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宙を舞うペット、モモンガの魅力
出典 : Ratana Prongjai/Shutterstock.com

宙を舞うペット、モモンガの魅力

近年増えてきた、モモンガの飼育。自由に空間を滑空する姿は、他のペットにはない大きな魅力です。しかし、本来ならば、森の中の樹上で生涯暮らす野生の生き物。上手く家の中で付き合っていくにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。

  • 創文舎 hamo

ムササビとは違う? モモンガの特徴

ムササビとは違う? モモンガの特徴

モモンガは生物学上ではリスの仲間に該当し、野生のモモンガは、森の中で木の実や果実を食べて暮らしています。前足と後ろ足の間に被膜を持ち、木々の間を飛び交う姿はあまりに有名です。

森に住む生き物の中で、モモンガによく似た姿で知られるのがムササビです。モモンガと同じように宙を舞うことで知られていますが、モモンガとムササビにはどんな違いがあるのでしょうか?

モモンガの平均的な大きさは、体長14~20cm、体重は20~200gです。それに比べ、ムササビの体長は27~48cm、体重は700~1300gとかなり大きめ。被膜も、モモンガは4本の足の間にだけついていますが、ムササビは首や尻尾まで被膜に覆われています。それ故に、モモンガの滑空距離20~30mに対し、ムササビは倍以上の100m越えの滑空ができるそうです。

ムササビはモモンガに比べるとかなり大きく、ダイナミックな印象です。生き物としては非常に似ていますが、その大きさからしてムササビを家で飼うことは難しいかもしれませんね。

夜行性で慎重派のモモンガとふれあうには?

夜行性で慎重派のモモンガとふれあうには?

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モモンガが生息している自然の山中に行っても、モモンガを見かけることは非常に稀です。なぜなら、モモンガは夜行性の動物だからです。昼間はほとんど木の上で眠って過ごし、夜になってから木々の間を飛び回ります。

それは、家でペットとして飼っても同じこと。本能として備わっているものはそうカンタンには変わりません。モモンガを飼ったらふれあいたいと思っていても、昼間は眠ってばかり。無理に起こそうとするとストレスを感じ、攻撃的になってしまうことも。何より、そんなことをしたら飼い主としての信頼を失ってしまいます。

モモンガを飼う際は、夜行性であることをわかった上で自分のライフスタイルを考え、ふれあう時間がどの位取れるか考慮してから迎えた方がよいでしょう。

同様に、モモンガは他のペットと比べ野性味が強く、非常に警戒心が強い動物であることもわかっておかなければなりません。個体差はあるものの、基本的になつかせるのは難しく、あまり過度な期待はしない方が良いでしょう。なつかせたいなら、世話はたいへんですが、ベビーのモモンガから育てた方がなつきやすいそうです。

現在、日本国内でペットとして飼えるモモンガは「フクロモモンガ」と「アメリカモモンガ」の2種類。全般的になつかせるのが難しいモモンガですが、自然の中で単独行動を好むアメリカモモンガに比べ、集団生活をしているフクロモモンガの方がなつきやすいそうです。モモンガを眺めるだけではなく、ふれあいを求めるならフクロモモンガがおすすめです。

滑空を見たい! 家の中で運動タイム

滑空を見たい! 家の中で運動タイム

Agnieszka Bacal/Shutterstock.com

モモンガも他のペット同様、基本的にはケージの中で飼育します。行動範囲が広く、樹上で暮らす習性から、ケージの中に止まり木も必要です。できるだけ大きいケージを用意し、ストレスを与えない環境を作ってあげましょう。

ある程度の広さのあるケージだとしても、本来、広い森林で暮らすモモンガには狭く、運動不足になってしまいます。ある程度環境に慣れてきたらケージから出し、部屋の中で遊ばせてあげましょう。部屋に慣れるとお得意の滑空が見られることでしょう。ただし、室内で放す際、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。

1 脱走防止のため窓を閉める
2 排泄される可能性
3 コードなどをかじられるため、あらかじめ隠しておく
4 溺れないように浴室や洗面台などに水を溜めておかない

以上が放し飼いする際の注意点です。飛んで行って家の中で見失ってしまったら、昼間の場合は隅っこで眠っている可能性が高いので、家具などを動かさず、ケージを開けて夜になるのを待ちましょう。部屋のあちらこちらにおやつを設置しておくのもよいでしょう。お腹が減ったら自分から出てくるはずです。

種類によって違う?! モモンガの臭い

種類によって違う?! モモンガの臭い

Chutinun Arunwiwatkul/Shutterstock.com

モモンガはトイレを覚えないため、ケージにいる間は止まり木に止まりながら排泄することがほとんどです。ケージの床にペットシートなどを敷き、こまめに取り替えないと結構な臭いを発します。また、国内で飼えるモモンガは2種類いると前述しましたが、この種類によっても体臭に違いがあります。

流通量が多く、比較的なつきやすいフクロモモンガは、臭腺が発達しており、体臭も糞尿も臭いが強いです。臭腺の数が多いことから、動物病院での除去手術はあまりおすすめできません。対して、野性味が強くなつきづらいアメリカモモンガは、あまり体臭がなく糞尿も気にするほどの臭いではないそうです。

こまめな掃除と消臭剤で臭いを軽減

ファブリーズお部屋用置き型(消臭・芳香剤)

ファブリーズお部屋用置き型(消臭・芳香剤)

モモンガは野性味が強い動物だけに、他のペットに比べ臭いも強め。飼う時には、その辺りも承知の上で環境を整えなくてはなりません。

排泄物が溜まるケージは毎日こまめに掃除し、空気清浄機や消臭剤を置いて臭い対策を行いましょう。芳香剤を兼ねた消臭剤は人には心地よいものですが、ペットには刺激が強すぎます。モモンガの側に置くなら、ファブリーズの部屋用置き型消臭剤無臭タイプがおすすめです。

独自の技術で開発した消臭成分ニオイキャッチャーゼリーが、空間に漂うイヤな臭いを逃さずキャッチし、臭い分子を分解・中和して臭いを消し去ります。また、スリムなパッケージは縦置きでも横置きでもOKなので、モモンガを室内に放した時に邪魔にならないように、寝かせておけば安心ですね。

お世話がたいへんなモモンガですが、ペットとしての人気は衰えません。その理由は、可愛らしいルックスと空を飛ぶという、他のペットにはない魅力のせいかもしれませんね。生態を理解した上で、モモンガと上手に付き合ってみてはいかがでしょうか。