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日々のひと手間で風呂カビ防止対策
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日々のひと手間で風呂カビ防止対策

一旦、風呂にカビが発生してしまったら除去するのはたいへんです。カビを発生させない風呂にするため、日常にできるカビ防止策から、カビ予備軍撲滅対策まで実践し、徹底的にカビ予防しよう!

  • terasaki

風呂カビの繁殖条件

風呂カビの繁殖条件

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カビの繁殖条件は4つです。この条件プラス時間が加わるとカビは目に見えて増殖しだします。

●温度

0度〜35度範囲内でカビは発生するといわれています。もっとも活発に繁殖するのは20度〜30度くらいの温度です。40度を超す高温でカビは死滅しますが、0度以下では、活動はしなくても死滅はしないので、冷蔵庫内でもカビは生えます。古い氷にカビが生えることもあります。

●栄養

衣食住のどんなものも栄養にし、皮脂やほこりなどがなくても塗料なども栄養にします。カビが生えたということは、その構成成分が食べられ、一部を破壊されたことにもなります。

●湿度

湿度が70パーセントを超えると繁殖の勢いを増します。湿度の高い季節は一層カビへの注意が必要です。

●酸素

酸素のないところでは、カビは発生しません。

すべての条件が揃う5月から初夏にかけてと秋にカビがもっとも発生しやすくなります。中でも、高温多湿の風呂場は、カビの温床になりやすい場所です。その時期は水分、汚れを残さない、換気をするなど、繁殖条件を一つでも減らすよう心掛けたいですね。

風呂のカビが生えやすい場所

風呂のカビが生えやすい場所

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風呂はカビの繁殖条件がすべて揃っているので、風呂場すべてにカビが生えますが、とくに、カビが生えやすい場所もあります。

●床や壁、ドア・窓の継ぎ目

ドアや壁と床の継ぎ目、ドアの継ぎ目など継ぎ目に使われているパッキンはカビが発生しやすく、奥まで浸透しやすい場所です。一度浸透してしまうと、変色した色を完全に戻すことはできません。

●天井

天井は蒸気が集まるのに、他と比べて掃除の手が行き届きにくい場所です。天井にカビが発生すると、胞子を浴室全体に撒き散らすので、床や壁をいくら掃除しても無駄になりかねません。床用のワイパーで天井を乾拭きしましょう。定期的にワイパーにエタノールを付けて拭くとカビ予防になります。

●エプロンの中

マンションの浴室などに多いのが、バスタブをカバーしているエプロン付きの浴槽です。エプロンは定期的にはずして掃除をする必要がありますが、つい忘れがちな場所です。はずしたら、内側にカビがびっしりということがないように、掃除をする月を決めるなどして実行しましょう。

●水が残りやすい場所

カビが生えやすい場所=水が残っている場所です。シャンプーなどのボトルの下、排水口、床の四隅なども水が残りやすく、カビが生えやすい場所です。小物類は直に置かない、四隅を重点的に掃除するなど、普段から意識しておくといいですね。

カビが見える前、カビの元のうちに対策

カビが見える前、カビの元のうちに対策

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●カビの成長初期

カビのでき始めは無色で、黒く色が着きだすのは胞子が十分成長してからです。この黒く色づく前にカビを除去することが大切です。

●カビの成長速度

カビは1週間から10日かけて成長します。1週間経つ前にカビ対策を行えば、黒いカビを見ることなく過ごすことができます。

日常のカビ防止

日常のカビ防止

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日常的に行うカビ対策は、風呂上がりがおすすめです。

●水気を切る

風呂上がりは壁や床の、石けんのすすぎカス、皮脂、髪の毛などをシャワーで洗い流して汚れを残さないようにしておきましょう。その後、できる限りワイパーなどで水気を切ります。

●換気する

お風呂上がりは十分換気しましょう。浴室の扉は閉めて、扉の通気口を開けて、換気扇を回せば、窓がない浴室もしっかり換気できます。換気扇が汚れていると換気効率が落ちるので、フィルターの掃除も大切です。

●50度のお湯をかける

カビは40度以上で死滅します。50度のお湯をシャワーから出して、数秒間ずつ壁や床にかけていきます。週に1度のペースで行えば、カビが成長するのを防ぐことができます。

見た目にも、体にも悪いカビが、日々の予防で防げるならば、大掛かりなカビ取りともさよならできます。ちょっとした心掛けで、カビのない風呂は夢ではありません!