ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
介護で発生するニオイはどうやって解決する?
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介護で発生するニオイはどうやって解決する?

親の看病や介護は、子どもの責任でもありますが、何より育ててくれたことに感謝し、心を込めてしっかりと行いたいものです。では、どんな点に注意すればいいのでしょうか。

  • 渡邊公子

体を清潔に保つ

体を清潔に保つ

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年を取ると、自然と新陳代謝が落ちてくるため、若い人ほどは目立った汗をかきませんが、冬でも汗はかきますし、汗で体がベタついたままにしておくと、かぶれやニオイの元になります。本人も家族もニオイで不快な思いをしないよう、お風呂に入れない時は、体を拭いてあげたりして、清潔にすることが大切です。

洗面器にお湯を張ってタオルを絞って…でもよいですが、何度もお湯をかえるのは大変です。そんな時は、濡らしたタオルを持ちやすい大きさにたたむか、くるくると丸めるかして、ビニール袋に入れてレンジでチン。これを何本か作っておいて、冷めたら交換するようにしておけば、お湯をかえる手間もなく、拭いている時間を短縮することもできるため、お互いの負担を減らすことができます。

身のまわりを清潔に保つ

身のまわりを清潔に保つ

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ケガや病気を患っていれば、体を横にしている時間が長くなるため、衣類や寝具などに汚れやニオイが染みつきやすくなってしまいます。清潔に保つには、どうしたらよいのでしょうか?

重曹を利用して洗濯物のニオイや湿気を取る

衣類についてしまった尿のアンモニア臭や加齢臭といったニオイを取るには、重曹が便利です。すぐに洗濯できない時は、大きい袋を用意して、まず洗濯物を一枚入れ、上から全体に重曹をたっぷり振りかけます。次に二枚目を入れ…とサンドイッチ状にして、袋を閉じておくとニオイが取れていきます。

また、ニオイや汚れがひどい時は、0.2%の重曹水を作り、そこに重曹の1割程度の洗濯用石けんを入れて溶かします。洗濯物を入れて5~10時間程度つけ置きしておくと、ニオイや汚れがスッキリ取れます。夜寝る前につけておいて、翌日普通に洗濯機で洗うとよいでしょう。

寝具やベッドまわりも除菌して清潔に

看病や介護では、本人の体だけではなく、いつも身のまわりにある寝具やベッド近くのカーテンなども清潔に保っておくことが大切です。すぐに洗えない時や、洗うのが難しい布製品には、除菌・消臭スプレーをまんべんなく吹きかけておきましょう。枕は5、6回、マットレスは15回、布団やカーテンは20回ほどが目安です。

除菌と消臭は、毎日行うとより効果があるので、食事時など床から離れている時間に吹きかけておけば、いつも清潔でニオイの心配もなくなります。スプレー後は、しばらく窓を開けておくと、乾きが早くなり、換気にもなるのでおすすめです。

看病や介護は、する人もされる人も心身に大きな負担がかかります。少しでも快適に過ごせるように工夫してみましょう!