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エアコンのカビには要注意!? しっかり掃除をして取り除きましょう
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エアコンのカビには要注意!? しっかり掃除をして取り除きましょう

掃除をしていないエアコンの内部には、想像以上にカビが繁殖していることに気がついていますか?このカビが原因でエアコンから嫌な臭いが発生するばかりか、人体に健康被害を及ぼすこともあるので、しっかり対処しなければなりません。今回はエアコンのカビ掃除について解説します。

  • 創文舎 hiderio888

エアコンはカビにとって住みやすい天国のようなもの

エアコンはカビにとって住みやすい天国のようなもの

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エアコンの内部にはどうしてカビが繁殖してしまうのでしょうか。

その理由は、エアコンの中がカビにとって住みやすく繁殖しやすい環境だからです。

カビが発生し繁殖しやすい条件は、温度は25~35℃前後、湿度が80%以上、ホコリや汚れなどの栄養素があることです。また、風通しが悪ければ悪いほどカビが定着しやすい環境になります。

夏にエアコンを使用している時、内部の湿度は90%近くになるといわれています。その後、エアコンを停止するとエアコン内部が暖められ、冷えたファンやフィンに結露が付くようになります。さらに、エアコンが運転中に吸い込んだホコリや汚れもあり、結露や湿気と吸着することでカビが発生してしまうのです。

運転を停止しているエアコンの内部は風を通すこともほとんどなく、温度・湿度が保たれ、栄養分も豊富ですから、一度カビが発生してしまうとそのまま繁殖してしまうことになるのです。

カビを徹底的に掃除するならクリーニング業者に依頼するべき

カビを徹底的に掃除するならクリーニング業者に依頼するべき

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エアコン内のカビを取り除くためには、エアコンを徹底的に掃除しなければなりませんが、私たちが掃除をしようとしてもフィルターやエアコンの吹出し口を拭き掃除できる程度です。カビが潜んでいるフィンやファンを完璧に掃除することは難しいといわざるを得ません。

エアコンを徹底的に掃除したいなら、専門のクリーニング業者に依頼するべきです。とくに、エアコンを完全に分解して洗浄してくれる業者に依頼すれば、普段の掃除では絶対に取り除くことができないカビや汚れもキレイにすることができるのでおすすめです。

エアコンを自分で掃除できる専用のクリーナーが市販されていますが、表面的にキレイにできてもエアコンの奥までは掃除することができません。また、洗浄液がエアコン内部に残ってしまう可能性が高く、それが新しい汚れやカビの発生につながってしまうこともあります。

業者に依頼すれば費用は掛かりますが、エアコンの汚れやカビを根こそぎキレイにできます。1年~2年に1度は、プロのクリーニングでエアコンを掃除するようにしましょう。

エアコンのカビを掃除するため掃除法

エアコンのカビを掃除するため掃除法

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エアコンのカビを掃除するのは業者に依頼するべきと説明しました。ただ、何らかの理由により自分で掃除をしたい場合、どのように掃除をすればいいのでしょうか。具体的な方法について紹介していきましょう。ただし、自分で掃除することをおすすめしているわけではありませんので、自己責任で行ってください。

塩素系の洗剤で掃除する

強力なカビ汚れを取り除くため有効なのが、塩素系の洗剤を使用することです

一般的に市販されているカビ取り剤の原料となっているのが、次亜塩素酸ナトリウムで、いわゆる「塩素系」と呼ばれるものには、次亜塩素酸ナトリウムが使用されています。

この成分はカビに対する殺菌力が強いためカビをしっかり落とすことが可能です。

アルカリ電解水で掃除する

さまざまな掃除に利用されるアルカリ電解水も、頑固な汚れに効果を発揮してくれます。

アルカリ電解水は原料が水と塩だけなので、環境にも優しいといわれています。

エアコン洗浄用のクリーナーの原料としても使用されているので、使ってみる価値はあるといえそうですね。

高圧洗浄機でカビや洗剤を洗い流す

高圧洗浄機はエアコンのカビ掃除にぜひ活用したい道具です。

高圧洗浄機から噴き出す水の勢いを利用すれば、カビを根こそぎ吹き飛ばしたり、洗剤をしっかり洗い流すことができます。

注意したいのは、水の圧力を高くしすぎないこと。10~20気圧くらいに抑えないと、水圧が強すぎてアルミフィンが破損してしまうことがあるので、気をつけましょう。

注意点1.アルカリ性が強い洗剤は、腐食の危険性も

注意しなければならないのは、強アルカリの洗剤はカビ汚れだけではなく、エアコンのアルミフィン自体に影響を及ぼし、腐食させてしまう危険があるということです。

次亜塩素酸ナトリウムを含む洗剤は強アルカリ性であることがよくあります。これは、次亜塩素酸ナトリウムが不安定な成分で、アルカリ性が強くないと、すぐに分解してしまう性質があるためです。

また、アルカリ電解水も性質を表すph(ペーハー)は12~12.5と強めのアルカリ性の性質を持っています。

そのため、洗剤を塗布し時間を置きすぎないようすること、洗剤を大量の水で確実に洗い流すことが大切です。

また、これらの皮膚に直接触れると、手が強く荒れてしまう恐れもあります。手袋をして作業することはもちろん、触ってしまった場合は、すぐに水で洗い流してください。

注意点2.スチームクリーナーは使用してはいけない。

同じ高圧洗浄が可能でも、スチームクリーナーを使ってエアコンを掃除してはいけません。

スチームクリーナーは、高温の蒸気を高圧で噴射し汚れを落とすためのものです。エアコンにはプラスチック樹脂が使われているため、スチームクリーナーの高温に耐えきれず、損傷を起こしてしまう危険があります。

これは、エアコンの説明書や一般社団法人日本冷凍空調工業会のホームページにも注意書きがされています。エアコンを掃除しようとして、壊してしまうことにならないよう注意しましょう。

カビの発生を予防する方法

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エアコンを徹底的に掃除しても、時間が経てばまたカビが発生してしまうかもしれません。しかし、普段からほんの少し気をつけるだけで、カビの発生を予防することができます。

エアコン内部を乾燥させる

カビの発生を抑えるためには、エアコンを乾燥させることが大切です。冷房を停止させる前に送風モードで30分程度運転させることで、エアコン内を乾燥させることができ、カビの予防に効果的です。

運転前に部屋の換気を行う

また、ホコリがカビの栄養源となるため、エアコンを運転させる前に部屋の換気を行うといいでしょう。これによりエアコン内に吸い込むホコリの量を減らすことができるので、カビの予防に役立ちます。

こまめにフィルターを掃除する

また、エアコンを使用する季節はこまめにフィルターを掃除しておくと、カビの発生を抑えることができますよ。

エアコンにはカビは発生するものと考え、定期的な掃除を心がけると安心です。さらにプロに依頼するところと、自分で作業するところのメリハリをつけて、エアコンを清潔に保ち、家族の健康を守りましょう!