ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
窓枠も、お風呂も! 黒カビをきれいに取り去るお掃除術
出典 : Burdun Iliya/Shutterstock.com

窓枠も、お風呂も! 黒カビをきれいに取り去るお掃除術

一度発生すると、なかなか取れない頑固な黒カビ。気がつけば、浴室や窓枠のゴムパッキンが真っ黒なんてことにも。見た目も、気分も悪い黒カビは、手遅れになる前に取り除くとともに、防カビ対策も忘れずに!

  • 創文舎 arisa_125

掃除をしても取り切れない頑固な黒カビ

掃除をしても取り切れない頑固な黒カビ

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梅雨時や結露が気になる冬に、ちょっと掃除をさぼったらたちまち増えるカビ。ピンクに白、黄色、緑、黒と、カビの中でも、もっともやっかいなのが黒カビです。

家中のあらゆる場所で見つかる黒カビは、アレルギーを引き起こす原因の1つともされ、掃除をしても他のカビのようになかなかきれいに落とすことができません。

カビはやや暖かく、湿度が高い環境を好みますが、黒カビは低温や乾燥にも比較的強いため、放っておくと広がる一方です。黒カビを増やさないためにも、普段から湿度に気をつけ、とくに風通しの悪いところや掃除が行き届かないところは目を配るようにしましょう。

ただ、どんなに注意を払っても、浴室や洗面所、窓のサッシ、押し入れや下駄箱などは、黒カビの温床になりがちです。浴室のタイル目地や窓枠のゴムパッキンなどに生えると、奥深くまで菌糸が入り込んでしまい、除去するのに苦労した経験を持つ人も多いのではないでしようか。

そこで、すでに発生してしまった黒カビを効果的に取り除く秘策をまとめたので、ぜひ実践してみてください。長年の悩みもこれですっきり解消するはずです。

総力戦で黒カビを制す

簡単には落とせない黒カビには総力戦で立ち向かうしかありません。あの手この手で、頑固なカビをやっつけましょう。きれいになった時は、達成感とともに爽快感も味わえます。

総力戦で黒カビを制す

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塩素系漂白剤と片栗粉で取る

発生してから時間の経っていないカビやそれほど量の多くないカビは、市販のカビ取り剤で落とすことができますが、タイルの目地や窓枠のパッキンにびっしり生えたカビの除去はそう簡単ではありません。落ちにくい場所についたカビには、塩素系漂白剤に片栗粉をまぜてペースト状にしたものを使い取り除くことができます。塩素系洗剤大さじ1に対し、片栗粉大さじ3をベースにして、塗るところの場所によってつくる量を決めましょう。

掃除の手順

①ペースト状の洗剤を黒カビがついた目地やゴムパッキンを覆い隠すように塗る。
②5分ほど置いたら、ティッシュや布巾などできれいに拭き取るか、シャワーなどで洗い流す。長時間放置すると、ゴムが劣化してしまう恐れがあるので気をつけること。なお、素手で拭き取ると手が荒れるため、ゴム手袋でガードしましょう。

塩素臭が苦手な人はエコ系洗剤を使う

強力な塩素系漂白剤と比べると効果は落ちますが、塩素臭が苦手な人やナチュラル派は、食品や薬品にも使われる「重曹」と、レモンや梅干し含まれる酸っぱい成分「クエン酸」を合わせたエコ系洗剤で黒カビを退治しましょう。アルカリ性の重曹と、酸性のクエン酸が合わされば、炭酸ガスが発生し、洗浄力がアップします。

掃除の手順

①重曹大さじ2に対し、水大さじ1で重曹ペーストをつくり、それをカビが気になるところに塗る。
②200mlの水にクエン酸小さじ1を入れ、クエン酸水をつくる。スプレーボトルに入れたクエン酸水を重曹ペーストを塗った上から吹きつけ、ラップで全体を覆った後、1時間程度置く。
③ラップをはずして、古い歯ブラシなどでこすってカビを落とし、ティッシュや布巾などできれいに拭き取るか、シャワーなどで洗い流す。

壁や天井はエタノールが効果的

壁や天井はもちろん、押し入れ、下駄箱などに発生した黒カビは、カビのたんぱく質を分解してくれる消毒用エタノールを使って除去しましょう。

掃除の手順

①ほこりやカビの胞子がついている場合があるので、掃除機やワイパー、モップ、雑巾など、場所に応じた用具を使って取り除く。
②エタノールを吹き付ける。
③固くしぼった雑巾やモップなどを使って、カビを拭き取る。
④予防の意味で、再度エタノールを吹き付け、乾かす。

高温多湿が好きなカビも、熱湯は苦手

お風呂の防カビ対策は、「50℃のお湯5秒」

カビは50℃のお湯を5秒かけると死ぬといわれています。カビ取り掃除を終えた後、シャワーを使って浴室全体に50℃のお湯をかけましょう。カビの胞子は1週間から10日程度で成長するので、1週間から10日1度、この方法を用いると、カビ予防になります。

お風呂の防カビ対策は、「50℃のお湯5秒」

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毎年新種が発見され、現時点で3万種ともいわれるカビ。カビとの戦いは尽きそうにもありませんが、「湿度管理」をしっかりすれば、ある程度は防げそうです。