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種類や地域によって異なるの! ? 正しい電池の捨て方を知っていますか?
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種類や地域によって異なるの! ? 正しい電池の捨て方を知っていますか?

家庭で不要になった電池。しかし、どのように処分したらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。じつは、適切に処分しないことで、大きな事故が発生しているケースもあるんです。そこで今回は、正しい電池の捨て方について解説していきます。

  • 創文舎 hiderio888

電池の種類によって捨て方は異なる

電池の種類によって捨て方は異なる

Yeti studio/Shutterstock.com

電池を処分したい時は、電池の種類によって捨て方が異なるので注意が必要です。

ひと口に電池といってもさまざまな種類がありますが、大きく2種類に分けることができます。それは「使い切りタイプの電池」と「充電式タイプの電池」です。

電池を捨てる時は、「使い切りタイプの電池はゴミとして回収する」「充電式の電池はリサイクルとして回収する」というのが基本になります。

この2種類から、さらに大きさや形状によって種類が分類されていきますが、この基本を覚えておけば電池を捨てる時に迷うことは無くなるでしょう。

それでは、それぞれの電池についての捨て方を具体的に紹介していきましょう。

各自治体のルールに従って電池を捨てる

各自治体のルールに従って電池を捨てる

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電池をゴミとして処分する場合、住んでいるの自治体のルールに従って捨てるようにしましょう。

ゴミとして処分できる使い切りタイプの電池には、以下のようなものがあります。

●アルカリ乾電池
●マンガン乾電池
●リチウム乾電池
●円筒型リチウム電池
●ピン型リチウム電池
●コイン型リチウム電池

これらの電池をゴミとして捨てる場合、各自治体によってゴミ回収のルールが定められています。たとえば、東京都渋谷区の場合、これらの電池類は不燃ゴミの日に回収されています。一方で、自治体によってはゴミとは別に拠点を設けて回収しているケースもあるようです。

各自治体のホームページなどで確認し、正しい方法で捨てるようにしましょう。

自治体や電器店の回収ボックスを利用する

自治体や電器店の回収ボックスを利用する

Aleksandra Suzi/Shutterstock.com

電池の種類によっては、自治体の拠点回収や電器店の回収ボックスを利用する場合もあります。

先述したように、おもに、充電式タイプの電池はリサイクル品として回収されます。また、使い切りタイプでも同じようにリサイクルとして回収させる場合があります。

リサイクルとして回収させる電池には以下のようなものがあります。

●ニッケル水素電池
●ニカド電池
●リチウムイオン電池

これらの電池については各自治体の回収拠点に持ち込むか、リサイクル協力店(電器店が多い)に設置されている「充電式電池リサイクルBOX」に入れて処分します。

回収してもらえる場所については、電池メーカーのHPなどから調べることができます。

ボタン式電池は別途回収している

また、使い切り電池の中でも、ボタン型電池はゴミ処分ではなく、回収協力店の専用ボックスにて回収されています。

環境保全への意識の高まりから、電池業界では水銀を使った電池の生産をやめ、環境と人体への影響を減らす努力を行ってきました。

しかし、ボタン式電池については、性能や品質の面から現在でも微量の水銀が用いられています。そのため、一般社団法人電池工業会では、使用済みのボタン式電池を回収して適切に処分する活動を行っています。

回収場所については、一般社団法人電池工業会のホームページから検索することができます。環境保全の観点からボタン式電池は、必ず専用の回収場所に持参するようにしましょう。

(ボタン式電池回収協力店の検索:http://www.botankaishu.jp/srch/srch10.php)

正しく処分しないと火災が起こる可能性も

正しく処分しないと火災が起こる可能性も

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ゴミの分別方法、電池の処分方法が守られていないことが原因で、火災が発生したというケースがあります。

東京消防庁の調べによると、2016年までの5年間に、モバイルバッテリーが原因で31件の火災が発生しています。モバイルバッテリーは充電式の電池ですので、基本的にはリサイクルとして処分しなければなりません。

各電池は正しい方法で処分しないと、このような事故が起きる可能性があります。

電池は電極をセロハンテープで覆い絶縁すること

電池をゴミ、もしくはリサイクルに出す場合、両方の電極を絶縁しなければなりません。

具体的には、セロハンテープやビニールテープを使って両方の電極を覆い絶縁します。この処理をしておかないと、他の金属類や電池同士が接触した時にショートを起こして発火・出火する可能性があるからです。

重大な事故につながる恐れがありますので、必ず絶縁処理をしてから処分するようにしましょう。

電池を捨てる、とひとことで言っても電池の種類や各自治体によって方法が異なることが理解できたのではないでしょうか。電池は大切な資源としてリサイクルもできますので、面倒と思わずにきちんと分別しましょう。そして、事故につながらないよう細心の注意を払いながら、正しい方法で処分するよう心がけてください。