ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
ウール100%のコート。汚れやニオイがつかないよう、マメなお手入れを
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ウール100%のコート。汚れやニオイがつかないよう、マメなお手入れを

大切に着れば、10年は持つといわれる上質のウールのコート。発色にすぐれ、暖かいため、世代を問わず、愛用されています。そこで、日々のケアをはじめ、末永く着るための方法を紹介します。

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ウール100%のコート。汚れやニオイがつかないよう、マメなお手入れを

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水洗いはNG! 洗わずにお手入れするのがウールのルール

コートやセーターなどに使われるウールは羊から取った天然繊維です。化学繊維との混紡も多く、馴染みのある素材ですが、ウール100%の衣類は水洗いすると縮むためザブザブ洗うわけにもいかず、コートなどアウターはドライクリーニングもシーズンで1、2回というのが平均的でしょう。だからこそ、コートなどは普段のお手入れが欠かせません。

気に入っているからと毎日着ていると、袖口やポケットの周辺、バッグの当たるところなどに大小の毛玉ができ、風合いが損なわれてしまいます。

それに何より、冬だって汗をかきます。暖かい屋内では、コートやジャンパーを着込んだ厚着は汗をかく要因です。そのままにしておくと、ニオイがとれなくなるばかりか、脇汗がつくとシミになることもあります。

流行に左右されない定番デザインのものであれば、お手入れ次第で10年は持つといわれるウールのコート。どんな場面にも着て行けるので、1着あれば重宝しそうですね。長く着るためも、お手入れの方法をしっかりとマスターしましょう。

水洗いはNG! 洗わずにお手入れするのがウールのルール

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ウールのメンテナンスとニオイ対策

ウールほか天然素材の衣類は、大切に扱えば長く着ることができます。手をかければかけるほど愛着も増してくるので、面倒でもしっかりお手入れするようにしましょう。

1.長持ちさせるためのお手入れ

連続して着ると毛玉ができたり、体臭が染みついたりするので、他のコートとローテーションを組んで着用するのが、長持ちのヒケツ。水に濡れると水ジミになりやすいので注意が必要です。

【お手入れ方法】

1.着用した後は、専用ブラシで毛並みにそってブラッシングしましょう。ニオイの原因となるホコリや汚れが取れ、型崩れ防止にもなります。なお、ブラシは合成繊維ではなく、天然繊維のものを選ぶこと。
2.シミがついてしまった場合は、薄めた中性洗剤をつけたタオルでやさしく拭き取り、水に浸して絞ったタオルで洗剤を取り除いた後は、軽くブラッシングしてしっかり乾かします。
3.毛玉ができた時は、ハサミなどで丁寧に取り除きましょう。
4.シワなどが気になった時は、アイロンのスチームを当てると、シワもなくなり、ふっくらします。定期的に行うと、ニオイの染みつきもなくなります。
5.ウールは、衣類の害虫に狙われやすい天然素材です。しまう時は、防虫カバーに入れるか、防虫剤を使用して、虫に喰われないようにしましょう。

【お手入れ方法】

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2.毎日のお手入れには消臭スプレーを使う

除菌効果のある消臭スプレーを噴射すると、雑菌の繁殖とともにニオイを抑えることができます。シミになるのが不安な人は、裏返して脇の部分など、気になるところを中心に10回程度吹きかけるようにしましょう。毎日の習慣にすると、除菌効果が高まり、防臭にもなります。

着飽きたら、新しいものに買い替える時代ですが、天然素材は着込むほどにその良さを実感させてくれます。しっかりお手入れすれば、どのくらい着られるか、あなたも実践してみませんか?