ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
食卓の定番「コロッケ」の歴史と最新事情
出典 : Hans Geel/Shutterstock.com

食卓の定番「コロッケ」の歴史と最新事情

おやつに弁当のおかず、メインディッシュと、日本の食卓に欠かせないコロッケ。ほくほくのジャガイモでつくる定番コロッケをはじめ、変わり種コロッケまで、種類もいろいろです。フライパンでつくる手軽な方法もあるので手づくりに挑戦してみては?

  • 創文舎 arisa_125

文明開化の波に乗ってやってきたコロッケ

文明開化の波に乗ってやってきたコロッケ

abc1234/ Shutterstock.com

2017年上半期にオンエアされたNHKの朝ドラ『ひよっこ』で、有村架純さんが演じるみね子が、のちの職場となるすずふり亭でいつも食べていたのが「ビーコロ」、つまりビーフコロッケです。

サイドメニューの中ではもっとも安いメニューでしたが、1960年代の日本では洋食の1つとして大衆に愛されていたのがよくわかります。

そもそもコロッケが日本に入ってきたのは、文明開化にわく明治初期。フランス料理の「クロケット」がなまってコロッケと呼ばれるようになったのが名前の由来といわれていますが、実のところクロケットとはクリームコロッケのこと。

当時の日本ではまだ乳製品の加工技術が普及していなかったこともあって、ホワイトソースの代わりにポテトが使われるようになり、日本ならではのコロッケが誕生したと伝えられています。

1954年に学校給食法が制定されると、冷凍食品の先駆けとして、冷凍コロッケが登場。その後、家庭用電子レンジが普及し、一般家庭でも冷凍コロッケが食べられるようになっていきました。

長い歴史の中で、人びとの関心が薄れつつあった時期もありましたが、さまざまにアレンジされ、多彩な味覚を楽しめるようになったコロッケはいまや日本人の食卓に欠かせない総菜の1つです。

夕食のメニューに頭を抱える人は、最近のコロッケ事情を知って、マンネリの食卓から抜け出してみませんか?

意外と知らないコロッケのあれこれ

本格的に手づくりするとちょっと面倒なうえ、揚げものはメタボの大敵…。そう思ってコロッケを遠ざけている人に、コロッケの最新事情をお伝えします。これを知れば、すぐにでも食卓にコロッケを呼び戻したくなるはず。

意外と知らないコロッケのあれこれ

ESOlex/ Shutterstock.com

コロッケの種類

ジャガイモベースのタネを俵型や小判型に成形し、小麦粉、卵、パン粉をつけ、油で揚げたものを「コロッケ」と呼んでいますが、日本コロッケ協会では、『自らのアイデンティティとして「コロッケ」を表明した食べ物をコロッケとする』という定義を新たに追加しています。

確かに、最近の傾向を見ていると、中身のタネがジャガイモベースのものだけがコロッケとは限りません。この定義で判別するとカニクリームコロッケは、アイデンティティをコロッケに置いているので「コロッケ」、コロッケカツは、アイデンティティがカツにあるのでコロッケではないそうです。

コロッケの種類としては、ビーフコロッケ、カニ&エビクリームコロッケ、コーンクリームコロッケ、カボチャコロッケ、カレーコロッケなどはおなじみのコロッケですが、カレーに各家庭の味があるようにコロッケも千差万別。

たとえば、ジャガイモにツナ缶を加えたもの、おからベースのもの、とろけるチーズを混ぜこんなだもの、サツマイモを使ったものなど、アイデンティティを表明したさまざまなコロッケがレシピサイトで紹介されています。

定義にさえ従えば、どんなものでもコロッケになり得るのも、コロッケが長く愛され続ける理由といえそうですね。

フライパンやトースターでつくるコロッケ

ヘルシー志向の時代とあって、「揚げないコロッケ」が注目を集めています。荒く切ったタマネギのみじん切りとひき肉をフライパンで炒め、塩コショウで味をつけたあと、そこにつぶしたジャガイモを混ぜてタネをつくるところまではでは一般的なコロッケと同じです。違うのは、衣として用いるパン粉を事前にフライパンで炒めてきつね色にしておく点。小判型に丸めたタネに小麦粉、卵、そしてきつね色のパン粉をつけてフライパンで焼けば、サクサクの食感が楽しめるコロッケが完成します。フライパンの代わりに、トースターで10分ほど焼いても同じように仕上がります。

冷凍コロッケも充実

冷凍コロッケといっても、昔ながらのものから、お弁当の一品として使えるもの、神戸牛や米沢牛、伊勢海老など各地の特産品をタネに使った高級感にあふれたものまで、その種類はさまざまです。当初は油で揚げて食べるのが普通でしたが、時代が進むにつれ、オーブントースターで加熱するもの、電子レンジが急速に普及した90年代には電子レンジで加熱するものへと、新たな調理法が加わり、種類も拡大していきました。最近では、凍ったままお弁当に入れれば、食べる頃に自然解凍される便利なタイプも登場しています。無添加をうたったものも発売されており、あらゆるニーズに対応できる品ぞろえとなっているのもうれしいですね。

冷凍コロッケも充実

jreika/ Shutterstock.com

ソファやカーテンは、時間を置かずに消臭

活発に飛びまわる調理臭

食材を焼いたり、揚げたりした時、発生するのが調理臭です。臭い分子は熱せられると活発に飛びまわる習性を持っているため、調理臭はキッチンにとどまることなく、リビングへと流れ、壁や天井はもちろん、カーテンやカーペット、ソファなどに付着してしまいます。とくに布製品は臭いを吸収しやすいため、そのままにしておくと生活臭へと変わり、訪ねてくる人に不快な思いをさせてしまうかもしれません。コロッケをつくる時は、消臭対策も忘れずに!

消臭スプレーで生活臭を予防

ついた臭いは時間を置かずに消臭するのが、悪化させないヒケツです。カーテンやカーペット、ソファなど、洗えない布製品には布用消臭スプレー「ファブリーズ」で、イヤな臭いを取り除きましょう。カーテンやソファは全体に20回程度、カーペットは1畳当たり20回程度スプレーすれば、洗濯したかのような消臭効果が期待できます。リビングで使う時は、芳香タイプのものを選んで、さわやかな香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

明治初期に日本にやってきたコロッケは、大正に入ると「コロッケの唄」なるものがつくられるほど、人びとの心をわしづかみにしたようです。当初は上流階級の人しか食べられなかったため、一時のバナナのように庶民には手が届かないものだったようです。