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自分でエアコンを分解して掃除することを「おすすめしない」理由とは?
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自分でエアコンを分解して掃除することを「おすすめしない」理由とは?

エアコンの内部まで掃除するためには、本体を分解して洗浄しなければなりません。ただ、トラブルや故障の原因となりやすいので、自分で分解して掃除することは決しておすすめできません。それでも自分でやりたい!という方のために分解の知識とおすすめしない理由について解説するので、判断の参考にしてください。

  • 創文舎 hiderio888

エアコンは分解して洗浄しなければキレイにならない!

エアコンは分解して洗浄しなければキレイにならない!

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エアコンを本当にキレイに洗浄するためには、フィルターの掃除や市販されているスプレーを使った掃除だけでは、汚れを完全に落とすことはできません。

エアコン内部のアルミフィンやその内側にあるファンにホコリやカビが発生するケースが多いので、エアコンを分解して洗浄しない限り、エアコンを徹底的にキレイにすることは不可能なのです。

エアコンを自分で分解する方法

エアコンを自分で分解する方法

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どうしても自分で分解洗浄をしてみたいという人は、故障も覚悟、納得のうえでチャレンジしてみましょう。

①コンセントを抜く

まずはエアコンのコンセントを抜きます。アース線が接続されている場合も同様に抜いてください。

②エアコンの外装品を取り外す

次に、エアコンのフィルターやルーバー、本体カバーを取り外します。

フィルター、ルーバーはカンタンに取り外すことができますが、外し方がわからない時はエアコンの説明書で確認しましょう。

最後にエアコン本体のカバーを取り外します。本体カバーはビスで固定されていますので、ビスは外して取り外します。

③電装品パーツを外す

本体カバーが外せたら、電装品パーツを外していきます。

電源配線や温度センサーなどを外した後、最後に電源ボックスの本体を取り外して完了です。

④排水用ドレンパンを外す

電装品パーツが取り外せたら、排水用のドレンパンを外していきます。

ドレンパンもビスで固定されていますので、ドライバーで外していきます。また、ドレンパン内に排水が残っている場合があり、外して傾けた途端に排水がこぼれることがあるので確認しながら慎重に行ってください。

ビスが外せたらファン、電源ボックスと一緒に取り外すことができます。

⑤送風ファンを取り外す

取り外したファンとドレンパンを分解し取り外します。ファンの根元に固定しているビスを外すと分解できます。

⑥アルミフィンを取り外す

最後に残ったアルミフィンを取り外せば分解は完了です。

自分でエアコンの分解洗浄することをおすすめしない3つの理由とは?

自分でエアコンの分解洗浄することをおすすめしない3つの理由とは?

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作業自体は一見簡単そうにも感じますが、では、なぜ自分でエアコンを分解洗浄することが推奨されないのでしょうか。

エアコンが故障する原因となりやすい

何とかエアコンを分解洗浄し組み立てなおせたとして、いざエアコンのスイッチを入れようとすると作動しない…。このようなトラブルが起こる可能性を否定できません。

電子基板に水が掛かるだけでエアコンは故障していますし、分解したパーツや部品を完璧に元通りに組み立てなおさないとエアコンは作動しなくなります。

こうなると、費用を浮かせるために自分で行った分解洗浄が原因で、逆に修理費や買い替え費用が掛かってしまうこともあるのです。

エアコンの分解洗浄には時間が掛かる

エアコンの分解にはさまざまな知識と経験が必要になります。また、内部には電気系統の基盤や配線があるため、正しく分解し再度組み立て直さなければなりません。

作業に慣れている専門のクリーニング業者でも完全に分解し洗浄して、再度組み直すのに3~5時間ほどかかります。

もし知識のない人間が行えば、それ以上の時間かかることは容易に想像できます。丸一日かかってしまうこともあるでしょう。仮に夏場での作業だった場合、もちろんエアコンをつけられないので、暑さとも長時間戦うことになります。

そのため、相当の集中力と耐久力がなければ、かなりしんどい作業になることは間違いありません。

手が荒れてしまう

ゴム手袋をしたら問題ないじゃないか、と思うかもしれませんが、部品、ネジなどエアコンには細かいパーツがたくさん使われています。いちいちゴム手袋をつけたり外したりして作業するのは相当面倒なので、素手で作業をしてしまいがちになります。

エアコン内部にはカビやホコリが詰まっており、強アルカリの洗剤などを使って掃除していくため、掃除が終わった後、気が付くと手がガサガサに荒れていることもよくあります。


このようにさまざまな角度から見た時に、自分で行うことへのリスクや時間を考えると、やはりプロに任せた方が安全であるということは覚えておいた方がいいでしょう。

どうしても作業するならエアコンの故障に注意して!

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先に述べたような手順で自分でエアコンを分解する時は、くれぐれも故障に注意して作業を進めましょう。

ビスを外して分類したり、接続を抜いたりするための作業が含まれ、分解した後は再度組み立てなければなりません。取り外したビスの長さがそれぞれの場所によって異なったり、パーツをつける順番など、一つひとつ正しく元通りにしなければなりません。

どこかの配線が抜けている、どこかの接続が間違っている、部品を少し破損したなど、少しのことでもエアコンは動かなくなる可能性があるのです。

エアコンの分解洗浄について説明してきました。
かなりのリスクを伴いますが、なんらかの事情で自分自身でエアコンを分解したい、しなければならないという人は、細心の注意を払って作業に取り組んでください。