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名前を呼べば飛んで来る!? 小さくても存在感たっぷりのデグーを飼おう
出典 : Sofia Kozlova/Shutterstock.com

名前を呼べば飛んで来る!? 小さくても存在感たっぷりのデグーを飼おう

日本では、インターネットの動画がきっかけで存在を知られるようになったデグー。ペットとしての歴史はまだ浅く、生態や性格はもちろん、飼育方法を知らない人も多いようです。そこで、デグーの特徴と魅力、飼育方法、消臭対策を紹介します。

  • 創文舎 arisa_125

テレビやネットを通して広がるデグー人気

テレビやネットを通して広がるデグー人気

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ハムスターやモルモットなどの小動物は見ているだけで癒されますが、犬や猫のようにコミュニケーションをとれないところに物足りなさを感じる人も少なくないはず。でも、日中家を空ける一人暮らしや大型ペットNGのマンションなどに暮らす人にとって、犬や猫はハードルが高く、飼いたくても飼えないのが実情です。

そんな人は、話題のテグーを飼ってみてはいかがですか? リスやハツカネズミと同じげっ歯目に属し、体長はしっぽを除き12~20㎝、体重は170~300gと、ゴールデンハムスターよりひと回り大きいデグーは、知能が高く、名前を呼べば自分から近寄ってくる人懐っこさが最大の魅力です。

コミュニケーション能力にもすぐれ、さまざまな鳴き声で人や仲間に意思や感情を伝えることから、「アンデスの歌うネズミ」と呼ばれています。日本ではまだなじみの薄いペットですが、インターネットの動画をきっかけに注目を集め、最近はデグーを扱うペットショップも徐々に増えているようです。

アンデス山脈が原産地ということもあって、暑さには弱いものの、温度管理にさえ気をつければ飼育はそれほど難しくありません。寿命は4~10年程度で、ハムスターより長生きするのも人気が高まっている理由の1つです。

なお、デグーを選ぶ時は前歯のチェックを忘れないこと。健康なデグーの歯は黄褐色やオレンジ色で、歯が白くなるのは病気などのシグナルです。

ブラウン、グレー、ホワイト、ブラックと、体毛にもいろいろ種類があるので、お気に入りの一匹を見つけて、デグーとの暮らしを楽しんでみましょう。

毛色も多彩なデグーの飼い方と消臭対策

数年前までは飼育本も発売されていなかったデグー。今ではデグー用のエサも発売され、飼いやすい環境が整っています。それでも、他のペットと比べると、またまだマイナーなので、まずはしっかりと飼育方法を勉強して、必要な情報を手に入れましょう。

毛色も多彩なデグーの飼い方と消臭対策

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デグーの種類

デグーはげっ歯目のデグー科の生き物で、デグー属とフサオデグー属という種類に分類されますが、日本でデグーと呼ばれているのは、いずれもフサオデグー属だといわれています。

アグーチ

ノーマルともいわれ、野生の色をそのまま活かした茶色のデグーのこと。中南米に生息するアグーチと呼ばれる動物の毛並みによく似ていることからこの名がついたようです。

パッチドアグーチ

アグーチに白い模様が入り混じったデグーのこと。個体数が少ないため、近親交配の可能性が高いと、体が弱い可能性があります。

ホワイトパッチドアグーチ

パッチドアグーチアグーチの中でも、白の割合が多いデグーのこと。

ブルー

全身グレーのデグーのこと。ペットとして改良されたため、アグーチの遺伝子が強いと子どもの頃は茶色や茶色が混じっていることがありますが、大きくなるにしたがってグレーに変わります。

パッチドブルー

ブルーに白の模様が混じったデグーのことで、白の割合はそれほど多くありません。

ホワイトパッチドブルー

ブルーに白の模様が混じったデグーのことで、白の割合が多いタイプです。

日本では珍しいデグー

日本にはまだ入ってきていないようですが、全身真っ黒なブラック、体が真っ白なホワイト、赤茶色のサンドなどのタイプは、海外で飼育されています。

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飼育に必要なもの

①ケージ・・・・・・デグーはハムスターよりずっと運動量が多いため、縦横ともにハムスターのケージより大きなものを選びましょう。
②床材・・・・・・小動物物の床材として売っている牧草、ウッドチップ、ペレットなどのほか、樹脂マットなどがあります。デグーはトイレのしつけができないので、頻繁に取り替えることを考慮し、予算に応じて選びましょう。組み合わせて使うのもおすすめです。
③巣箱・・・・・・野生のデグーは巣穴にもぐる習性があるため、巣箱は必要ですが、木製だとかじってしまうため、アクリル製や布製のものを選ぶといいでしょう。
④エサ入れ・水入れ・・・・・・エサ入れは、大きすぎず小さすぎない程度なものを。水入れは、ケージに取り付ける給水ボトルがおすすめです。
⑤登り木・かじり木・・・・・・登り木はデグーの運動用に設置してあげましょう。また、デグーはものをかじる習性があるので、ストレス発散のためにもかじり木は必要です。
⑥回し車・・・・・・運動不足にならないよう、大きめの回し車を用意してあげましょう。
⑦砂場・・・・・・デグーは砂を浴びて体の汚れを落とします。ただし、砂場をケージに入れたままにしておくと、おしっこで汚れてしまうため、砂浴びをさせる時はケージの外で行うこと。砂を入れる容器は深さがあって、大きめのものが使いやすいでしょう。

飼う時の注意

①デグーのエサ・・・・・・テグーはイネ科の牧草を主食としており、牧草を主体としたテグーフードが売られているのでできれば専用フードを与えてください。なぜかというと、テグーは糖を分解する能力が低いため、糖分や炭水化物、脂質が多く含まれるハムスターのエサなどを与えると糖尿病に引き起こしてしまうことがあります。
②デグーのおやつ・・・・・・デグーは体内でビタミンCをつくることができないため、乾燥野菜などビタミンCを補給できるものをおやつとして与えましょう。なお、生野菜にはビタミンC酸化酵素を含むものもあるので、避けた方が賢明です。
③温度管理・・・・・・デグーが生息するアンデス山脈は標高が高く、赤道に近いとはいえ気温はそれほど高くありません。デグーを飼育する時の適温は20~25℃と、暑すぎず寒すぎない温度を心がけること。夏は冷房、冬は暖房が必要です。冬はペット用ヒーターを用意しましょう。とくに温度管理はデグーの命に関わるので重要です。

完全草食でも、やっぱり臭い!

臭い対策

デグーは完全草食の動物なので、雑食の動物より臭いが気にならないといわれています。とはいえ、生き物である以上、排泄行為はつきもの。しかも、デグーはいたるところで排泄するため、ケージ内の清潔に気を配らなければ部屋全体に嫌な臭いが広がってしまいます。「デグーは臭くない!」という思い込みは禁物です。定期的な掃除はもちろん、あらかじめ部屋の消臭対策も講じておきましょう。ファブリーズの「部屋用置き型消臭」なら、独自の臭いキャッチゼリーが悪臭を吸収、中和、消臭してくれ、臭いの後戻りもないので、ペットの消臭対策にも最適です。無臭タイプと芳香タイプがありますが、生き物の側に置く場合は、無臭タイプを選びましょう。

ファブリーズ部屋用置き型消臭・芳香剤

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群れをつくって暮らすデグーは多頭飼いも可能です。オスとオス、メスとメスでも飼えますが、中には相性が悪い場合もあります。もっともケンカが少ないのは、オスとメス。ただ、デグーは繁殖能力が高いので、あっという間に増えてしまうようです。