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知っているようで知らない、古い「土」の捨て方、正しい処分の仕方は?
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知っているようで知らない、古い「土」の捨て方、正しい処分の仕方は?

趣味のガーデニングで毎回発生する不要な土。「土はゴミとして捨ててもいいのかしら?」「捨てるなら何ゴミになるの?」と処分に迷っていませんか?土の捨て方&リサイクル方法を紹介します。

  • 鈴木

植え替えをする度に発生する古い土

植え替えをする度に発生する古い土

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●古い土は使えない?

ガーデニングは新しい土で始めます。なぜ同じ土を使い回せないのでしょうか?なぜ新しい土で始めるのでしょうか?
古い土は、以前植えていた植物の根や雑草の種、枯れ葉など余計なゴミが残っていたり、病害虫や病原菌・細菌が繁殖したりしています。また、前に植えていた植物に栄養分を取られてしまった後なので、次に植える植物に与える栄養分が不足しています。 
古い土のまま、新しい植物を植えると、根腐れや成長不良が起きやすいのです。

●新しい土に植え付けるが基本

庭に植えるにしても、ベランダでプランターに植えるにしても、新しい土で植え付けをすることはガーデニングの基本です。新しい土は、水はけがよく、保水性があり、肥料持ちが良いものです。また、病害虫や病原菌もおらず清潔です。

土の捨て方は?ゴミとして出せる?出せるなら何ゴミ?

土の捨て方は?ゴミとして出せる?出せるなら何ゴミ?

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●可燃ゴミ(燃えるゴミ) 

可燃ゴミとして回収・処理している自治体もありますが、1人が片手で持てる程度の重さに限っている場合が多いようです。大量の場合は施設に自己搬入するか、または各自で処分しなければいけません。
また、公には可燃ゴミとして回収していませんが、問い合わせると少量(自治体によっては植木鉢一つ分くらいと表現)であれば可燃ゴミに入れて捨てて構いません、とアドバイスしてくれる自治体もあります。悩んだら、まずは直接問い合わせましょう。

●不燃ゴミ(燃えないゴミ・埋立ゴミ)

不燃ゴミとして回収・処理している自治体もあります。これも重すぎると回収はしてくれません。また、回収はしていないけれど、不燃物リサイクルセンター等へ直接持ち込みすればOKという自治体もあります。

●回収・処理できないゴミ

「土」を自治体で回収・処理できないゴミとしている場合は、個人で処分する必要があります。

自治体で回収していない場合の処分方法

自治体で回収していない場合の処分方法

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●廃棄物処理業者に依頼

有料になりますが、個人で廃棄物処理業者を探して依頼、処分してもらいます。
環境省のホームページからリンクしている「優良産廃処理業者ナビゲーションシステム(優良さんぱいナビ)」では、優良産廃処理業者認定制度の認定を取得した処理業者を検索することができます。

●ホームセンターで回収

一般家庭の園芸用の土に限り、回収してくれるホームセンターがあります。まだ少ないようですが、今後増えてくると思われます。近くにホームセンターがあれば、問い合わせてみるといいでしょう。

●庭にまくなど自家処理

土を回収している自治体にしても、できれば自家処理してほしい、リサイクルしてほしいと但し書きしている自治体は多くあります。戸建て住宅なら、庭にまくなどして、できるだけゴミとして出さない処理が望まれます。公園の管理者の許可を得て公園に捨てさせてもらう方法もあります。

土を再生させてリサイクル活用

土を再生させてリサイクル活用

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一度使うと機能が落ちてしまうガーデニング用の土ですが、ひと手間かければ再利用が可能です。
まず、古い土を乾燥させた後、目立ったゴミや虫などを取り除きます。次に、土ふるいを使い、さらに細かいゴミを取り除きます。
そして、細菌などを取り除くために、黒いビニール袋に土と水を入れて薄く広げ、2、3日ほど日当たりの良い場所に置き、太陽光で蒸らします。仕上げに、栄養分を補給するため腐葉土や土壌改良剤を混ぜたら出来上がりです。

このように、土の捨て方は自治体によってさまざまで統一されてはいないようです。ひと手間はかかりますが、環境に配慮し、再生して使うこともひとつの方法ですね。