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エアコンの取り付けに知っておきたい知識を一通り説明してみる
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エアコンの取り付けに知っておきたい知識を一通り説明してみる

エアコンの取り付けを業者に依頼したけど、取り付けの内容や費用などについて詳しく知らないという人がほとんどではないでしょうか。そこで今回はエアコンの取り付けについて、工事の内容や必要な費用、業者の選び方について紹介します。

  • 創文舎 hiderio888

エアコンの取り付け工事の内容

エアコンの取り付け工事の内容

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まずは、エアコンの取り付け工事の内容について紹介していきましょう。

ひと口にエアコンを取り付けるといっても、多くの工程が必要です。実際どのような作業が行われているか見ていきましょう。

配管パイプ用の穴をあける

まず、エアコンを設置したい場所にドリルを使って配管用の穴をあけるところからスタートします。

もともと配管用の穴があけられている場合、この工程は省かれます。

据え付け板を設置する

次に、エアコンを設置するための据え付け板を壁に取り付けます。

配管を隠したい場合は、配管用の穴を据え付け板のくぼみに合わせて設置します。むき出しでも構わないという場合は、無理に合わせる必要はありません。

また、据え付け板を設置する時には、エアコンが地面に対して水平になるよう、設置板も水平に取り付ける必要があります。

室内機を設置する

据え付け板が設置出来たら、室内機を据え付け板に引っ掛けて設置します。

この時、据え付け板がしっかり固定されていなかったり、室内機が上手く引っかかっていなかったりすると、室内機が落下してしまう可能性があります。

室内機を設置後、室内機の露受けに少量の水を流し、排水ホースを伝って屋外に水が排出されたら、設置完了です。

室内機と室外機の冷媒配管を接続する

次に、屋外で室内機と室外機それぞれの冷媒の配管を接続します。

接続時のナットの締め方が緩いと、冷媒用のガスが漏れてしまい、エアコンの性能が著しく低下してしまう恐れがあり、作業は慎重を要します。

ドレンホースを接続する

冷媒配管の接続が完了したら、排水用のドレンホースを接続します。

ドレンホースの先端は庭やベランダの排水口など、室外に出た排水が流れ出てもいい場所まで伸ばしておくのが基本です。

室外機の配管を接続する

次に、室内機から伸ばしてきた配管を室外機に接続します。

この時、先程接続した冷媒配管も取り付けますが、接続場所を間違えないようにしなければなりません。室外機には、冷媒を送り出すバルブと、受け取るバルブがあるからです。

接続不良があった場合、空気が漏れてしまって、次に説明するエアパージを行うことができなくなります。

真空ポンプでエアパージを行う

配管を接続したら、真空ポンプを使ってエアパージを行います。

エアパージとは真空引きとも呼ばれ、配管と室外機の内部の気密レベルを上げて乾燥状態を作り出すことをいいます。

とくに、室外機内部に水滴がたまってしまうと、冷媒ガスの性能が下がり、エアコンの運転効率低下や、故障を引き起こすことがあります。それを防ぐために行うもので、エアコンの取り付け工事においてもっとも重要な作業となります。

エアパージを行った後、真空状態が保たれているか、ガス漏れを起こしていないをチェックします。

冷媒ガスを開放し、配管内にガスを充満させる

エアパージが正しく行えたら、エアコンの配管内に冷媒ガスを開放し充満させます。

この時、万が一ガス漏れが発生したら直ちにバルブを締め、不良個所の修復作業を行います。

渡り配線を接続し、配管接続を点検する

室内機から伸ばしてきた渡り配線を室外機の基盤に接続します。

この作業が完了すれば、室外機に電気が通るのでエアコンを作動させることができるようになります。その後、室外機を据え付け、各配管の接続を点検します。

配管の穴をパテで埋める

配管を通すための穴をパテで埋め、雨風や虫が室内や壁に侵入しないようにします。

さまざまなタイプのパテがありますが、基本的にどれを使用しても効果は同じです。また、パテは経年劣化してくるので、定期的な補修工事が必要となります。

エアコンを試運転し、正常に作動すれば完了

最後にエアコンを試運転させ、正常に作動すれば取り付け工事は完了です。

確認事項は、おもに、以下のとおりです。

●冷房・暖房共に風が吹き出してくるか
●ドレンホースから排水されるか
●室外機のファンが回っているか
●室内機から水滴が落ちてこないか

エアコンの取り付けにかかる費用の相場

エアコンの取り付けにかかる費用の相場

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業者にエアコンの取り付けを依頼した場合には、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。

新品のエアコンと中古のエアコンで費用に差があり、新品の場合は14,000~18,000円程度、中古の場合は7,000~15,000円程度を見ておけばいいでしょう。

また、古いエアコンの取り外しや、エアコンの移設なども依頼する場合は追加費用が発生することがあります。業者や時期によって差がありますので、問い合わせて確認するようにしましょう。

エアコン取り付け業者を選ぶポイント

エアコン取り付け業者を選ぶポイント

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エアコンの取り付け業者を選ぶためのポイントは2つあります。それは「複数の会社から見積もりを取るということ」と「問い合わせた時の対応を見る」ということです。

複数の会社から見積もりを取る

1つ目のポイントは、複数の会社から見積もりを取るということです。

各業者の工事にかかる料金の詳細を比較・確認することで、必要のない経費を要求する業者を見極めることができます。

問い合わせた時の対応を見る

もう1つのポイントは、業者に問い合わせた時の対応を見るということです。

問い合わせ対応で、細かいところまで確認してくるようなら、その業者は良心的な対応をしてくれる可能性が高いです。

逆に返答が曖昧な場合は、現場で追加料金等を請求してくる可能性が否めないので、避けた方がいいでしょう。

エアコンの取り付けについて工事内容や費用などについて紹介してきました。工事内容や費用の相場、業者選びのポイントを理解すれば、安心して業者に依頼することができますね。