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トイレ掃除には重曹?それともクエン酸?
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トイレ掃除には重曹?それともクエン酸?

汚れやすい場所だからこそ、いつもキレイにして気持ち良く使いたいものです。しかし、ひとくちに汚れといっても種類はさまざま。では、トイレ掃除では重曹とクエン酸をどのように使い分けていけばいいのでしょうか。

  • 渡邊公子

トイレの汚れの種類

トイレの汚れの種類

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汚れといってもいろんな種類があります。ホコリ、水アカ、黄ばみ、黒ずみ…と多種多様にあるので、まずはトイレの汚れの種類とそれらが多く発生する場所を見ていきましょう。

●汚れ1 ホコリ

ホコリは衣類の線維、食べカス、髪の毛、外から入り込んだ土や砂などの汚れです。ホコリ同士はくっつきやすく、そこに水などが加わると固まってしまう性質があります。また、ホコリにはダニがつきもの。ホコリを栄養としてダニが増えていくのでダニの死がいも溜まっていきます。アレルギーの原因となるのでなるべくホコリは取るようにしましょう。

また、ほこりは徐々に色も変わってきます。最初は白っぽいホコリですが、ダニの死がいなどが入るとだんだんグレーになり、そこに水分が加わるとカビが生えて黒くなってきます。

【ホコリがつく場所】
・トイレのドア枠の周り
・トイレの照明
・換気扇
・壁
・タンク便器のふた
・床の隅

●汚れ2 手アカ

手には皮脂があるので、触れば手アカはどこにでもつきます。スイッチやドアノブなどだいたい同じところを触るので、一見、汚れていないように見えてもよく見るとけっこう手アカがついています。また、ドアが少し開いていれば、直接ドアを押したりもするので、ドアにも手アカはついていると思いましょう。

【手アカがつく場所】
・ドア
・ドアノブ
・スイッチ
・トイレットペーパーホルダー(紙から出る細かいホコリも)

●汚れ3 水、尿の飛び散り

床からトイレットペーパーホルダーの高さまでが、水や尿の飛びやすい位置となります。便座や温水洗浄便座のノズルはもちろんのこと、便座の裏側にも飛び散ることも。

【尿の飛び散りがつく場所】
・壁
・床
・洗浄ハンドル
・便座
・便器
・温水洗浄便座のノズル

●汚れ4 水アカ

水アカは水道水に含まれるカルキやミネラルなどが蒸発して残ったもの。白くて触るとザラザラしているのが特徴です。水が出る場所やかかるところに見られます。放置するとより固まって取りづらくなります。

【水アカがつく場所】
・手洗いの排水口

●汚れ5 カビ

カビの菌は空中を絶えず漂っています。そのため、換気が十分でないジメジメとしたところには生えてしまいます。カビはホコリをエサにして増えていくので、ホコリがあるとどんどんと増えていきます。トイレは水を使う場所なので水気があればどこにでも生えてしまうカビは注意が必要です。
【カビが生える場所】
・トイレタンクの中

●汚れ6 黒ずみ・黄ばみ

黒ずみはホコリやカビ、黄ばみは尿に含まれるカルシウムなどが結晶化したものです。

【黒ずみ・黄ばみが付く場所】
・便座の裏のゴム
・便器内

重曹とクエン酸の使い方

重曹とクエン酸の使い方

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重曹は刺激が少ない「弱アルカリ性」。一方、クエン酸は、酸とついているくらいですから「酸性」です。
「弱アルカリ性」で落とせる汚れは「酸性」、「酸性」で落とせる汚れは「アルカリ性」ということなので、後はどの汚れが酸性か、アルカリ性かを見ていけば、自然と重曹とクエン酸のどちらを使えばいいのかがわかってくるはずです。

汚れ別の掃除のしかた

汚れ別の掃除のしかた

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汚れには種類がありその種類がわかれば、自然とどう掃除すればいいのかがわかるようになります。汚れの種類とその対策法を覚えていきましょう。

・ホコリ
軽いものは掃除機をかけようとすると排気で舞い上がってしまいます。軽いホコリはペーパーモップで絡み取るようにしましょう。トイレの隅やタンクと便座をつなぐ金属部分などについたホコリは、拭き取るか、掃除機のノズルで吸い取っていきます。

・手アカ
酸性の汚れなので、重曹を使います。

・尿
アルカリ性の汚れなので、クエン酸を使います。

・便
酸性の汚れなので、重曹を使います。

・水アカ
アルカリ性の汚れなので、クエン酸を使います

・黄ばみ・黒ずみ
酸性の汚れなので、重曹を使います。

重曹とクエン酸のダブル使い

重曹とクエン酸のダブル使い

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重曹とクエン酸の両方を使うことで、より強力な洗浄力を発揮するようになるので覚えておきましょう。
たとえば便器についた輪ジミを落とすには、シミに直接重曹を振りかけてブラシで擦り落としましょう。重曹には素材を傷つけずに磨いて汚れを落とす研磨作用があります。これで落ちなければ、洗浄力をアップしてくれるクエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1を入れてよく溶かした後、スプレーボトルに入れます)を汚れにかけ、30分~1時間ほど放置し再び洗えば、スッキリするはずです。
また、床の汚れが目立つ時はまず、重曹の研磨作用を使って擦り落としていきます。次にクエン酸スプレーを吹きかけて拭き上げていきます。


トイレ掃除には重曹とクエン酸のどちらも有効活用できます。汚れにあわせて、この2つのアイテムを上手に使いこなせば、さらにトイレがキレイになります。安全な天然素材を使ってトイレをピカピカにしましょう!