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傘って何ゴミ? 傘にも捨て方があるの?

傘って何ゴミ? 傘にも捨て方があるの?

骨が折れたり、破けたりして不要になった傘は玄関の厄介者。微妙に大きいし、素材もさまざまだから、どうやって捨てたらいいか悩む人も多いのでは? 案外知られていない傘の捨て方を教えます。

  • tama

傘の捨て方は、まず何ゴミかの判断から

傘の捨て方は、まず何ゴミかの判断から

強風で骨組みが折れたり、ナイロン部分が破れたり、柄が抜けてしまったり。

ゲリラ豪雨や台風の多い日本では、傘は消耗品のひとつといっていいのかもしれません。出先で買ったビニール傘も、とりあえず持ち帰ってみたものの、使えないまま傘立てに。そんな傘がいつの間にか数本たまってしまうということも。

傘の捨て方は、まず何ゴミかの判断から

何ゴミか判断できずに、捨てるタイミングを逃してしまっているうちに、ホコリをかぶった壊れた傘の束ができていませんか?

目につく玄関先に、ずっと不要な傘を溜めておくのはストレスになりますよね。きれいさっぱり捨てて、スッキリさせましょう。

傘は地域によって分類が違うものの、不燃ゴミの扱いが多いようです。場所によっては長さが50㎝以上の場合、粗大ゴミの扱いにしているところもあります。

傘を捨てる前に、分解する方法も

傘を捨てる前に、分解する方法も

Stanislav71/Shutterstock.com

分解して各分別ゴミとして収集してもらう場合もあるので、傘の分解方法を紹介しましょう。難しく感じるかもしれませんが、じつは、覚えてしまったら数分で分解が可能なのでチャレンジしてみてください。

●ビニール傘の分解方法

ビニール傘のつゆさき

ビニール傘のつゆさき

まず、傘を閉じた状態にして「つゆさき」を分解します。つゆさきとは、骨の先端にかぶせてある、小さなプラスチックの部分のこと。傘をさした状態で考えると、地面に向かって八つに分かれている骨の先端に、一つずつ付いている部品です。これは、手で外側に引っ張ればカンタンに外れるので、すべて外しましょう。

ビニール傘のいしづき

ビニール傘のいしづき(先端部分)

つゆさきが外れたら、傘の上に付いている「いしづき」というパーツを外します。いしづきとは、柄の部分の、一番てっぺんに付いている部品のこと。こちらも手で引っ張ると外すことが可能です。これが外れると、カンタンにビニールと骨組みが二つに分解できます。

ビニール傘であれば、分解方法はこれだけでOK。作りが単純なので、分解もカンタンです。だからこそ、安く手に入るメリットの代わりに、普通の傘より壊れやすいというデメリットがあります。

●ビニール傘以外の傘の分解方法

ビニール傘以外の傘の分解方法

ビニール傘以外の場合、分解に道具が必要になります。事前にハサミとペンチを用意しておいてください。傘を閉じた状態で、いしづき部分を外しましょう。ネジのようになっている場合が多いので、回して外すことが可能です。

次に、ビニール傘同様につゆさきを引っ張って外します。外れたら傘を開いて、布と骨組みを結んでいる紐をハサミで切り離しましょう。傘によって、結び目は異なりますが、すべて切り離せば、骨組みと布部分で分けることができます。

持ち手部分と中心の棒はくっついていることが多いので、ペンチで切り離しましょう。金属ゴミと分けるため、根元から切り離すのがポイントです。切った後の先端は鋭利になっているので、ケガをしないように注意してください。

●折り畳み傘の分解方法

折りたたみ傘の分解

折り畳み傘は、いしづきと布部分が密着していることが多いため、ハサミで切り離す必要があります。いしづきと持ち手部分は、ネジのようになっている製品が多いので、手で回せば外すことができます。ペンチを使わずに済むので、それほど手間はかかりません。

分解した傘の分別法

分解した傘の分別法

cimbat2/Shutterstock.com

バラして捨てる場合は、近所や自治体の迷惑にならないように、きまりを確認してから捨てるようにします。分解した傘の布やビニール部分を可燃ゴミや不燃ゴミとして出します。これらのゴミは中身の見える袋で出すのがきまりになっている場合がほとんどです。

分解した傘の分別法

分解した骨組みは、ほとんどが金属ですが、まれにプラスチックや木製などもあります。分別は住んでいる自治体のきまりに従います。回収時に開いて邪魔になったり、骨組みに引っかけてケガをしたりするのを防ぐため、開かないように紐で縛って捨ててください。

傘の金属部分は不燃ゴミになりますが、「金属ゴミ」と「その他の不燃ゴミ」に分けて出すように指定している自治体もあります。その場合、金属部分を他の不燃ゴミと一緒くたにせず、別の袋に分類して出しましょう。

分解した傘の分別法

また、自治体の焼却力によっては、ビニールも可燃ゴミとして出せる場合があります。最終的なゴミの分別方法&処分方法は、自分の住んでいる自治体へ問い合わせたり、ホームページを確認したりしてください。

自治体ごとの分別方法の事例

自治体ごとの分別方法の事例

傘をどのように捨てるのかは、自治体によってルールがまったく異なります。特に、引っ越した後などはルールの違いに戸惑うでしょう。以下にいくつかの自治体の例を挙げてみます。

●東京都中野区の分別方法

東京都中野区では、傘は「陶器・ガラス・金属ごみ」に分類されます。普通一辺が30センチメートルを超えるものは「粗大ごみ」として扱いますが、傘は例外となっています。

●横浜市の分別方法

神奈川県横浜市では、傘は金属部分とビニールや布の部分に分けるよう指導されています。金属部分は「小さな金属類」として、ペットボトルなどと同じ扱いを受けます。一方、ビニールや布の部分は「燃えるゴミ」として処分する決まりです。

●京都市の分別方法

京都府京都市では、傘を生ゴミやプラスチック製品と同じ燃やすごみとして分別します。なお、1袋に入れていい傘は2本までです。3本以上出すときは粗大ごみ扱いとなります。なお、少々ごみ袋からはみ出しても許容されます。

●横須賀市の分別方法

神奈川県横須賀市では、細かく傘を解体し、分別します。布は「燃せるごみ」、ビニールは「不燃ごみ」、骨組みは「集団資源回収の『缶以外の金属』」となります。それぞれ、出す日が異なるので注意しなくてはいけません。

●一宮市の分別方法

愛知県一宮市では、傘は60センチ以下であれば「不燃ごみ」、60センチ以上であれば「粗大ごみ」になります。なお、6キロ以上の重さがあるもの(パラソルなど)も粗大ごみです。

●大阪市の分別方法

傘を「普通ごみ」として扱っているのは大阪府大阪市です。ただし、サイズによって分別は異なります。1メートル以上の大型のもの(パラソルなど)は「粗大ごみ」として捨てなくてはいけません。

●大津市の分別方法

滋賀県大津市では、傘は「燃やせないごみ」です。市の指定ごみ袋に入れて捨てることになっています。

傘の捨て方のまとめ

傘の捨て方のまとめ

トラブルを招かないためにも、自分が住んでいる場所の分別方法を確認しておき、正しい方法で捨てることが大切です。

ゴミは溜めておくと、どんどん増えてどこから手を付けていいかわからなくなります。出すのが面倒なゴミこそ、すぐに分別して処分することで、スッキリ快適に暮らせます。

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