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冷暖房効率が変わる!? あまり知らないエアコンの配管のこと
出典 : WathanyuSowong/Shutterstock.com

冷暖房効率が変わる!? あまり知らないエアコンの配管のこと

省エネエアコンの種類や節電方法については聞いたことがあるけど、エアコンの配管については知らない人が大多数ではないでしょうか? じつは配管作業が正しくできているかどうかで冷暖房の効率が変わる、重要な作業なのです。そこでエアコンの配管にスポットを当て、配管のあれこれについて紹介します。

  • 創文舎 hiderio888

エアコンの配管には2種類あるって知っていました?

エアコンの配管には2種類あるって知っていました?

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エアコンの本体と室外機を繋ぐ配管には2種類の方法があります。1つは「通常配管」、もう1つは「隠蔽配管」です。

一般的な「通常配管」

通常配管とは、エアコンの近くの壁に穴をあけて配管を通す方法です。一般的な家庭用エアコンでは、この方法でエアコンの配管を行います。

室内機から壁にあけた穴を通し、外壁を這わせて室外に配管を接続する、比較的カンタンな配管方法です。

ただし、外壁に配管を這わせることになるため、建物外観の美景が損なわれるというデメリットがあります。

配管を隠す「隠蔽(いんぺい)配管」

隠蔽配管とは、天井や床下、壁の内部に配管を通すための通路を作って、そこに配管を施す方法です。

この方法を用いるメリットは、エアコンに必要な配管を壁の中に埋め込んでしまうので、家の外観を損なわないということがあります。新築のオシャレな家ではエアコンの配管を隠したいと思う家庭が多いようです。

また、配管を壁や天井を通すので、家の中の好きな場所にエアコンを設置できるのも大きなメリットです。

一方、デメリットですが、まず、壁や天井の中に配管を這わせることになるので、当然工費は高くなります。また、エアコンに何らかのトラブルが発生した場合、配管が見えないため原因を追究するのに手間と時間がかかってしまいます。

さらに、エアコンの設置場所はある程度自由になりますが、配管を隠蔽するということは配管が長くなるということになります。長くなる分だけエアコンの空調効率は落ち、電気代が余分にかかる可能性があります。

見た目をキレイにする室内用配管カバー

見た目をキレイにする室内用配管カバー

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室内機側の配管の見栄えを良くしたい場合は、室内用配管カバーを使用するという方法があります。

エアコンの標準設置工事では、コストを抑えるために室内側の配管はまとめて配管テープを巻きつける処置が施されますが、見栄えがあまり良くありません。また、エアコンを長年使用する場合は、配管テープだけだと劣化することも考えられます。

このような場合におすすめなのが室内用の配管カバーです。部屋の壁紙の色と合わせた配管カバーを使用することで、配管がインテリアの邪魔になることがありません。

また、設置から数年は買い替えや移設をする予定がない場合、配管カバーを使うことで配管を保護し、劣化から守ることが可能になります。

ただし、隠蔽配管にする場合は、配管カバーを使用する必要はありません。

雨風や紫外線から配管を守る室外用配管カバー

雨風や紫外線から配管を守る室外用配管カバー

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エアコンの室外機側にも配管カバーを使用することがあります。

室外機側の配管カバーを使用するメリットは、室内機側同様に「見栄えを良くする」ことに加え「エアコンの配管を雨風から守る」ことです。

エアコンの配管は建物の外観を損ねてしまうケースが多いですが、外壁の色に合わせた配管カバーを使うことで、見栄えを損ねることなく室外機へと接続することができます。

また、室外機側の配管は雨風や紫外線などにさらされることになり、室内機側よりも劣化が激しいです。配管テープが劣化し、破れなどが生じ配管が温もるような事態が起きると、エアコンの運転効率が下がってしまう恐れがあります。

室外機側に配管カバーをすれば、テープと比較して耐久性が高く劣化しにくくなるため、長期的に配管を守ることができ、エアコンを安心して使用することができます。

また、室内機用同様に、隠蔽配管を施している場合、配管カバーは必要ありません。

配管カバーの取り付けはプロに依頼しよう

配管カバーの取り付けはプロに依頼しよう

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配管カバーを設置したい場合は、エアコンの取り付け業者に依頼するようにしましょう。

配管カバー設置は取り付けの標準工事費には含まれていないので、追加料金が必要になります。配管の長さや折り曲げる回数、使用するパーツなどによって料金は変動します。

また、既設のエアコンに配管カバーを取り付ける場合、エアコンの取外しと取り付け作業が必要になるので、新設エアコンに配管カバーを取り付けるより費用が高くなります。

費用の面から既設エアコンのカバーの取り付けを自分で行う人もいるようですが、配管を少し動かしてしまうだけでも損傷を起こし、エアコンのガス漏れや故障につながってしまう恐れがあります。

費用を節約するつもりが、逆に高額になってしまうこともあるので、専門の業者に依頼した方が無難といえます。

エアコンの配管について紹介してきました。配管の方法やカバーの有無によってメリット・デメリットがありますので、よく検討して最適な配管の処理方法を選ぶようにしましょう。