
枕が臭くて眠れない!?枕のニオイの原因や洗濯・消臭方法、理想の干し方について
毎日、どんなに疲れて帰ってきてもすぐに横になれるように、心地よいベッドルームをキープしておきたいもの。ベッドの周辺はいつも整頓し、清潔にしていますが、何だか枕からニオイが漂ってくる気が…。この記事では臭い枕のニオイの原因と消臭方法を解説しています。
枕のニオイの原因は後頭部から!?

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枕のニオイのおもな原因は、後頭部と首の後ろあたりの皮脂。
さらに寝汗もかきますし、皮脂は酸化するとニオイを発するので、どれだけ皮脂の量を抑えられるかがポイントです。
臭い枕のニオイを取る方法
枕のニオイは、枕カバーに原因がある場合と、枕本体に原因がある場合があります。
お手入れ方法を確認して枕の消臭にチャレンジしてみましょう。
枕カバーの洗濯&枕本体の陰干し

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ニオイを取るためには、枕カバーを頻繁に洗濯するのが基本です。臭くなってから洗っても、ニオイが取り切れないことがあるので、早めに手を打つことがポイント。
枕本体は、陰干しして乾燥させることでニオイの発生を抑えることができます。
重曹をつかったニオイ取り

Ushico / PIXTA(ピクスタ)
また、重曹も効果的です。大きめの袋を用意し、その中に枕を入れて、たっぷりの重曹を振りかけます。そのまましばらく放置して、最後に重曹を払い落とすか掃除機で吸い取ります。
これだけでニオイがスッキリ取れる場合があります。
汚れがひどい時は、枕本体の洗濯

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汚れがひどい時は、洗濯表示を確かめて、可能であれば水洗いしましょう。
洗濯機で洗う場合
洗濯機で洗える場合は、おしゃれ着用の洗剤を使い、洗濯ネットに入れて、手洗いモードや弱水流コースなどでやさしく洗います。
手洗いする場合
手洗いの場合は、浴槽や洗濯槽など、枕が完全に浸せるスペースに水をため、おしゃれ着用の中性洗剤を溶かして洗浄液を作ります。
洗浄液に枕全体を沈めて、端の方からゆっくりもみ洗いしていきます。その後、洗剤が泡立たなくなるまで、水をかえてすすぎ洗いを繰り返してください。
脱水は、両手で水分を押し出すように上から押さえるとよいでしょう。
乾燥は天日干しが理想

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とくにニオイが気になる場合は、天日干しで日光消毒するのがおすすめ。
干す時は、外で天日干しが理想です。色焼けが気になる時は、薄い布をかけておけば防止できます。
湿気が残っていると、カビや雑菌繁殖の原因になりますので、しっかりと乾かしましょう。
布団クリーナーでニオイ取り

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布団クリーナーがあれば、布団と一緒に枕にもかけましょう。
UVランプなど枕を温める機能がついているものはより便利ですが、ついていないものは干してから使うとより効果的。

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また、布団乾燥機を使う場合は、ダニ対策モードがあればそれを使うといいでしょう。
布用消臭スプレーを利用する
上記のいずれもない場合、手軽に済ませるのなら、除菌消臭スプレーが最適です。
布用消臭スプレー「ファブリーズダブル除菌」を、枕の表面がしっとりするまで、5、6回ほどシュッとスプレーしておくと、有効成分が繊維の中に浸透し、奥に潜んでいるニオイの原因菌を除去してニオイを消してくれます。後はそのまま乾燥させておけば、ニオイを気にせずに気持ちよく枕を使うことができます。
ニオイが気にならなくなれば、気持ちよく眠ることができますね!

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー
まとめ
1日の三分の一を費やす睡眠。多くの時間を預けるからこそ、枕はいつも清潔にしておきたいですよね。
枕の洗濯方法やお手入れ方法を確認して、これまでの臭い枕とはおさらばしましょう!