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ナチュラル感が素敵。丈夫で長持ちする帆布生地
出典 : Golbay/Shutterstock.com

ナチュラル感が素敵。丈夫で長持ちする帆布生地

トートバッグやスニーカーなど、私たちの暮らしの側にある「帆布(ハンプ)」。飾らない素朴な雰囲気と、丈夫さは、老若男女問わず人気の素材です。扱い方を知って、帆布と上手にお付き合いしましょう。

  • 創文舎 hamo

帆布ってどんな生地?

帆布ってどんな生地?

帆布は漢字のとおり、昔、帆船の「帆」として使われていた布。複数の糸を撚り合わせて作った糸で、平織という丈夫な織り方で織られています。

その丈夫さは、学校指定の備品に選ばれるほどの屈強さ。小学校の運動マットや跳び箱、通学用のバッグや、柔道着など、どれも汚れや水に強く、長期間の利用に耐えられるものばかりです。私たちの暮らしでもっとも身近なのは、トートバッグやスニーカーでしょうか。こちらも頼りになる、タフなアイテムです。

帆布がなぜこれほどまでに広く利用されてきたかというと、生地が厚いにも関わらず通気性がよく、また、濡れると織り目が詰まり、水を通しにくくなるという特性があるからです。丈夫で厚みがあるばかりでなく、機能性も高いのですから、用途が広いのも頷けますね。

また、色やデザインも豊富で、国内メーカーが販売する高品質な帆布は、手芸を趣味とする人を中心に大人気です。自分で帆布の生地を買い、バッグなどを手作りする場合は、「8号~11号」程度の厚みが最適といわれています。帆布は、織り方により厚みを示す規格が、号数としてJISによって定められていました。現在では、規格自体は廃止となりましたが、厚みを示す目安として販売される際には表記されているところがほとんどのようです。

号数は、1号から11号まであり、番号が小さくなるほど厚みを増していきます。家庭用のミシンで縫う場合、11号がもっとも縫いやすく、8号程度になると糸調子が取れなくなる場合も多々あります。手芸用で購入する場合は、ミシンの取扱説明書を確認し、布の厚みを決めましょう。

インテリアファブリックとしての帆布

バッグやスニーカーなどの、服飾系のイメージが強い帆布ですが、暮らしのインテリアの一部としても人気があります。

ナチュラルな質感、使い込むほどに味わいが出てくる帆布は、ソファにおくクッションや、カーテンとしてもピッタリ。同じ柄で揃えて手作りすると、より一層愛着がわきますね。

また、温泉の入り口に掛かっている「のれん」のように、玄関と廊下の仕切りや、脱衣所やキッチンの目隠しなどに利用するのもおすすめ。ループを縫い付け、突っ張り棒を用意すればカンタンに設置できます。小さいものなら画鋲やプッシュピンでもOKです。

その他にも、ランチョンマットやテーブルランナーなど、アイデア次第でいろいろと活用できます。大きめの帆布を手に入れて、お揃いのインテリアファブリックで模様替えというのも素敵ですね。

手軽で丈夫、帆布のバッグ

Third of november/Shutterstock.com

やはり帆布といえば、一つは持っておきたいのがトートバッグ。丈夫で手軽に持ち運べるトートバッグは、何でもザクザク入れられて、通勤にも子どもの荷物入れにも大活躍。

布を買って自分で手作りするのもいいけれど、ちょっとお洒落や機能にこだわりたいなら、販売されているバッグを買うのもありです。

昔は「ザック」などと呼ばれ、丈夫さだけが取り柄だった帆布のバッグですが、今では、さまざまなブランドが存在し、デザインや素材にこだわった多彩なバッグが数多く販売されています。

レザーと帆布を組み合わせ、さらに丈夫にスタイリッシュに加工されたバッグや、特殊なワックス加工が施され、まるで皮革のように使い込むほど味わいが増していくもの、ユニークな柄物を揃えたショップや、やさしい手触りにこだわったバッグなど、探してみれば、きっと自分にピッタリのバッグが見つかるはず。帆布のバッグは、手入れをすれば長く付き合える代物なので、妥協せずお気に入りの一点と巡り会いたいですね。

洗濯NG?! 帆布バッグの手入れの仕方

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

お出かけやレジャーに大活躍するトートバッグ。登場回数が多いほど、その汚れや臭いも気になるところ。帆布のバッグは、製品によって洗濯できるものもありますが、型崩れやシワ、色あせなどを避けるため、できるだけ洗濯しない方がよいとされています。

表面についたばかりの汚れは、乾いた布や毛先のやわらかいブラシなどでやさしく擦り、早めに落としましょう。汚れによっては、プラスチック製の消しゴムで落ちる場合もあります。色落ちしないよう、こちらもやさしく擦りましょう。

乾いた状態で取れない汚れは、中性洗剤を薄めた洗浄液を作り、布を浸してよく絞り、叩くようにして汚れの部分を拭き取ります。その後、別の布を水で濡らしよく絞り、すすぎ拭きをしましょう。

どうしてもバッグの汚れが気になり、丸洗いしたい時は、洗濯機を使わず手洗いで。バッグが浸かる程度の桶にぬるま湯を入れ、中性洗剤を溶かし、バッグ全体をやさしく押すように洗います。擦ったり揉んだりすると、生地の風合いが損なわれ、色落ちの原因になるので注意が必要です。押し洗いの後、すすぎ洗いが終わったら、あまり絞らず水を切る程度にして、風通しのよい場所で陰干ししましょう。

汚れた時の対応も大切ですが、普段からの手入れも重要です。
使い終わったら中の物をすべて取り出し、細かなゴミも取り除いて、バッグ全体にファブリーズの布用消臭除菌スプレーを5~10回程度スプレーしましょう。

さまざまな物を持ち運ぶトートバッグは、中からも外からも臭いを吸収しやすいもの。ファブリーズをスプレーすることで、繊維の奥に絡みついた臭い分子を分解し、同時に、臭いの原因になる雑菌の繁殖にもストップをかけます。
スプレーしたトートバッグは、風通しのよい場所で乾燥させ次の出番に備えて待機させておきましょう。

丈夫で長持ちするトートバッグ、日頃の手入れを欠かさず、長く付き合いたいものですね。