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手垢汚れってなかなか取れない! どうやって取ったらいいの?
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手垢汚れってなかなか取れない! どうやって取ったらいいの?

光の加減で見えた、テレビや家具などについた手垢汚れにびっくりしたことはありませんか? ベタベタと跡になっている手垢汚れは、そのままにしていると取れづらい汚れになります。手垢がつきやすい場所とその掃除方法、手垢汚れ落としに最適な洗剤は何でしょう?

  • terasaki

手垢はなぜ取れにくいの?

手垢はなぜ取れにくいの?

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「手垢」とは、手で触ったために付いた汚れということはわかっていても、手垢の正体が何で、なぜたくさんついてしまうのか、考えたことはありますか?

●手垢の正体

手垢の正体

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「手に汗握る」という言葉があるように、手のひらには数多くの汗腺があります。

そこから分泌された汗が家具などに付着して、触れた場所に手垢を残します。

本来手のひらの汗はほぼ水分ですが、無意識に髪の毛や体を触ると皮脂やほこりなどが合わさり、手垢になります。

つまり水分が蒸発した後の手垢汚れは、油分ということになります。

●時間の経過

時間の経過

油分の汚れは、他の汚れを吸着する性質を持っています。

時間の経過とともに、目には見えないほこり、チリなども付着し、取れにくい汚れへと変化します。

手垢掃除に必要な掃除グッズは?

手垢掃除に必要な掃除グッズは?

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付いたばかりの手垢ならば、やわらかい布でふき取ることで解決しますが、時間が経過した頑固な手垢には、油分に強いアルカリ性の洗剤やエタノール(アルコールの一種)が効果的です。

●セスキ炭酸ソーダまたは重曹

セスキ炭酸ソーダまたは重曹

油分の汚れは酸性なので、アルカリ性のナチュラル洗剤セスキ炭酸ソーダや重曹が効果的です。

500mlの水にセスキ炭酸ソーダならば小さじ1、重曹ならば大さじ1を溶かし入れ、スプレーボトルに入れておきます。

セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすく、すぐに使用できますが、重曹は溶けるのに一晩かかります。

無塗装の木材など使用できない場所もあるので、素材には注意してください。

●中性洗剤

中性洗剤

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台所用の中性洗剤は水で薄めて使用します。家具や家電など、ちょっとした場所の手垢を落とします。効き目がおだやかなので、重曹を使用できない材質のものにも利用できます。

●消毒用エタノール

●消毒用エタノール

消毒用エタノールとは、エタノール濃度80%前後のものを指します。消毒はもちろんですが、油汚れにも効くのが特徴です。

掃除のついでに除菌したい場所や、水滴の跡をつけたくない場所に手垢がついている場合は、活用してみると良いでしょう。

ドラッグストアなどで売られていて、スプレータイプのものもあります。

たくさん使う場合は換気をする、火気は避けるといった注意点はあるものの、使いやすいアイテムです。

●メラミンスポンジ

メラミンスポンジ

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洗剤だけで落ちない壁紙などの汚れは、洗剤をつけた後メラミンスポンジで磨いてみてください。

ただし、メラミンスポンジは表面に細かい傷を付けることがあるので、まず目立たないところで試しておくのが無難です。

こする際には力を入れ過ぎないように注意しましょう。

●マイクロファイバークロス

マイクロファイバークロス

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液晶画面や電化製品など洗剤を使えない場所は、マイクロファイバークロスやメガネ拭きなどのやわらかい布で落としましょう。

軽めの手垢落としに特に有効なアイテムでもあります。

手垢がつきやすい場所は?

手垢がつきやすい場所は?

