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男なら一着は欲しいライダースジャケット。ヘビロテ派は臭いにご用心!
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男なら一着は欲しいライダースジャケット。ヘビロテ派は臭いにご用心!

いまやファッションアイテムの1つとして、女性の洋服売り場にも並ぶライダースジャケット。伝統的な本革モデルはしっかりケアすれば一生モノです。流行に左右されないライダースジャケットの歴史と魅力、コーディネート、ケアの方法を紹介します。

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この80年、変わることのないライダースジャケットの魅力

この80年、変わることのないライダースジャケットの魅力

Viorel Sima/ Shutterstock.com

バイクで走ることを目的につくられたラスダースジャケットは固くて丈夫な革でつくられていますが、そもそもアメリカの先住民族には、食べるために捕獲した動物の皮革を衣類として使う風習があり、そこから皮を用いた衣類へと発展し、フライトジャケットやライダースジャケットが誕生しました。

ライダースジャケットの第1号となったのは、トランプ大統領が「アメリカの象徴」とたたえるあのハーレーダビッドソンが1939年に発表したモデルで、現在の「ダブル」の原型になったともいわれています。ライダースジャケットのハードなイメージは、バイカーだけでなく、エルビス・プレスリーをはじめ、多くのミュージシャンたちをとりこにし、今も彼らの間で根強い人気を誇っています。

最近はアパレルメーカーからもさまざまなタイプのライダースジャケットが登場し、バイカーやミュージシャンにとどまらず、だれでも気軽に楽しめるファッションアイテムの1つとして定着しているようです。しかも、ここ数年は、トレンドとして必ず取り上げられ、女性のファッション誌でも、ライダースジャケットを合わせたコーディネートが紹介されるほど。

着込むほど味が出る本格派のライダースジャケットも魅力的ですが、フェイクレザーでつくられたモデルは手軽に着られ、価格も手頃です。バイクが趣味の人も、そうでない人も、アウターとして1着そろえておくと、男が上がるかもしれませんよ。

種類も豊富なライダースジャケットのケアと臭い対策

流行中のライダースジャケット。欲しいけど、どんなタイプを選べばいいかわからないという人も多いはず。まずは種類、着こなしのポイント、普段のお手入れ、消臭対策など各種情報をインプットしてから、憧れの1枚を手に入れましょう。

種類も豊富なライダースジャケットのケアと臭い対策

Steve Collender/ Shutterstock.com

ライダースジャケットの種類

デザイン

●シングル・・・・・・前合わせが一重になっているデザインのものをシングルと呼びます。全体的にシンプルなデザインなので、どんなファッションにも合わせやすく、1枚あると重宝します。
●ダブル・・・・・・前合わせが二重になっているタイプで、一般的にライダースジャケットというとダブルをイメージする人が多いようです。
●アメジャン・・・・・・ライダースジャケットの元祖といわれ、アメリカのバイカーのためにつくられたジャケットです。大きなバックルのベルトがついているのが特徴です。
●ロンジャン・・・・・・アメジャンと比べ、タイトなつくりで、サイドに小さなベルトがついています。ロンジャン=ロンドンジャケットの名のとおりイギリス生まれのライダースジャケットです。

革の種類

●牛革・・・・・・牛革とひと口にいっても、カーフスキン(生後6カ月以内の子牛の革)、キップスキン(生後6カ月~1年の子牛の革)、カウハイド(大人の雌牛の革)、ステアハイド(大人の雄牛の革)と、いろいろ種類があり、一般的なライダースジャケットには分厚い大人の牛の革が使われています。なお、価格の安いものにはバッファロー(水牛の革)が使われることが多いようです。
●馬革・・・・・・ホースハイド、コードバンとありますが、おもに、ライダースジャケットに使われるのはホースハイドです。牛革より生産量が少ないため貴重な革です。
●羊革・・・・・・ラムスキン、シープスキンとあり、牛革と比べ、やわらかいのが特徴です。ラムスキンは生後1年未満の羊の革、シープスキンは生後1年以上の羊の革のことで、シープスキンはムートンとも呼ばれています。
●山羊革・・・・・・キッドスキン、ゴードスキンとあり、牛革より薄くやわらかですが、丈夫なので薄手でも使い勝手がいいのが特徴です。

