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フェレットって臭いの? 飼う前に知っておきたいニオイ対策や、耳掃除、洗い方について

フェレットって臭いの? 飼う前に知っておきたいニオイ対策や、耳掃除、洗い方について

愛らしい仕草が人気のフェレット。近頃は、ペットとして飼われることも多くなりましたが、意外と知られていないのが、その臭い。フェレットと付き合っていく上でどのような対策が必要なのでしょうか?

  • 創文舎 hamo

フェレットが臭い理由

フェレットが臭い理由

Yasmins world/Shutterstock.com

フェレットはスカンクなどと同じ、イタチ科の動物です。

スカンクといえばお馴染みなのが身を守るために発する臭~いオナラ。じつは、フェレットもスカンクと同じように、身を守る時やテリトリーを示す時に臭いにおいを発することがあります。

臭いの原因① 臭腺

フェレットが臭い理由

臭腺を持つ代表的な動物であるスカンク

その原因になっているのが、肛門近くにある「臭腺」。臭腺をもつフェレットを室内で遊ばせると、部屋全体が何ともいえない獣臭に包まれてしまいます。

臭いの原因② 発情期

また、臭いの原因になっているのが「発情期」です。

通常、春先から夏にかけて発情期を迎えるフェレット。普段に比べ、何倍も体臭が強くなり、「悪臭」と感じるほどになります。

近くに交配相手がいればいいのですが、そうでない場合は、持続発情となり、病気の原因になる場合もあるので注意が必要です。

臭いの原因③ 耳の分泌液

さらに、「耳の分泌液」も臭いの原因になります。

フェレットは耳から出る分泌液の量が他の動物よりも多いことで知られています。

分泌液は外部から侵入してきた埃などと合わさって耳垢になりますが、フェレットの場合、分泌液が多い分、耳垢が溜まりやすくなります。この耳垢をそのままにしておくと、強い臭いを放ちはじめ、これが「フェレットは臭い」といわれてしまう要因になるのです。

フェレットは耳のケアが大事

フェレットは耳のケアが重要

また、衛生的にも耳垢の放置は良くありません。

耳垢には雑菌がたまりやすい上、耳ダニの温床になります。耳ダニによって炎症などが引き起こされると、痒がって爪で引っかくようになり、化膿したり、ストレスで体調に悪影響が出たりすることも。

これらを予防するためには、週に1回程度の耳掃除が必要です。フェレットが健康でいられるよう、耳のケアを欠かさず行いましょう。

多くのフェレットは臭腺除去手術を受けている

フェレットが臭い理由

この3つが、フェレット独特の強い臭いの原因です。

ただし、日本国内のペットショップで売られているフェレットは、さほど心配する必要はありません。

なぜなら、販売される前に、ほとんどのフェレットが、臭腺除去手術と去勢手術を受けているから。フェレットの気持ちになると、何だかかわいそうな感じもしますが、手術することで、病気になるリスクが減ります。

威嚇する必要も縄張りを主張する必要もない人間との暮らしでは、臭腺を取ってもなんら支障はありません。

フェレットが臭い理由

ただ、これらの手術を行ったからといって、フェレットが無臭になるわけではありません。

いま、フェレットの臭い問題で一番にあげられるのが、耳からの臭いなのです。また、犬や猫と同様、生きていれば汚れますし、多少の獣臭は残ります。

フェレットと快適に暮らすには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?

こまめな掃除でフェレットの臭い予防

こまめな掃除で臭い予防

Fayzulin Serg/Shutterstock.com

臭いをできるだけさせないようにするためには、こまめな掃除が有効です。

ケージ内の掃除

ケージ内の掃除

臭いの原因となるのは、エサの食べ散らかしや糞尿の臭いなど。できれば、トイレやエサ場があるケージの中は、毎日拭いておきたいものです。

難しい場合は、週に1~2回は掃除してあげるようにしましょう。

トイレの掃除

トイレの掃除

また、ケージ内とは別に、トイレは汚れたら取り替えてあげるのがベスト。

トイレが汚れた状態が続くと、フェレットが別の場所に排泄してしまい、後々掃除がたいへんになってしまいます。」
トイレ砂やトイレシートを利用すると、掃除が楽になります。

トイレシートを使っている場合は、1シートに3~4回排泄したら取り替えてあげるようにしましょう。

トイレ砂を使う場合、フェレットの足を介して部屋中に撒き散らされることもあります。トイレの砂が散乱していると、悪臭の新たな原因に。何だか部屋の中が臭うなと思ったら、こまめに掃き掃除を行いましょう。

