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フローリングワックスを上手にかける方法
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フローリングワックスを上手にかける方法

艶を出すためだけではなく、フローリングの保護にも役立つワックス。本格的な塗り直しは業者に頼むとして、フローリングの輝きを保つためにも、普段のワックスがけは自分でやってみましょう。

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傷や水からフローリングを守るのもワックスの役目

傷や水からフローリングを守るのもワックスの役目

Levent Konuk / Shutterstock.com

家づくりの際、住みやすさや部屋の雰囲気を左右する床材は重要なポイントです。

床材の主流といわれるフローリングには、天然木をそのまま加工した「無垢フローリング」と、合板や集成材など基材の上に天然木や特殊シートを貼りつけた「複合フローリング」の2種類あり、一般的な住宅の場合、反りや収縮が少なく、コストパフォーマンスにすぐれた複合フローリングが使われることが多いようです。

一方、無垢フローリングは質感や感触、香りなど、天然木ならではの魅力にあふれ、ナチュラル派やこだわり派に人気。ただ、吸湿性が高いため、反りや収縮が生じることがあり、複合フローリングと比べると、価格が高く、予算が限られている場合はなかなか手が出ません。

どちらも、長く使い続けるためには、定期的なメンテナンスが必要ですが、その手段として有効なのがワックスです。艶出しが目的のワックスには、フローリングに水や傷がつくのを防ぐ効果もあります。

フローリングならではの輝きが失われたと感じたら、ワックスがけに挑戦してみませんか?

フローリングは艶が命

本格的にかけるか、手早くかけるか。スーパーやホームセンターにはさまざまな種類、タイプのワックスが並んでいるので、自分にとって使いやすいと思うものを選びましょう。

フローリングは艶が命

Anton Kossmann/ Shutterstock.com

ワックスの役割と効果

家具やインテリアが映えるフローリングも艶がなくなってしまっては、魅力も半減してしまいます。自分で行うワックスがけは、年2~3回がおすすめです。

ワックスの効果

①艶出し・・・ワックスはフローリングの艶を出し、維持してくれるのと同時に、その艶が写真撮影の時に用いるレフ板のように、部屋全体を明るく見せてくれる役割を持っています。
②滑り止め・・・ワックスはフローリングの上に樹脂でできた薄い膜をつくりますが、それが滑り止めの役割を果たします。ペット用など、滑り止めをうたったタイプもあります。
③保護・・・フローリングの上に物を落としたり、食べ物や飲み物をこぼしたり、椅子や荷物を引きずったりと、日々の生活の中でさまざまなことが起こりますが、ワックスをかけると汚れや傷がつきにくい効果があります。

ワックスの種類と選び方

フローリングワックスには、水性、油性、樹脂系、ハード系などさまざまな種類があるほか、液体タイプ、スプレータイプ、シートタイプなど、3つのタイプがあります。

無垢フローリング

天然木を使っている無垢フローリングには、木の呼吸を妨げない水性や油性など浸透性のあるワックスが向いています。天然由来の蜜蝋ワックスが人気です。

複合フローリング

複合フローリングでは、樹脂系ワックスが一般的です。ハード系はプロでなければうまく使いこなせないと考えていいでしょう。ワックスを選ぶ際は、「手軽さ」「仕上がり」「持続性」のどれを優先したいか決めること。仕上がりと持続性を求めるなら、液体タイプがおすすめです。モップを使って、しっかり塗り伸ばしていきましょう。スプレータイプは、フローリングに吹きかけ、ワックスモップで伸ばして使います。スプレータイプは、ワイパーに取り付けて使うシートタイプとともに、液体タイプより仕上がり、持続性ともに劣ることが多いようです。

複合フローリング

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ワックスがけは、晴れた日の午前中が狙い目

ワックスがけの手順

ワックスをかける時は、雨の日や湿度の高い日は避け、また日差しが強くなると塗りムラの原因になるので、午後ではなく、午前中を選びましょう。かけ終わった後は、扇風機やドライヤーなどを使い、手早く乾かすことが大切です。

手順

①最初にフロアワイパーなどを使って、床の上のほこりや髪の毛を取り除き、続いて全体に掃除機をかけ、ゴミの取りこぼしを防ぎます。仕上げは固くしぼった雑巾やモップで水拭きします。なお、こびりついた汚れはいらなくなったカードなどでこそぎ取ってください。
②広い部屋にワックスをかける時は、マスキングテープで区切って、順番を決めてからかけていきましょう。部屋の奥から出口に向かってかけるのが基本です。夏は約15~20分、冬は30分ほどで乾くので、家具などを戻す際は、乾いたかどうかしっかり確認すること。
③ワックス効果を高めるためには2度がけがおすすめです。その際は、翌日以降に行いましょう。この時、掃除は不要です。

業者に依頼すれば3~5万程度と高額ですが、古いワックスを剥がし、フロアクリーニングののちにワックスをかけてくれるので、自分で行っても以前ほど効果を得られなくなった時は、頼んでみるのもいいかもしれません。