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増加する共働き家庭、その割合と実態は?
出典 : Kaspars Grinvalds/Shutterstock.com

増加する共働き家庭、その割合と実態は?

近年急速に増えてきている共働き家庭ですが、その割合は、地域、年代、子どもの年齢などによっても大きく異なります。そこから見えてくるものは何でしょうか?

  • terasaki

共働きという暮らし方

 共働きという暮らし方

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この30年の間に専業主婦世帯と共働きの世帯数は完全に逆転し、共働きという形態を選ぶ家庭が急増しています。現代における共働きの実態は?

●働く理由

多くの家庭が生活費を補うために働いています。長引く不況で収入が伸びにくくなったことだけではなく、住居費、教育費他、生活費全般にかける費用も時代とともに多くなっているようです。また、女性が働きやすい環境が徐々に整いだしたのも一因とされています。

●働き方

共働きと一口で言っても、働き方の形は多様です。子どもがいる家庭では、母親が正社員の割合は1割程度、ほとんどの人が非正規社員やパートとして働いているのが実情です。

●共働きの盲点

共働き家庭が陥りがちなのは、お互いの収入があるため自然と生活水準が上がってしまうことです。一定期間のみ働くつもりでも、いつの間にか生活が膨らみ働き続けなければいけなくなる事態にもなりがちです。また、家事の分担、家計の分担など不満が出てくることもあります。

共働き家庭、割合の推移

 共働き家庭、割合の推移

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共働きの割合は30年ですっかり逆転しましたが、20年前には働く主婦が専業主婦(主夫)の数を抜き、それ以降その数は増え続け、この10年で専業主婦(主夫)の数を大幅に上回る結果になっています。

●意識の変化

実際の共働き世帯の増加だけではなく、「男性が働き、女性が家を守る」という考え方自体が大きく変化を遂げたようです。男性が積極的に家の仕事に参加する、女性が社会に参加することを当たり前とする意識が高まっています

●子どもがいる

夫婦だけの世帯の共働きの割合は微増にとどまっているのに対し、子どもがいる家庭での共働きは大幅に上昇しています。子どもがいる上での共働きが一般化されつつあります。

●親のサポート

30年前は「親のサポートを受けるべきではない」とい考え方が多かったのに対し、現在はその考えはごく少数派に、親のサポートを受けることに抵抗がない家庭が大多数になったことも共働きの増加を後押ししています。

共働きが多い年代

 共働きが多い年代

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共働きがもっとも多い年代は、40代半ばから50代半ばにかけてです。子どもの成長とともに教育費にお金がかかることから働く人が多くなるためです。これに続くのが30代半ばから40代半ば、子どもが預けられるようになって再び働き出す人の割合です。次いで55歳以降でも増加しており、夫の退職、年金受給時期の引き上げによって働かざるえない人も増えます。

年代で多少の違いはあるものの、どの世代でも共働きが増加していることは確かです。

共働きの割合、地域でこんなにも違う!

 共働きの割合、地域でこんなにも違う!

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共働きの割合は地域によっても大きく異なります。共働きが5割を超える地域は東北、北陸の日本海側の地域、山陰地方がダントツで多いのに対し、少ない地域は、東京、神奈川、大阪、京都、福岡他と大都市が並びます。意外な結果にも思えますが、一つは、東北、北陸地方では農業や漁業に夫婦で携わっている人が多いことも要因です。

また、地方は親が近くに住んでいることも多く、サポートが期待でき、共働きがしやすい環境であるといえます。

時代の推移とともに増えていく共働き、今後もその割合は右肩上がりで増えていくことは明白です。共働きが当たり前になった今、家族で共働きに携わる環境について改めて考える必要があるかもしれません。