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オーガニックコットンって、どんなもので、何がいいの?
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オーガニックコットンって、どんなもので、何がいいの?

名前の響だけで「良さそう」なイメージを持っているオーガニックコットンですが、具体的にはどんなコットンで、普通のコットンとの違いは何でしょう?オーガニックコットンについて詳しく知りたい!!

  • terasaki

オーガニックコットンとは?

オーガニックコットンとは?

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オーガニックという言葉、なんとなくのイメージはあるけれど、具体的に説明してといわれると、よくわからないという人も多いのではないでしょうか。

●そもそもオーガニックとは?

農薬、化学肥料を排除した有機農産物及び加工品のことを指します。世界各国にあるオーガニックの認定機関が定める一定基準を満たした生産物のみオーガニックと表示することができます。人体にも地球にも有毒なものを排除しているので、人にも環境にもやさしい分、手間が非常にかかるため、価格も高めです。

●オーガニックコットンとは?

有機栽培した木綿を用いて、製造工程すべてを通じて、化学薬品を最小限に抑えた製法で作られています。殺虫剤の代わりに益虫や植物で綿の木を守り、収穫時にも人工的に成長を早めるようなことをしていません。通常のコットンを作る工程で行われる漂白剤やワックスの使用も行われていません。

普通のコットンとの違い

普通のコットンとの違い

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手間暇をかけて作られたオーガニックコットンは、地球にも人にもやさしい「栽培方法」であることがわかりました。では普通のコットンとは、具体的にはどんな違いがあるのでしょう?

●残量農薬の差はない

通常コットンの栽培には大量の農薬や化学肥料が使われています。しかし、最終的に綿花になる頃には農薬はほとんど分解してしまっているので残量農薬はほぼないようです。生産過程で地球や生産者に負担をかけるかどうかが違いになります。

●ストレスがない

薬剤などで負担をかけられることなく成長するので、健やかに成長します。また、人工的に早めに収穫される一般的なコットンと違い、成熟されるのを待ち、手で収穫されるためやわらかく質がいいとされています。

●色が限られる

綿花から布になるまでの生産過程でも化学薬品は使用しません。また、染色や漂白を行わないため、原色そのままの色を活かした生成りや、淡いブラウンのやさしい色合いの製品が主です。

●働く人への影響

一般的な綿商品は格安で売られているため、労働条件も悪くなりがちです。大量に使用する化学物質や農薬も環境だけでなく、労働者の健康にも影響しますが、オーガニックコットンは労働者の労働基準まで規定に満たされたものしか認定されないので、生産者の健康も守られます。

特別に肌にやさしいわけではない

特別に肌にやさしいわけではない

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コットン自体の農薬残量はほとんど変わりないため、特別にオーガニックコットンが肌にやさしいわけではないといわれています。では、化学薬品を使わない栽培法に賛同した人のみが購入するのかといえば、それだけではありません。

●静電気が少ない

繊維の自然の空洞が保たれているので、静電気が起こりにくい特徴があります。静電気が起こらないので、ほこりを寄せ付けにくいのもベビー服などに好まれている要因です。

●化学過敏症

大量の化学物質に接触した人や、微量でも継続的に化学物質に接触し続けると発生する不快な症状が化学過敏症です。オーガニックコットンは化学物質を衣類からも少しでも摂取したくない人にも選ばれています。

長持ちさせる手入れ法

長持ちさせる手入れ法

DUANGJAN JITMART

せっかくのオーガニックコットンを購入したら、少しでも長く愛用したいものです。洗濯の時も、少しだけ気をつけて扱うといいですね。洗濯機で洗う場合は手洗いコースで、洗剤も無添加の洗濯石けんを使用するのが理想です。防縮加工をしていない製品が多いので、干す時は、形を整えてから干す方がいいでしょう。

理想の環境で生産されたオーガニックコットン。生産方を知ることや、選ぶことは環境保護の小さな1歩かもしれません。