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洗車のやりすぎは、ボディを傷める原因になるって本当?
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洗車のやりすぎは、ボディを傷める原因になるって本当?

車がピカピカだとうれしいものです。ボディがキレイだとほんのちょっとの汚れも気になり、またキレイにしたくてすぐに洗車をしてしまう人もいると思います。しかし、実は洗車のやりすぎはかえって車を傷めるというのは本当なのでしょうか。

  • 渡邊公子

洗車のやりすぎはサビる?

洗車のやりすぎはサビる?

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車を買ったばかりの頃は、うれしくて、ほんの少しの汚れも「許せない」という人も多いと思います。ちょっと汚れては洗車をし、キレイになっては、また汚れ・・・の繰り返し。
しかし、ここで気をつけたいのが、実は洗車のやりすぎがサビの原因になってしまうということです。

なぜ洗車をして、サビてしまうのでしょうか。
サビの主な原因は水分です。洗車をすると、キレイに拭いたつもりでもどうしても隙間などに水分が残ってしまいます。残った水分がサビの原因を作ってしまうので、洗車を頻繁にすればするほど、サビやすい状態になってしまいます。

しかし、だからといって汚れをそのままにしておくと、これもまたサビの原因になりかねません。汚れの具合を見極めて、適度な洗車を心がけましょう。

洗車のやりすぎはキズをつける?

洗車のやりすぎはキズをつける?

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洗車のやりすぎはサビの危険だけではありません。洗う度にボディへ細かなキズをつけています。
どんなに注意をして洗車をしても、どんなにやわらかいスポンジを使って洗ったとしても、磨きキズや擦りキズはどんどん増えてしまうのです。

明るいところで車のボディを見るとはっきりとわかりますが、細かいキズがたくさんついています。これが「ヘアースクラッチ」といわれるキズです。ボディの表面を擦る時に砂やホコリと一緒に拭いてしまうことで、細かいキズがついてしまうのです。

愛車をできるだけキレイな状態で長持ちさせるためにはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか。

理想的な洗車の頻度ってどのくらい?

理想的な洗車の頻度ってどのくらい?

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では、理想的な洗車回数の目安はどのくらいなのでしょうか。
汚れ具合は車の使用具合や天候、駐車環境などにもよるので、月に1~2回程度という人から週に1~2回という人までさまざまですが、目安は1カ月に1度。タイヤまわりの汚れが気になったらタイヤだけを洗うというのも手です。

どんな時に洗車すればいい?

どんな時に洗車すればいい?

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洗車する回数にかかわらず、汚れたらできるだけ早めに落とした方がよい汚れがあります。それはどんな汚れでしょうか?季節ごとに車の汚れの種類を見ていきましょう。

●春夏特有の汚れとは?

春から夏は山や海に出かける行楽シーズン。夜に高速や野山を走るとたくさんの虫がミラーだけでなく、フロントバンパーやグリルにもへばりつきます。虫の死がいは酸化するので注意が必要です。
虫だけでなく鳥のフンも困りものです。鳥のフンは乾燥するとこびりついてしまい、なかなか落ちなくなります。その上、フンが酸化して塗装にもダメージを与えてしまいます。たとえ洗ったばかりでも、ついてしまったら早めに落とすためにも洗車をしましょう。

また、海沿いを走れば塩分の混じった潮風や波しぶきで、ボディに塩分がつきます。塩分は車にとって大敵。劣化や酸化を引き起こすため、サビの進行を早めてしまいます。海風を浴びただけでも車全体が塩分でべったりしているので、とくにボディの下まわりは泥はねや油といった汚れがつきやすいので、なるべく早めにしっかりと洗い落とすことが肝心です。

●秋特有の汚れとは?

秋は紅葉の季節です。ボンネットとウインドウの間にある空気口に細かく砕けた落ち葉が入り込んでしまい、新鮮な外気を車内にとり込めなくなることがあります。乗降時に確認して見つけ次第取り除くようにましょう。ぬれ落ち葉がボディに貼りつかない限りは、洗車まで行う必要はありません。

●冬特有の汚れとは?

雪が多い地域に住んでいる人や、ウインタースポーツが好きな人は雪道を走ることが多くなるため、どうしても泥だらけになります。この泥汚れには融解剤(凍結防止剤)が含まれていることが多いので、注意が必要です。融解剤は雪が降る前に散布すると雪が凍るのを防いでくれます。転倒事故防止や雪かきの負担軽減などに役立ちますが、融解剤は塩化ナトリウムなので、車につくとボディが劣化してしまう原因になります。

すぐに洗車できない場合は、できるだけ早めに水で流しておくだけでも違います。また、出かける前にワックス洗車をしておけば、ボディの保護にもなるのでおすすめです。


車を汚れたままにしておいても、洗いすぎてもダメ。使う頻度によっても汚れのつき方はまちまちなので、紹介した事例を参考に、自分なりの洗うタイミングを見つけていくようにしましょう。