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アイロンを買うならどのタイプ? おすすめと、選び方のポイント
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アイロンを買うならどのタイプ? おすすめと、選び方のポイント

アイロンは「これがおすすめ」と断定できるものではありませんが、自分にフィットしたタイプを選べば、毎日のアイロンがけも苦になりません。新たに購入する時は、重さ、大きさ、ハンドルの握りやすさなど、しっかり吟味することが大切です。

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大正時代に生まれた日本の電気アイロン

大正時代に生まれた日本の電気アイロン

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アイロンがけは面倒と思っても、プレスのきいた洋服に袖を通すのは気持ちのいいもの。

日本では、金属製の器に炭火を入れて布地に当てる「火熨斗(ひのし)」が平安時代に使われ、江戸時代になると炭火を使った焼きゴテが登場するなど、衣類のシワを伸ばす文化は長い時を経て、いまに受け継がれています。

現在のような電気アイロンが実用化されたのは、1910年(明治43年)のアメリカ。1915年(大正15年)になって、日本で初めて国産の電気アイロンが誕生し、昭和20年代になると一般家庭へと普及していきました。価格は1000円程度で、当時の大卒の初任給が500円程度だったことから、かなり高価だったことがわかります。

その後、1954年(昭和29年)にスチームアイロンが発売されると、フッ素樹脂加工のアイロン、コードが収納できるコードリール付きアイロン、自動で電源が切れたり、正しい温度調整が可能となったマイコンアイロン、そしてコードレスアイロンと、改良が重ねられ、それほど大きな市場ではないものの、いまもアイロンは進化を続けています。

人気上昇中のハンディスチーマーは、ハンガーにかけたまま使え、忙しい現代人にはぴったりのアイロンといえそうです。

おすすめは、それぞれの目的に合ったもの!

かけやすさか、パリっとした仕上がりか、それとも手軽さか。人によって重視するポイントはいろいろです。せっかく買っても使わなければ意味がありません。今一度、自分はどんなアイロンが合っているのかを考えてみましょう。

おすすめは、それぞれの目的に合ったもの!

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アイロン選びのポイント

アイロンは重すぎると動かす力が必要になってきますが、軽すぎてもシワを伸ばす際に力を入れなければならず、一概にどちらがいいとはいえません。また、サイズにしても、大きいものはシーツや布団カバーなどにはかけやすい反面、ワイシャツなど細かな部分にかける時は不便です。一方、小さいタイプのものは、大きいタイプのものと真逆のため、面積の広いものには不向き。そのほか、コード付きかコードレスか、ドライアイロンかスチームアイロンかなど、選ぶポイントはいろいろあるので、実際に手にとって、自分にもっともフィットしたものを選びましょう。あらゆるものをかける家庭用のアイロンなら、軽すぎず、重すぎず、適度な重さのもので、スムーズに滑るタイプのものがおすすめです。

ドライアイロン

ドライアイロンとは、熱とアイロンの重さでシワを伸ばすシンプルなアイロンのことを指します。スチーム機能がついていないため、使う時は霧吹きが必要です。パリっと仕上がり、余計なものがついていないデザインもおしゃれ。メンテナンスが楽な点も魅力です。女性にはそれほど力を入れずに使える軽量タイプがおすすめです。

スチームアイロン

スチームを吹きかけることでシワを伸ばすアイロンのことで、現在はこのタイプが主流です。各メーカーからさまざまな種類のスチームアイロンが発売されていますが、大きさ、重さ、スチームの量などに違いがあります。コードレスは一見使いやすそうですが、給電に時間がかかったり、頻繁に給電しなければならないものもあり、そのあたりもチェックしておきましょう。最近は、衣類をハンガーにかけたまま使える便利なハンディスチーマーも人気を呼んでおり、アイロン台を使っても、ハンガーにかけたままでも、どちらでも使える両用タイプのスチームアイロンも登場しています。

スチームアイロン

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スチームアイロンは目詰まりに注意が必要!

アイロンのお手入れ

アイロンを使い続けていると、ベース面が茶色く汚れてしまうことがあります。そのままアイロンをかければ、衣類に色移りしてしまうので、定期的なお手入れが必要です。

手順

・本体、ベース面は定期的にやわらかい布に水を含ませて、拭いてください。それで汚れが落ちない場合は、中性洗剤を薄めたものを布に含ませて拭いてみましょう。ベース面の汚れが頑固な時は、酢や重曹水を使うと効果があります。
・スチームアイロンはスチームの穴が目詰まりを起こすことがあるので、綿棒に水を含ませてホコリなどを取り除きます。きれいになったら、水を入れてスチームを稼働させましょう。

アイロンの価格は2000円台から2万円台と幅がありますが、高機能、高性能のアイロンでも使いこなさなければ意味がありません。「高いから良い」ではなく、自分が重視しているポイントを基準に選ぶことをおすすめします。