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ほこりを溜めない掃除のしかたを伝授します
出典 : Andrey_Popov/Shutterstock.com

ほこりを溜めない掃除のしかたを伝授します

家族のみんなが快適に過ごせるように、きれいにしておきたいものですが、いつの間にか溜まってしまうのがほこりです。生活している以上は完全に取ることはできませんが、ほこり対策をして快適な部屋作りを目指しましょう!

  • 渡邊公子

そもそもほこりって何なの?

きちんと掃除をしていても、ほこりは毎日少しずつ積もっていきます。リビング、キッチン、玄関、押し入れ・・・と、どこでもお構いなしに溜まり、しかも存在が目立つので困りものです。
そもそもこの「ほこり」とは、いったい何なのでしょうか?

ほこりは、衣類の繊維、食べ物のカス、土や砂、髪の毛、動物の毛、といった細かいゴミで構成されています。ほこりの中には、フケ、垢、カビの胞子などが含まれており、中でもダニの死骸やフンはアレルギーを引き起こす原因になるといわれています。
厚生労働省の発表によると「我が国全人口の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患に罹患していることを示しており、急速に増加している」(出典:リウマチ・アレルギー対策委員会報告書 平成23年)とのこと。ダニのフンやバラバラになった死骸は見えないので注意しなければいけません。

最初は白っぽいほこりですが、空気中の不純物、排気ガス、ダニの死骸などを含むとグレーっぽくなります。そこに湿気が加わると固まり、最終的にはカビになります。ほこりは放っておくと汚れを拡大させる原因になるので、見つけたらすぐに取り去ることが大切です。

ほこり掃除の基本とは?

ほこり掃除の基本とは?

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家の中では、人の移動、ドアや窓の開閉、エアコンといった動きにより、さまざまな空気の流れが起きています。軽いほこりは上へ上へと舞い上がり、タンス、冷蔵庫の上といった目につきづらい場所で日々積もっていくことになります。たまたまタンスの上を見たら、ほこりが山盛りになっていたというのも、これで納得ですね。

また、電気をつけると静電気が発生するため、軽いほこりは吸い付けられるように電気周辺へと移動していきます。電気を消すとそのほこりはふわふわと下へと落ちていくことになります。こうして寝ている間にほこりは静かに低いところへ戻っているのです。

ほこりを掃除する場合は、このようなほこりの性質を考え、上から下へと落としていくのが基本。まず、天井や照明器具、壁の高い位置についたほこりを軽く払った後、低い位置にある棚やテーブルのほこりを落とし、最後に床を掃除すると効率良くほこりが払えます。

部屋の換気でほこりを飛ばす

部屋の換気でほこりを飛ばす

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部屋の空気の流れが悪いとほこりっぽくなります。部屋は適度に換気してほこりを飛ばしましょう。
窓を開けたら、そこが風の入り口になるので、きちんと出口も作ることが必要です。ひと部屋に2つ以上の窓がある時は2つとも開けます。マンションなどで1つしかない場合は、ドアを開け換気をしましょう。

身近に道具を準備し、マメに始末を

身近に道具を準備し、マメに始末を

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ほこりを見つけたらすぐに取るようにします。後回しにすればするほど空気中の湿気や油汚れなどと結合して、サッと拭いただけでは取れない汚れになってしまいます。

すぐ拭き取れるようにするためには、エプロンのポケットに乾拭き用の雑巾を入れておく、ほこりの溜まりやすい場所の近くに乾拭き用の雑巾やハンディモップを用意しておくといった工夫を。後回しにせず、その場で対処すれば、ほこりの巨大なかたまりに驚愕する、という事態も避けられます。

また、大活躍するはたきにも種類があります。化学繊維でできたはたきは静電気の力でほこりを吸着してくれ便利です。ただ、使うほど吸着力が落ちてくるので、ついたほこりを手でこまめに取り除く必要があります。

ほこりの掃除のしかた

ほこりの掃除のしかた

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すべてのほこりをなくすことはできないので、いかに溜めないようにするかがポイントとなります。

上から下へとほこりは落とす

前述した通り、ほこりは上から下へと落ちていくものです。最初に高い所からはたいていき、下へと落としていきます。最後に床を掃除機がけすれば、効率良くほこり掃除ができます。

奥から手前に掃除する

奥から手前という流れも原則です。ほこりを奥から手前に向かって集めるように掃除をします。

ほこりは同じ所に集まる

ほこりの動きにも注目しましょう。ほこりはたいてい同じ所に溜まっています。これは空気の流れに乗ってほこりが移動しているからです。洗濯機のまわり、家具と壁の隙間、ベッドの下などは、ほこりのたまり場。定期的にチェックをしてほこりを取るようにしましょう。

「掃除するのは朝がいい」とよく言われます。夜に落ちてきたほこりが舞い上がらない朝のうちにきれいに掃除してしまいましょう。