革の種類

elenovsky/ Shutterstock.com

普段のコーデに取り入れる

ワイルドで男らしいイメージのライダースジャケットは、背が低い人は似合わないと思っていませんか? それは自分に合ったサイズを選ばないためで、肩幅が大きいとバランスが悪く見えてしまうからです。購入する時は、ジャストサイズのものを選ぶようにしましょう。着こなしについては、シングル、ダブルとも、細身のパンツの方が失敗は少ないようです。トップスについては、パーカーをはじめ、Tシャツ、チェックやストライプのシャツ、セーターなど、どんなものでもOK! なお、一見不向きだと思われがちなカチッとしたパンツに合わせると、英国紳士のような雰囲気になるから不思議です。ジャケット自体のインパクトが強いので、「シンプル」を心がけることが上手なコーディネートのヒケツです。

長く着るためにはケアが大切

ライダースジャケットのお手入れ方法

購入後のケア

本革のライダースジャケットを長く大切に着るためにも、袖を通す前のひと手間が大切です。手順はまず馬毛ブラシなどで表面のホコリを落とし、防水スプレーを全体にまんべんなく吹きつけます。しっかり乾いたら、乾いた布で乾拭きしておしまいです。

普段のケア

1週間に1度程度、馬ブラシをかけてから乾いた布で乾拭きしましょう。しばらくすると、自然と革の油が表面に染み出して、革ならではの光沢が出てくるようになります。また、泥など異物がついた時は、固くしぼった布で汚れを取り除き、乾拭きすればきれいに落ちます。もっとも注意したいのが、雨など水に濡れた時です。本革のライダースジャケットが濡れた時は、水分を吸収するようなイメージで布を使って表面を軽く叩きながら拭き取り、完全に乾く前にミンクオイルを塗ってください。乾いた後は素早く余分なオイル拭き取りましょう。

しまう前のケア

油分が足りないのは傷みの原因ともなるので、シーズン終了後は油分を補給してからしまいましょう。全体に馬毛ブラシをかけ、汚れは固くしぼった布を使って取り除いてください。それが終わったら、ミンクオイルを薄く塗り込み、ハンガーにかけて定着させます。しばらくしてから乾いた布で乾拭きすること。毎年、行うことで鈹がわらかくなり、革ならではの味わいが出てきます。

フェイクレザーのケア

フェイクレザーの中には洗えるものもあるので、洗濯表示を確認し、洗える場合はおしゃれ着用洗剤を使って洗いましょう。洗えないものは、固くしぼった布で汚れを拭き取り、陰干しすること。雨に濡れた時は乾いたタオルでさっと拭き取ればOKです。

洗えない分、マメな臭い対策が必要

ライダースジャケットは防風性と保温性にすぐれているため、比較的暖かい時期に長時間着続けると、とくに脇の部分が汗で湿ってしまい、すぐにイヤな臭いが発生してしまいます。洗えない革製品は通気性のいいところで陰干しするのが基本ですが、ライダースジャケットの裏地には布が使われている場合が多いので、布製消臭スプレーも有効です。脇の部分を中心に、裏側に5~6回ほどスプレーして陰干しすると、臭いが残りません。ファブリーズの布用消臭スプレーだと、除菌効果があるため、雑菌の繁殖とともに臭いの発生も抑えてくれます。なお、スプレーする時は革の部分にかからないよう注意しましょう。

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

パンクロックのミュージシャンたちが好んで着るのが、タイトなシルエットがかっこいいUKタイプのライダースジャケットです。つまり、ロンジャンが彼らのトレードマークというわけ!