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ゴミのお悩み速攻解決!発泡スチロールは何ゴミ?捨て方は?
出典 : Deniss Grigorjevs/Shutterstock.com

ゴミのお悩み速攻解決!発泡スチロールは何ゴミ?捨て方は?

ひとり暮らしを始めるとさまざまな問題に直面します。まずはゴミの捨て方問題!これは何ゴミ?と迷ってしまうことが多々あることでしょう。何ゴミか悩んでしまう筆頭素材「発泡スチロール」の捨て方について紹介します。

  • 鈴木

発泡スチロールの種類

発泡スチロールの種類

XXLPhoto/Shutterstock.com

●発泡スチロールとは?

発泡スチロールとは、ポリスチレン樹脂(プラスチックの一種)を発泡剤で膨らませた素材です。
その軽さからわかるように、じつは、ほとんどが空気なので、断熱性と緩衝性に優れており、断熱材や保護材として暮らしの中で活用されています。
ひとくちに発泡スチロールといってもいろいろな種類があり、製法や用途によって大きく3種類に分けることができます。

●ビーズ法発泡スチロール

ビーズ法発泡スチロールは、ビーズ(ポリスチレンの粒)を発泡させてさまざまな形に成型するもので、発泡スチロールの表面にビーズ模様が見られます。別名を「EPS」といい、梱包用のクッション材、保冷ケース、外壁断熱材ほか暮らしのさまざまなシーンで使われています。

●発泡スチレンシート

発泡スチレンシートとは、「PSP」と呼ばれるもので、発泡スチロールの原料をのばしてシート状(ロール状)にしてから成型します。肉や魚の食品トレー、カップ麺や納豆の容器など、おもに、食品の梱包や容器に使われています。

●押出法発泡ポリスチレン

原料は他と同じくポリスチレンと発泡剤等ですが、押出機を使って板状に成型します。別名を「XPS」といい、おもに、住宅やマンションの断熱材や畳の芯材として使われます。また、土木建材にも使われています。

発泡スチロールと間違えやすい素材

発泡スチロールと間違えやすい素材

Baloncici/Shutterstock.com

●発泡スチロールは一緒にリサイクル処理可能

発泡スチロールは大きく分けて3種類あり、形状こそは異なりますが、主原料は同じくポリスチレン(PS)です。各自治体でリサイクル処理をしているかどうかは別として、化学物質としては同じなので一緒にリサイクル処理を行うことが可能です。
発泡スチロールのリサイクルマークには「PS」と記されています。

●似て非なる発泡ポリプロピレン

「発泡ポリプロピレン」とは、ポリプロピレン樹脂を発泡スチロールと同様に発泡させたものです。見た目は発泡スチロールによく似ていますが、化学物質としてはまったく違うため、一緒にリサイクル処理をすることはできません。 
発泡ポリプロピレンのリサイクルマークには「PP」と記載されています。

自治体によって異なる発泡スチロールの分別 

自治体によって異なる発泡スチロールの分別 

Supavadee butradee/Shutterstock.com

発泡スチロールは生活ゴミとして自治体のゴミに出すことができますが、自治体によって分別が異なります。
可燃ゴミ(燃えるゴミ)として回収している地域もあれば、不燃ゴミ(燃やせないゴミ)として回収している地域もあります。
しかし、発泡スチロールは本来リサイクル可能な素材ですから、環境の側面から、プラスチック容器包装などの分別で資源(リサイクルゴミ)として回収している自治体が増えているようです。
このように、基本的には自治体で回収してくれますが、大きさによっては粗大ゴミにあたり、引き受けてくれない場合もあります。その場合、規定内のゴミ袋に入るように小さく砕いて出すなどします。
あまりにも大きかったり、大量であれば、費用はかかりますが不要品回収業者に依頼して引き取ってもらう方法もあります。

食品の発泡スチロールトレーは回収ボックスへ

食品の発泡スチロールトレーは回収ボックスへ

Fascinadora/Shutterstock.com

資源として活用していない自治体もあるようですが、発泡スチロールはリサイクル処理できる素材ですから出来ればリサイクル処理できる捨て方をしたいものです。
発泡スチロールトレーの回収ボックスを設置してリサイクル活動を行っているスーパーやショッピングセンターをチェックし、買い物のついでに捨てると良いでしょう。
また、購入後、食材をレジ袋に入れる際、すぐにトレーを回収ボックスに捨て(入れ)、食材をビニール袋等に詰め替える方法もあります。かさばらず、トレーを持ち帰らなくてすみます。
いずれの場合もトレーについた汚れは取り除いておきましょう。

発泡スチロールの種類や形状はいろいろあり、また、自治体によって分別方法は違いますが、リサイクル可能な素材であることを知り、できるかぎり資源として活用される捨て方をしたいものです。