ケージの外側の掃除

また、フェレットはマーキングを行う習性をもちます。

ケージ本体や食器などにおしっこをかけることもあり、その際にケージの周りにあるカーペットや床、カーテンなどに飛沫がかかることもあります。

しっかりとした拭き掃除が必要ですが、毎日行うのが難しいなら、ケージの周りにもトイレシートやペット用のマットを敷くなどして対応しましょう。

このように、ケージの内側だけではなく、外側にも注意して掃除を行うことが大切です。

フェレットの耳掃除の仕方

先述のとおり、いまや一番の悪臭の原因にあげられるのが、耳の臭い。耳垢は耳ダニの原因にもなるので、週に1回のペースで耳かきを行うようにしましょう。

最初はたいへんかもしれませんが、慣れれば週に1度のスキンシップタイムになりますよ。どうしても、自分で行うのが難しい場合は、ペットショップや動物病院に頼むこともできます。

フェレットの耳かきの仕方

フェレットの耳かき

必要なもの

・フェレット専用耳垢クリーナー液
・綿棒(人間用でOK)

手順

1.
フェレットの首の後ろの皮を優しくつかみ、しっかりと体を固定しましょう。フェレットを固定できないまま耳掃除を行うと、暴れて耳の中を怪我するなどの危険があります。

2.
専用液をスポイトや綿棒などでフェレットの耳の中につけ、耳垢を浮かせます。このとき、よくマッサージをすると耳垢が浮きやすくなります。ただし、強くもみすぎてフェレットを傷つけないように気をつけましょう。

3.
綿棒で耳垢をキレイに取ってあげましょう。フェレットの耳の粘膜は敏感なので、強くこすりすぎるのはNGです。

軽くなでるぐらいの力加減でも、十分に耳垢はとれます。ごしごしとこすらないように気をつけながら耳掃除をすると、フェレットも大人しくしてくれます。

フェレットの洗い方(お風呂の入れ方)

耳かき以外に、定期的にお風呂に入れるのも体臭予防には効果的。洗い過ぎは逆に臭いの元になるので、月に1度くらいを目安にお風呂に入れてあげるとよいでしょう。

フェレットの洗い方

フェレットの耳掃除? カラダをケアして臭いを防ぐ

必要なもの

・フェレット専用シャンプー
・洗面器
・タオル

手順

1. 
洗面器にフェレット専用シャンプーを溶かします。

2. 
足元から順にぬるま湯をかけながらシャンプー液で洗っていきます。

3. 
顔周り以外を洗い終わったら、ぬるま湯でシャンプーを洗い流します。

4.
シャンプーが終わったらフェレットの毛をしぼってあげます。足や脇は乾きにくい箇所なので、特に注意してしぼりましょう。

5. 
最後に顔周りをタオルで拭い、体全体をタオルドライすれば完了です。


寒い時期は、軽くドライヤーで乾かしてもOK。

フェレットのいるお部屋には無臭タイプの消臭剤を

フェレットのいる部屋の消臭

フェレットが長く過ごすケージ。

掃除はしていても、漂う獣臭をすべて取り除くのはなかなか難しいものです。

そこでおすすめしたいのが、ファブリーズのお部屋用置き型消臭剤の無香タイプ。フェレットは、敏感な嗅覚をもっており、匂いを発する消臭剤や消臭スプレーはNG。不自然な匂いはフェレットのストレスの原因になるので、消臭剤を使うなら無臭タイプのものが適しています。

ファブリーズお部屋用置き型(消臭・芳香剤)

ファブリーズお部屋用置き型(消臭・芳香剤)

ファブリーズのお部屋用置き型消臭剤は、独自に開発されたニオイキャッチャーゼリーの働きで、空間に漂う臭い分子を捕まえ、化学的に中和して臭い自体を消し去ります。

そのため、捕まえた臭いが再び発生することがなく、効率的に臭いを除去することができます。

また、ペットの臭いはもちろん、食べ物の臭いやたばこの臭いなど、生活環境の中で発生しやすい臭いを広くカバーしているので、フェレットが他の臭いで感じるストレスを軽減する効果も期待できます。

まとめ

フェレットの臭い

フェレットは、臭腺除去と去勢手術さえしてあれば、犬や猫を飼うのとさほど変わらず飼育することができます。耳かきや入浴などを習慣づけ、掃除の行き届いたケージで快適に過ごさせてあげたいですね。