ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
初詣のために出した、扱いやすい化繊の着物。久々過ぎてニオイが気になる…
出典 : John Leung/Shutterstock.com

初詣のために出した、扱いやすい化繊の着物。久々過ぎてニオイが気になる…

日常的に着る習慣のない着物。しまいっ放しになりがちだと、湿気がこもるとイヤなニオイの原因になります。着ていきたい日の少し前にクローゼットから出して、しっかりニオイを落としましょう。

  • 創文舎 hamo

洗ってしまっておいた着物からなぜか不快なニオイが…

絹の着物もいいけれど、手入れが難しいのが悩みの種。最近は、ポリエステルの着物でも仕立てのよいものが増え、手触りや質感も絹に迫る勢い。なにより有り難いのが、家庭の洗濯機で洗えるところ。その手軽さと品質に惹かれて、とうとう化繊の着物を昨年購入。

今年のお正月の初詣に一度着て、しばらく着ないからと家で洗濯をしてタンスにしまっておいたところを、来年も初詣にまた着ていこうと出してみたらなんだか湿気たようなイヤ~なニオイが…。せっかく洗濯してしまっておいたのに! ニオイの原因は保管していたタンスにあるかもしれません。

開け閉めしないタンスは要注意!

開け閉めしないタンスは要注意!

Monika Kulinska/Shutterstock.com

タンスは開けなければ光も風も通さない密閉空間。日常的に登場回数が少ない着物をしまっていたタンスの引き出しを、あまり開閉しなかったことがニオイを発生させた原因の一つです。そして、ニオイを作り出しているのは、カビや雑菌たち。カビや雑菌は、暗く湿ったところが大好きで、ある程度の温度とエサとなるホコリやゴミがあればどんどん繁殖していきます。
もし、洗った後の着物を気がつかずに生乾きでしまっていたら…雑菌が爆発的に増えていてもおかしくありません。

タンスの中を清潔に保つには、時々、普段使わないタンスを開け空気の入れ替えをすることが大切です。また、湿った衣類はタンスにしまわないこと。生乾きの衣類や一度着たものは絶対NGです。

着物のニオイを落とす応急処置

着物のニオイを落とす応急処置

お正月まであまり時間はありません。もう一度洗濯しても乾くまでに時間が掛かってしまいます。そんな時は、消臭スプレーと浴室を使った消臭術でなんとか乗りきりましょう。

まずは、入浴後、まだ湿気がこもる温かい浴室に着物をハンガーに掛けて一晩吊しておきます。湿気のせいで臭くなった着物をまた湿度の高いところに?! と思われるかもしれませんが、蒸気を伴う湿気は、水分が蒸発するのと同時にニオイ分子を吸着し取り去ってくれます。シワを伸ばす効果もあるので、タンスにしまっていた時のたたみ皺も一緒に伸ばしてくれて一石二鳥です。

翌日、浴室から着物を出し、まだ湿っている着物にファブリーズの布用消臭除菌スプレーを10回~20回程度スプレーします。ファブリーズは、湿った衣類が乾燥するまでに増える雑菌を抑制し、繊維の間に残ったニオイ分子をしっかり分解・中和してイヤなニオイをシャットアウトしてくれます。
スプレーした後は、風通しのよい場所で完全に乾くまで陰干ししましょう。

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

ニオイが取れたシワ一つない着物は、まるで卸したてのよう。気持ちよく華やかな着物を纏って新しい年の御祈願に参りましょう。