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●壁紙

壁紙

壁紙についた手垢は次第に薄く変色してしまうこともあります。

セスキ炭酸ソーダ水、もしくは重曹水を壁にスプレーしたのち丁寧に拭き取り、仕上げに乾拭きすれば着色汚れにも効果があります。

なお掃除をする時は、下から上に拭くようにすると、うまく汚れを落とすことができます。

●液晶画面

液晶画面

スマートフォンやタブレットなどは、当然手垢がつきやすい場所です。

ティッシュやハンカチで拭いても汚れを伸ばしているだけになるので、画面専用のクロスやマイクロファイバークロスなどで拭きましょう。

またテレビの場合は、手垢以外に埃も付着しますので、併せて掃除するようにしましょう。

まず電源を切って画面が黒くなった状態で、汚れている部分を確認します。

次にハンディモップで埃を落とし、それからマイクロファイバークロスで手垢を取ります。

●電気のスイッチ、ドアノブ

電気のスイッチ、ドアノブ

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電気のスイッチ及びその周辺は、毎日何度も触るので手垢が非常に付きやすく、黒ずんでしまうこともあります。

その際は、重曹水などをスプレーしてから拭きましょう。

ステンレスのドアノブはマイクロファイバーで水拭きすることで、ふすまの手垢は白い消しゴムで消すことで解決できます。

●鏡

手垢のついた鏡

毎日使う鏡は、手垢だけでなく水垢も付くことが多いので、併せて掃除しておきたいところです。

手軽にできるのは、重曹を使う方法です。

直接鏡にスプレーしてもいいですが、もし汚れがひどい場合は、ティッシュペーパーやキッチンペーパーに染み込ませてから鏡に貼って、しばらく置きましょう。

重曹がない場合は、代わりにお酢を使っても効果があります。

●窓や戸棚などのガラス

窓や戸棚などのガラスの掃除

窓の内側や食器棚などのガラス部分も、手が触れることが少なくありません。

ガラスは透明なため手垢汚れが目立ちやすいのが困りものです。

水拭きすると、濡れているときは一見キレイになったように見えても、乾くと皮脂の汚れが気になります。

消毒用エタノールをスプレーしながらマイクロファイバークロスで拭くと、水の跡を残さずに仕上げることができます。しかも一拭きで済むので簡単です。

ガラスのコップなどにも使える方法ですが、その場合は最後に水洗いすると良いでしょう。

●テーブルやIHコンロ

キッチンやIHコンロ

キッチンやリビングのテーブルは、普段から汚れが付きやすいため、清潔を心がけておきたい場所です。専用の洗剤を使っても良いのですが、手垢程度であれば、セスキ炭酸ソーダ水でも十分キレイになります。

より清潔さを保つためには、消毒用エタノールをスプレーすると良いでしょう。

ただし、エタノールは引火性があるため火気を近づけてはいけません。ガスコンロ周辺で使った場合は、十分乾いてから使うか、水拭きしてから火をつけるようにしましょう。

●冷蔵庫など

冷蔵庫の掃除

冷蔵庫の取っ手や扉には、手垢をはじめとする種々の汚れが付いてしまいます。しかし食品を扱うところだけに、体に悪影響のある洗剤は避けたいものです。

その点、セスキ炭酸ソーダ水や重曹水なら安心です。汚れが気になるところにスプレーしてから拭き取りましょう。

●車のレバー、ハンドル周り

車のレバー、ハンドル周り

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車の中も手垢がつきやすい場所です、熱いお湯で固く絞ったタオルで拭きましょう。

ベタベタが取れなければ、中性洗剤を薄めたものを使って拭き、最後に乾拭きしてください。

自覚がない手垢には

●こまめに拭き掃除

こまめに拭き掃除

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手垢をつけても自覚がないことが多く、本来、カンタンにキレイになる手垢もうっかり見過ごしてしまいます。手で触りがちな場所だけでも、意識してこまめに拭いておきましょう。

●気が付かず頑固になった汚れには

気が付かず頑固になった汚れには

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汚れがひどい箇所はキッチンペーパーの上からセスキ炭酸ソーダか重曹をスプレーして、しばらく時間をおいて汚れを浮かせると効果的に取れることができます。

洗剤パックで取れない時は、パックの直後にメラミンスポンジで磨くと、諦めていた汚れが落ちることもあります。

●手垢汚れをつけないことはできる?

多くの場合、手垢自体は適切に掃除をすれば、キレイに取り除くことができます。

できれば、そもそも手垢を付けずにすむようにしたいものですが、生活していれば付いてしまうのは避けられません。

付いてしまうことは前提にして、付いた手垢を日常的に掃除して、頑固な汚れにしないようにすることを目指しましょう。