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結露あるところに黒カビあり。知って得するカビ除去のコツ
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結露あるところに黒カビあり。知って得するカビ除去のコツ

カビというと夏場をイメージしますが、本格的に暖かくなる前の春がカビ掃除の絶好のチャンス! 冬場の暖房結露で増えた黒カビを根こそぎ除去しましょう!

  • 創文舎 hamo

知っておきたい! 家の中の黒カビポイント

知っておきたい! 家の中の黒カビポイント

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あれ、こんなところにも・・・。気がつくといつの間にか増えているポツポツとした黒い点。汚れだと思いたいところですが、擦っても取れにくい黒い点は大概の場合、黒カビです。

黒カビは、家の中でも湿度が高く、空気の流れの悪いところを好みます。浴室やキッチン、洗面所などの水回り、押し入れやクローゼットの奥、窓辺や北側の部屋など、結露しやすい場所に黒カビは発生しやすいといわれています。

とくに、冬場は、暖房をつけているため室内が結露しやすく、カビの元ができやすい季節。春になると、冬にできはじめた小さなカビが温度の上昇とともに大きくなり、梅雨の時期まで放っておくと大繁殖してしまいます。そのため梅雨に入る前の春にこそ、カビを撃退しておく必要があります。

水回りの黒カビに効く! 片栗粉ペースト

水回りの黒カビに効く! 片栗粉ペースト

家の中の黒カビスポットの中でも、年中絶えず黒カビが発生しやすいのが水回り。とくに、パッキンや目地など、一度黒カビが発生すると取れづらい場所は悩みの種です。
通常の漂白剤やカビ取り剤だとなかなか取れないパッキンや目地の黒カビ。市販のパッキン専用のカビ取り剤でも効き目はありますが、家の中にある身近なものでも代用することができます。

その身近なものとは、どこの家庭にも大概ストックしてある「片栗粉」です。
用意するのは、片栗粉と塩素系漂白剤。この2つを1:1で混ぜ、ある程度の硬さがでるようにペースト状に練っていきます。黒カビが生えた場所の水分を拭き取り、そこへこのペーストを垂れないようにたっぷり塗っていきます。5分程度時間をおいたら、ウェットティッシュなどで拭き取りましょう。

パッキンや目地は、素材がやわらかいため、カビが生えると奥まで根が張りやすく、通常の泡タイプや液体タイプの洗剤では奥まで届きません。漂白剤に片栗粉を混ぜペースト状にすることで、黒カビにしっかり密着させることができ、奥まで殺菌成分が届くのです。

注意点は、塩素系漂白剤は効き目が強く、ゴムの劣化の原因になるので、塗った後はあまり長時間おかないようにすること。また、肌につくと荒れてしまうので、ゴム手袋の着用もお忘れなく。

床や壁も油断大敵! エタノールで一発除去

床や壁も油断大敵! エタノールで一発除去

水回りに限らず、黒カビは出現します。部屋の壁や床に黒カビを見つけたら、空気中にもカビ胞子が漂っている可能性があります。放置しておくと健康を害する恐れもあるので、すぐに換気をしましょう。

換気をしたら、掃除を始めましょう。いきなり掃除機をかけるとカビ胞子を舞い上げてしまう恐れがあるので、換気をしながら床にドライモップをかけて、カビの胞子を除去します。その後、掃除機でゴミを吸い取ったら、雑巾を固く絞り壁や床を拭き、しっかり乾燥させます。

拭いた後は、黒カビの再発生を防ぐため、しっかり除菌を。
エタノールを薄めた市販の消毒用スプレーや、無水エタノールを水で6:4に薄めたものをスプレーボトルに入れ、掃除した場所に吹きかけていきましょう。

エタノールは可燃性なので、火気のある場所では使用せず、必ず換気をしながら行ってください。また、材質によっては変質する場合もあるので、目立たない場所で試してから行うようにしましょう。

風通しの良い家には黒カビ生えない?!

風通しの良い家には黒カビ生えない?!

黒カビが好むのは、20~30℃の程よい温度と高い湿度。気密性のよい現代の住宅はカビにとっても住みやすく、繁殖条件が整いやすい環境です。
ジメジメと淀んだ空気が大好きな黒カビを発生させないためには、温度は変えずとも、風通しのよい環境を作れば撃退できます。

黒カビは、溜まった水を使って増殖していきます。水を溜めないためには、換気をよくし、室内を常に乾いた状態に保つことが大切です。毎日換気を3、4回することを心掛け、家具と壁の間は5cm程度離すようにしてください。また、冬場は暖房設定を上げ過ぎず、結露を作らないようにすることも大切です。

放っておくと、健康面にも悪影響を及ぼす黒カビ。本格的な梅雨を迎える前に、徹底的に除去しておきたいですね。家の風通しをよくすることは、健康面にも気分転換にもプラスになります。積極的に環境を改善して黒カビ知らずの家を目指しましょう。