ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
息子が小遣いをためて買ったヴィンテージジーンズ。洗わないでって言われても…
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息子が小遣いをためて買ったヴィンテージジーンズ。洗わないでって言われても…

ヴィンテージジーンズは洗濯したら価値が落ちるとかで、息子から洗濯禁止令が…。でも、古着臭も気になるし、暑い時期は汗や皮脂で雑菌の温床になってしまいます。価値を落とさずにケアできる方法を考えてみましょう。

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ヴィンテージジーンズは「洗ってはいけない!」が定説

「ヴィンテージ」とはフランス語で、ワインの生産年のことを指し、豊作の年にできた極上ワインのことをヴィンテージワインと呼んでいます。それを受けて名づけられたのがビィンテ―ジジーンズで、一般的に1960年代までに本場アメリカでつくられた名作ジーンズのことをいいます。はき込むことでできる独特の色落ちと適度なダメージが愛好家たちを魅了してやまないヴィンテージジーンズは、今から50年以上前の年代物だけあって、安くても数万円は下らない価値があり、生地の端につけられたセルビッチ(耳)も価値を決めるうえで重要なディテールになっています。そのためか、「洗ってはいけない!」がヴィンテージジーンズの定説になっており、購入後1度も洗ったことのない愛好家も多いようです。とはいえ、最初から汚れがしみ付き、買ってから何度もはいたジーンズは、ニオイも気になるし、何より不衛生です。汚れもニオイもきれいに落ち、風合いを保てるケアの方法はないのでしょうか。

ヴィンテージジーンズは「洗ってはいけない!」が定説

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購入後のケアと消臭対策

ヴィンテージジーンズは、冷凍庫に入れて冷凍するとバクテリアが死滅して洗濯しなくてもはき続けられるといいますが、シミや汚れは落ちません。それに一般家庭の冷凍庫にジーンズを入れる余裕があるとも思えません。

1.酢を入れて手洗い

ジーンズは本来ワークウェアとして誕生したものなので、洗濯機に入れても大丈夫ですが、革などでできているパッチと呼ばれるラベルが傷むのが気になるのであれば、手洗いがおすすめです。色が命といってもいいヴィンテージジーンズには、普通の洗剤や色柄物にも使える酸素系漂白剤などは避けた方がいいでしょう。使うときは中性洗剤か専用の洗剤を用意し、それに色止めによく用いられる酢を加えてみてください。酢には防カビや消臭効果もあるので、色落ちしないうえ、古着特有のニオイも経験されます。洗い方は次の通りです。

【洗い方の手順】

1.タライかバケツにジーンズが浸る程度のお湯(50~60℃)を入れ、小さじ1杯程度の穀物酢と洗剤を入れて、押し洗いし、30分程度つけ置きする。
2.汚れ具合を見て、同じことを数回繰り返す。
3.手洗いですすいでもいいが、洗濯機のソフトコースやドライコースならジーンズを傷めることもないのでおすすめ。裏返しにした状態でネットに入れる。
4.陰干ししてしっかり乾燥させる。

酢を入れて手洗い

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2.スチームアイロンで消臭

やっぱり洗うのはちょっと・・・という場合は、ニオイが気になる部分をスチームアイロンで消臭しましょう。高圧の水蒸気が一気に服の奥に入り込み、効果的にニオイを追い出してくれます。アイロンを当てるときはジーンズを裏返しにすること。スチーム機能の付いたアイロンでも代用できます。アイロンをかけ終わったら、陰干しして乾燥させてください。

スチームアイロンで消臭

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3.消臭スプレーを使う

洗濯後の湿った状態のときや、毎日のケアには消臭スプレーが手軽で便利です。ファブリーズの布用消臭スプレーなら、湿った衣類にスプレーするとより効果的に除菌でき、生乾きのイヤなニオイを防ぐとともに、繊維の奥までしみ込んだニオイも取り除いてくれます。吹きかけるだけで効果があるので、はいた後にスプレーする習慣をつけましょう。表裏各10回程度吹きかけ、しっかり乾燥させます。

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

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