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金魚の水槽を掃除する。正しい手順と汚れ予防策とは?
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金魚の水槽を掃除する。正しい手順と汚れ予防策とは?

金魚を飼育する際、大事なポイントは水槽の水を定期的に替えることです。入れ替えたきれいな水を保つためにも、水を替えるタイミングで水槽の掃除をあわせて行うことも大切です。金魚の水槽の掃除について、手順や汚れの種類、予防対策について詳しく解説していきます。

  • 創文舎 hiderio888

金魚の水槽は定期的な水替えを

金魚の水槽は定期的な水替えを

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日々の排せつ物やエサの食べ残しなどが原因で水槽の水質は悪化していき、金魚にとって住みにくい環境になってしまいます。最低月に1度、できれば2~3週間に1度は水槽の水替えを行いたいものです。

水を替える時は、3分の1程度を替えるようにします。それ以上をいっきに替えるのは金魚にとって危険な環境変化ですから、注意してください。また新しく追加する水は、必ずカルキを抜き、有毒物質を除去しましょう。

その他にも、水質が悪化しているサインが現れたら、その都度水替えをした方がいいでしょう。

金魚が鼻上げをしている

金魚が鼻上げをしている

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水槽内の水質が悪化してくると、酸素が溶け込みにくい水になります。金魚にとっては呼吸がしにくい環境になり、水面まで上昇してきて鼻上げをする様子が見られるようになります。

金魚がこの行動を取るようになったら、水替えを行うサインだと考えてください。

水の色が白く濁る

水の色が白く濁る

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水質が悪化してくると、透明な水が白く濁ってきます。これも水替えのサインなのですぐに取り替えましょう。

泡が消えなくなる

泡が消えなくなる

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金魚の水槽に設置するエアレーション(酸素を送る装置)やフィルターから泡が出てきますが、その泡が残り、消えにくくなったら、水質が悪化している証拠です。この場合も水替えを行った方がいいでしょう。

水替えのタイミングで掃除も行う

水替えのタイミングで掃除も行う

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水替えのタイミングが来たら、その時に一緒に水槽の掃除も行いましょう。

水槽のコケを掃除する

水槽のコケを掃除する

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水槽内にはコケが繁殖しやすいものです。コケは金魚に害はないので安心ですが、見映えが悪くなったり、水槽内の様子が確認しにくくなるので、掃除しておきましょう。

水槽のガラス面についたコケは専用のクロスが市販されていますので、水の中に手を入れて拭き取っていきます。

水槽内に配置している石にもコケがついていますので、ブラシを使って丁寧に取り除きましょう。

砂利を掃除する

砂利を掃除する

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金魚が食べたエサのカスや排せつ物は砂利の間に溜まっていきますので掃除が必要です。

まず、別の容器を用意して、水槽の水、ろ過装置などの器具を移しておき、そこに金魚を避難させます。水槽に残った砂利をボールなどに移し、水槽の水を使って洗います。

重要なのは、水道水で洗うのではなく、水槽の水で洗うことです。これは、水道水で洗ってしまうと、砂利を戻した時に水槽内の環境が変化してしまう恐れがあるからです。

他にも、水替えをする時に、排せつ物を取り除ける大きなスポイトを使ってゴミや排せつ物を吸い取る方法がありますよ。

ろ過装置を掃除する

ろ過装置を掃除する

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ろ過装置にゴミや汚れが詰まると、ろ過する能力が落ちるためコケが繁殖しやすい環境になってしまうので、こまめに掃除をしましょう。目立つゴミを取り除いて、すすぐ程度で十分です。

この時も水槽の水を使って掃除をします。とくに、上部式・外部式と呼ばれるろ過装置は、バクテリアを繁殖させることで水をろ過するという仕組みになっており、水道水で洗うとバクテリアが死んでしまうため、絶対にしてはいけません。

また、ろ過装置を掃除する時は電源を切らなければならないので、素早く掃除をするよう心がけましょう。

水槽の汚れの種類

水槽の汚れの種類

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水槽内には、食べカスや排せつ物以外にもさまざまなものがあります。しっかり掃除ができるように、その種類についても知っておきましょう。

藍藻(ランソウ)

藍藻(ランソウ)

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水の色が緑色になる原因が、藍藻(ランソウ)によるものです。ヘドロ状になっていて一見コケのようですが、じつは、細菌の一種なのです。

放置しておくと瞬く間に繁殖し、掃除がしにくくなるばかりか、金魚にも影響を与える恐れがあるので、早目に掃除をしてあげましょう

珪藻(ケイソウ)

珪藻(ケイソウ)

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水槽の表面についた汚れを養分として発生するのが珪藻(ケイソウ)です。このコケは、時間が経つと発生しなくなりますので、あまり心配する必要はありません。

糸状藻(シジョウソウ)

糸状藻(シジョウソウ)

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糸状藻(シジョウソウ)は細い糸のような形状をしています。水槽内のどこにでも付着し、取り除くことが難しいのが厄介なところです。

水槽内の環境に注意していても発生するといわれているので、防止するのは難しいでしょう。

コケが繁殖しないようにするためには

コケが繁殖しないようにするためには

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水槽内にコケが繁殖しないようにするには、こまめな掃除と水槽内の環境(=生態系)を整えることが大切です。

生態系のバランスがおかしくなる原因としては、

◇水をろ過するためのバクテリアが足りない
◇エサが多くて水が汚れやすい
◇水草用の肥料が多い。
◇魚を入れ過ぎている
◇直射日光に当てている

などが考えられます。もしどれかに当てはまるようならば、改善する余地がありそうですね。

他にも、コケを食べてくれる魚を一緒に入れるという方法もあるので、検討してみては。

面倒くさいといって掃除を怠ると、すぐに水質は悪くなってしまいます。大切な金魚が健康な状態で快適に暮らしていけるように、日々水槽をチェックし、水質管理や水槽の掃除を徹底しましょう。