ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
圧縮袋から出した寝具や衣類からイヤ~な臭い・・・ちゃんと洗ったのに!
出典 : PJjaruwan/Shutterstock.com

圧縮袋から出した寝具や衣類からイヤ~な臭い・・・ちゃんと洗ったのに!

季節の変わり目にクリーニングや洗濯をしてしまっておいた寝具や衣類。かさばるからと圧縮袋に入れて真空状態で保管していたら、開けた途端漂うイヤな臭い。いったい、この臭いの正体は? 長期間布団や衣類を保管する場合の正しい方法とは?

  • 創文舎 hamo

臭いの原因は空気の逆流?!

臭いの原因は空気の逆流?!

しばらく着ない衣類やシーズン終了後の寝具をしまっておくのに便利な圧縮袋。空気を抜いて圧縮することで、その厚みは半分以下になり、収納スペースを有効に活用するにはなくてはならないアイテムです。しかし、長い間圧縮していた袋をいざ開けると、収納する時には感じなかった不快な臭いがするという場合も・・・。臭いの原因は、大きく分けて2つの理由が考えられます。

圧縮する際に逆流した掃除機の空気

圧縮袋を圧縮するには、掃除機の存在が不可欠です。衣類や布団を袋の中に入れた後、掃除機で中の空気を吸い出し、圧縮状態にします。この時、掃除機の吸引力よりも圧縮袋側の真空吸引力が上回ると、吸引力が弱まったり、運転が停止することがあります。弱まった時点で、掃除機と圧縮袋の力関係が逆転し、掃除機の内部にある空気やゴミ、ダニ、ホコリなどが一気に圧縮袋に流れ込みます。これに気がつかず、繰り返し吸引し、圧縮し保管してしまうと、いくらキレイに洗って収納した衣類や布団でも、汚れや雑菌が付着し、開けた時にはイヤな臭いで充満しているという結果になってしまうのです。

湿気を含んだまま圧縮した場合

乾燥不足の布団や衣類を圧縮すると、袋の中で湿度が高くなり、カビや雑菌の繁殖の原因になります。圧縮袋は、空気を遮断するのを目的に作られたもの。当然、密封性に優れ、通気性はよくありません。その中に湿気を含んだ布団や衣類を入れておくと、水分が絞り出され、時間の経過と共に入ってくる空気と合わさり、カビや菌が繁殖します。

正しい圧縮袋の使い方

正しい圧縮袋の使い方

圧縮袋といえば、袋の隙間に掃除機のノズルを差し込み、空気を抜くのがスタンダードな形式でした。しかし、近頃では、袋の外側にノズルがついたものが売り出され、その使い勝手の良さから、市場で人気を集めています。

スタンダードタイプもノズルタイプも正しく使えば、きちんと圧縮することができますが、どのような点に気をつけて使用するとよいのでしょうか? また、それぞれの特性や違いとはどんな点なのでしょうか。

スタンダードタイプ

大きなビニール袋の口を付属のスライダーで閉じ、5~6cm開けて掃除機のノズルを差し込み空気を吸引します。この時、掃除機に負荷が掛かり過ぎると、吸引力が低下したり運転が止まって掃除機内部の空気が逆流してしまいます。時間的には1分程度、厚みの目安は圧縮前の三分の一程度を目安に圧縮しましょう。また、圧縮中は、掃除機のスイッチをオフにせず、ノズルを圧縮袋から出してから切るようにしましょう。吸引後、素早く掃除機を抜き取り、スライダーを閉めるのがコツです。

ノズルタイプ

袋の外側にノズルがついており、入口を完全に閉めてからノズルに掃除機をあて空気を吸い出します。タイプによっては、自動でノズルが開閉するもの、手動で開閉するものがあります。どちらも逆流しづらくそれほど慌てる必要はありませんが、手動タイプは自動タイプに比べ、ノズルを閉めるという一手間があります。スタンダードタイプに比べ割高で、商品によっては倍以上するものもあります。

臭いのついた衣類や布団のケア

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

圧縮する際に扱いには気をつけていたものの、開けた時に衣類や布団から臭いを感じたら、使用する前に消臭ケアが必要です。

軽い衣類や薄手の毛布など、洗濯機に入れられそうなものなら、再度洗濯すれば大方臭いは消えるでしょう。厚手の合わせ毛布や布団など、洗濯機に入らないような大きいものは、ファブリーズの布用消臭除菌スプレーを裏表に10回程スプレーし、風通しの良い場所で干しましょう。

ファブリーズは、スプレーするだけで、外に3時間天日干しした時と同等以上の除菌力があることが、実験の結果証明されています。繊維の奥に潜む、臭いの原因となる雑菌を確実に除菌し、布に付着した臭い分子をイオンレベルで分解・中和してすっきりさわやかに仕上げます。

臭いを取るために再度洗濯した衣類や寝具類にも、乾かす前にファブリーズをスプレーしてから干せば、乾くまでに繊維の中で繁殖する雑菌を抑制し、厚手の生地でも生乾き臭が発生せず、天気を気にせず干すことができます。

圧縮しない布団の保管方法

圧縮しない布団の保管方法

圧縮袋を使って衣類や布団を収納する際、臭いをつけないために注意すべき点を紹介してきました。省スペースを意識すると、圧縮袋を使った収納方法はとても魅力的です。しかし、臭いがつくリスクや、カビが発生する可能性もあるため、もし、収納場所に余裕があるなら、圧縮せずに収納するのが衣類や布団を傷める心配がなく、掃除機にも負担がかからない最善の策かもしれません。

とくに、羽毛布団はデリケートなため、圧縮しすぎると生地や羽毛が傷み、出した時に以前のようなやわらかさがなくなってしまう場合もあるようです。
圧縮せずに布団をしまうには、しまう前にしっかり干して十分湿気を抜き、通気性の良い不織布のケースやシーツなどに包み、すのこを敷いた押し入れにスペースに余裕をもって収納しておきましょう。使わない間も時折押し入れを開け、換気すると湿気が溜まらず臭いもこもりません。

圧縮袋を使った収納をする際は、注意すべき点を意識して過度に圧縮しないよう気をつける必要があります。収納するものの素材や用途を考え、適した収納方法を選ぶのがもっとも賢い選択といえそうですね。