駐車場で砂を落としてから濡れタオルでサッと拭き、靴を履きかえて車に乗り込みましょう。

車の中に磯のニオイを残さない

体についた海水は落としたはずなのに、荷物や子どもの体や髪にしみ付いた磯のニオイが車に持ち込まれ、後日車を使おうとすると、驚くほどクサイことがあります。これは、ニオイがシートなどの布にしみ付いてしまったことが原因です。窓やドアを開けて風を通し、車内をお掃除して、嫌なニオイを追い出しましょう。布にしみ付いたニオイは、時間とともにまた空気中に発散するので、換気後は車用の除菌もできる消臭スプレーをシートやマットに20回ほど吹きかけて、ニオイの元を断ちます。全体がしっとりするくらい吹きかけたら、ドアを開けて車内を乾燥させ、海水浴の残り香にサヨナラしましょう。