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油でギトギト! 汚れたキッチン換気扇の徹底掃除法
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油でギトギト! 汚れたキッチン換気扇の徹底掃除法

キッチンは炒めものや揚げ物の油がハネたりするため、どうしても換気扇やレンジフードは汚れてしまいます。放っておくと油でギトギトになってしまうので、掃除はもちろん普段から汚れをためない工夫をしておくことも大切です。

  • 渡邊公子

キッチンの換気扇、掃除前には取説をチェック

キッチンの換気扇、掃除前には取説をチェック

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まずは家庭の換気扇のタイプを知るために、取り扱い説明書をチェックしましょう。キッチン換気扇は大きく分けるとプロペラファンタイプ(直接排気式)とシロッコファンタイプ(ダクト排気式)の2種類に分けられます。

・プロペラファンタイプ
一般的な換気扇で吸い込んだ空気を屋外へ直接排気できるもの。真ん中にモーターがあるため、汚れが内部にこびりつきやすく掃除に手間がかかります。

・シロッコファンタイプ
吸い込んだ空気を施工されたダクトを通して排気するもの。部品を外すことができるのでプロペラファンよりはお掃除がカンタンです。

どちらのタイプも、こびりついたしつこい油汚れは、洗剤をつけてゆるめてから落としていきます。換気扇の掃除は場所を取るため、お風呂場またはキッチンに大きな袋を用意するなどして行うようにしましょう。

換気扇掃除の下準備

換気扇は思った以上に汚れています。掃除道具を前もって用意し、汚れても良い服装でのぞみましょう。
■用意するもの
・スポンジ
・歯ブラシ
・雑巾
・プラスチック製へラ
・ティッシュペーパー
・ゴム手袋
・割りばし
・重曹またはキッチン用洗剤
・バケツ
・新聞紙

換気扇は高い位置にあるため、外す時に油で固まった黒い汚れなどが上から落ちてくることも。換気扇の下にあるコンロや周辺に汚れが飛び散ってしまうので、周りに新聞紙を敷いておくと後片付けがラクになります。新聞紙を捨てる時は、端から中央へ向かって折っていくようにたたむと汚れを落とさずにすみます。

プロペラファンタイプの換気扇を掃除しよう

プロペラファンタイプの換気扇を掃除しよう

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1換気扇を分解する
必ずコンセントを抜いて、まずプロペラを外します。ファンの中心についている大きなキャップ、またはネジを反時計回りに回すと緩むので、ネジを外してから羽根を手前に引き抜きます。次にカバーを外します。ネジ頬はなくさないように、小さめのお皿やカップなどに入れておくと後で探さなくてすみますね。

2汚れを洗剤でゆるめる
分解した羽根とキャップ、カバーを古新聞の上に置き、10~20倍に薄めたキッチン用洗剤、または重曹を塗って汚れをゆるめます。汚れがひどい時は、ティッシュペーパーでパックします。中に洗剤溶液を入れた大きなビニール袋を用意して、そこへ漬け込むのも◎。1時間ほどおき、水で洗い流して洗剤を落としていきます。まだ、汚れが取れないようならきれいになるまで歯ブラシやスポンジを使いながら油汚れを取り除いていきます。

3本体を掃除する
洗剤を含ませたティッシュペーパーでパック。その後、モーター以外にスポンジで洗剤を塗ってからへラや歯ブラシなどを使って根気よく油汚れを取り除いていきます。高い部分なので、落ちないように注意しながら行うようにしましょう。

4組み立てる
きれいになったら、部品をから拭きして水気を取ります。外した手順と逆に部品を取り付けていき、潤滑剤があれば最後に部品へ噴霧しておくと、膜ができて汚れがつきにくくなります。

シロッコファンタイプの換気扇を掃除しよう

シロッコファンタイプの換気扇を掃除しよう

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1換気扇を分解する
コンセントを抜いてから換気扇のフィルターやフードを外します。上部はフックで止まっているだけなので、上に持ち上げるようにするとカンタンに外れます。次にシロッコファンカバーを外し、ネジを回してドラムを取り出します。通常のネジは左回しですが、中には逆ネジもあるので注意してください。

もし、重いようならムリに外さなくてもかまいません。シロッコファンタイプは静昔性が高く高機能な反面、構造的に掃除のできる範囲が限られていますので、自信のない人は専門業者に依頼するのも手です。

2部品をしっかりつけ置き
外した部品は40度程度のお湯にキッチン用洗剤を5倍程度に薄めた液に1時間ほどつけ置きします。つけ置きする前に汚れがひどければ割りばしや木べらなどで、できるだけ落としておくと◎。つけ置きをしている間に、カバーの中に洗剤を塗り、汚れをゆるめてから掃除しておきます。油でベタベタしていて掃除しにくい場所ですが、布を巻いた割りばしや歯ブラシを使うと便利です。

つけ置きしておいたシロッコファンは、割りばしや歯ブラシを使って一枚ずつ丁寧にこびりつきを落としていきます。汚れが落ちたら、お湯ですすいだ後、から拭きします。

汚れをためないコツ

換気扇の本格的な掃除は取り外しが必要と面倒なため、普段からのちょっとしたお手入れが大事なポイントになります。料理の後、ぬるま湯で絞った雑巾、または重曹水をスプレーして全体をサッと拭いておくだけでも、汚れ具合はかなり違ってきます。もちろん毎日でなくても気がついた時に行うようにすると後がラクになります。


キッチンはまめに掃除をしていても、料理を作る度にどうしても必ず汚れてしまうもの。できるだけ汚れを溜めないようにするためにペーパーフィルターをつけ、汚れたらまめに取り替える、セスキ炭酸ソーダ水や重曹水をつけてさっと拭くようにするなど、日々の手軽な掃除で、キレイを保ちましょう!