ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
快適な眠りには寝室のカーテン選びが大事
出典 : ElenaMorozova/Shutterstock.com

快適な眠りには寝室のカーテン選びが大事

カーテンは光や・音などを遮断するだけでなく、部屋を仕切る、装飾するといった様ざまな機能を兼ね備えています。良質な眠りを手に入れるため、寝室にも欠かせないカーテン。いったい何に注意して選んだらいいのでしょうか。

  • ライター1

カーテンの歴史と役割

カーテンの歴史と役割

Danita Delmont/Shutterstock.com

カーテンは、いつ頃から使われるようになったのでしょうか? 

これには諸説あり、確実なことはわからないようですが、古代の人が住居(洞窟)の出入り口に獣皮などを吊り下げ、暑さや寒さを防いだことが始まりだといわれています。

また古代エジプト時代、王や貴族たちがベッド(寝床)の周りを布で覆ったことも、カーテンのルーツだと考えられているそうです。それは今でいう「天蓋付ベッド」のようなものだったのでしょう。

ベッドで使われていた布(カーテン)が、仕切りや室内の装飾に用いられるようになったのは、ローマ時代だと伝えられています。

これが窓に転用されるのは、ガラス窓が登場したルネッサンス(14世紀~16世紀、ヨーロッパの各地に起こった文化運動)時代。当時ガラスはとても高価なものだったので、使えるのは一部の富豪のみでした。このガラス窓を引き立たせる装飾品として使われるようになったのが、現在の「カーテン」の始まりです。

日本にカーテンが上陸したのは江戸時代初期。長崎の出島にあった外国公館で使われたのがルーツのようです。

今のようなカーテンが日本で普及し始めたのは、江戸時代末期から明治時代にかけて。しかし輸入品のため上流階級が利用するのみでした。

やがて国内生産が始まり、大正時代になるとカーテンも次第に広まっていきました。ただし、一般家庭に普及するのは、高度成長期をきっかけに住宅産業が盛んになった昭和30年代以降のことです。

寝室のカーテンに必要な条件

寝室のカーテンに必要な条件

pu_kibun/Shutterstock.com

今のカーテンには遮光や室内温度の調節をはじめ、部屋の装飾、部屋の間仕切りほか、様ざまな機能が付加されており、目的・用途に応じて使い分けられています。

カーテンの主な機能

●遮光性
外光を遮断する。特に遮光性が高いものを「遮光カーテン」と呼ぶ。

●透過性
昼間、窓を外から見た時、室内のプライバシーを守る。

●UVカット
紫外線をシャットアウト。

●ウォッシャブル
家庭で洗濯(洗濯ネット使用)できる。

●防炎性
難燃性を持っており、火がついても燃えにくい。

●遮熱性
室内に入る熱を防ぐ。

●保温性
冬場など、室温を外へ逃がさない。

●撥水性
水に強い。結露を防ぎ、カビなどが発生しにくい。

●防音性
周辺に音が漏れないようにする。


このうち寝室に欠かせない機能は、遮光性、防炎性、防音性、撥水性など。暗く静かな環境で安心してぐっすり眠るためには、どれも重要な機能です。

安眠を誘うカーテンの色は?

安眠を誘うカーテンの色は?

K.D.P/Shutterstock.com

「色が人に与える影響」は少なくありません。たとえば、ファミレスや喫茶店は客の回転を良くするために、内装に「オレンジ色」をよく採用しているといいます。というのも、人間はオレンジ色などの暖色系の色を目にすると軽い興奮状態になり、時間が早く流れたような錯覚に陥る傾向があるそうです。つまりだらだら長居をさせない=回転が良くなる効果を狙っているのです。

基本的な色の効果としては、


●赤
情熱、強い感情、食欲促進

●オレンジ
安心感、活発

●青
冷静、平穏、食欲抑制

●黄色
快活、温かみ、目を最も緊張させる

●緑
健康、自然

●紫
気品、富裕、成功、英知

●ピンク
鎮静、愛情、恋愛

●茶
信頼性、実用性


などがあげられます。そのうち寝室に適しているのは、刺激の強い色ではないもの。鎮静作用のある青、気持ちをリラックスさせてくれる茶や緑を中心に、カーテンを選ぶことをおすすめします。

清潔に使うために家で洗えるタイプがおすすめ

清潔に使うために家で洗えるタイプがおすすめ

SUNG YOON JO/Shutterstock.com

室内のほこりや手垢、タバコのヤニなど、カーテンには思っている以上に汚れがついています。ですからはたきをかけたり、掃除機でほこりを吸い取るなど、普段の掃除だけでは取れない汚れも多いといえます。

そのため、カーテンを購入するときは、できるだけ家で洗濯できるタイプがおすすめです。ただし、洗濯機が使えないものもあるので、「洗濯表示」を見て、適した洗い方を選ぶようにしてください。

なお「洗濯機が小さくてカーテンが入りきらない」場合は、大型のコインランドリーを利用してもいいでしょう。

カーテンは、面積が広いだけに部屋の雰囲気を一変させます。部屋の雰囲気を変えて気分転換をしたいときには、もっとも手っ取り早い方法がカーテンの買い替えかもしれません。機能性はもちろん、色や柄、風合いなど、妥協せずに好みのものを選びたいですね。