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放っておいたらダメ! エアコンに発生するカビについて解説!
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放っておいたらダメ! エアコンに発生するカビについて解説!

久しぶりにエアコンのスイッチを入れたら、モワ~っとカビ臭い風が・・・。こんなことありませんか?エアコンの内部にはカビが発生しやすく、放置しておくと人体にも悪影響を及ぼす危険があります。カビが人間に与える影響と、その対策とは?

  • 創文舎 hiderio888

エアコンの内部はカビの温床!?

エアコンの内部はカビの温床!?

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エアコンからなんともいえないカビ臭が漂ってきた! と感じることはありませんか?それはエアコンの内部にカビが繁殖してしまうことが原因で起こります。

エアコンを冷房運転させている時、熱交換器やファンが冷気によって冷やされます。この状態でエアコンの運転を停止すると、これらの部分に結露が発生します。結露によってできた水分に、エアコン運転時に吸い込んだホコリが吸着することで、そこにカビが発生するようになります。カビ臭いと感じた時は、このカビの胞子を吸い込んでいるということなのです。

また、エアコンを冷房運転や除湿運転にしている時、エアコン内の湿度は90%を超えるといわれています。加えて内部に溜まっているホコリなどの汚れはカビにとっては栄養となるため、どんどん繁殖することに。

フィルターと違ってエアコンの内部は頻繁に掃除がしにくいため、カビにとってはまさに天国のように住みやすく過ごしやすい場所といえるのです。

エアコンのカビが人体に与える影響とは?

エアコンのカビが人体に与える影響とは?

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過去に名古屋市の保健所が一般家庭のエアコンを調査したところ、エアコンを運転し始めた10分の間に、エアコンの吹出し口から平均250個、最大1,000個ものカビの胞子が飛散していたそうです。

これだけ大量のカビを吸い込み続けると、人体にもちろん影響を及ぼすようになります。エアコンのカビが原因となる疾患にはどんなものがあるのでしょうか。

夏型過敏性肺炎

夏型過敏性肺炎は、6月~10月の夏季に発症する過敏性肺炎です。過敏性肺炎とは、自分の身の回りのチリやホコリ、カビを繰り返し吸い込むことによって発症する肺炎のことです。

この原因となるカビが「トリコスポロン」と呼ばれるもので、高温多湿なエアコン内部などの隠れた場所に発生しやすいといわれています。

発症すると乾いた咳や息切れ、発熱などがみられ、症状が慢性化すると呼吸困難や呼吸不全に陥り危険な状態になるケースもあります。

咳喘息

気管支の病気である咳喘息も、エアコンの冷気やカビが原因となって発症することがあります。「ゼーゼー」、「ヒューヒュー」といった咳がでるのが特徴です。

こちらも咳が出るだけと安心してしまいがちですが、悪化したり、重篤な発作が起きると、命に関わる危険性もあるので注意が必要です。

アトピー性皮膚炎の悪化

カビが原因で症状が悪化する例として、アトピー性皮膚炎が挙げられます。

アトピー性皮膚炎を患っている患者が、夏になると症状が悪化する傾向にあり、その原因の一つが住宅内で発生するカビであることがわかっています。

症状が長引いたら病院で診察を

症状が長引いたら病院で診察を

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咳や呼吸困難などの症状が長引くようなら、病院での診察をおすすめします。

夏型過敏性肺炎や咳喘息などは、仮に発症していても夏風邪のような症状に似ていて、自覚することが難しいといわれています。しかし、発症している疑いのあるものをそのまま放置しておくことは、やはり危険であるといえるでしょう。

症状が慢性化し、治療に時間と費用がかかってしまう可能性もあるので、早めに医師の診断を受けて適切に処置をしてもらうのが賢明です。

エアコンのカビを予防する方法

エアコンのカビを予防する方法

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では、エアコン内部にカビを発生させないために、私たちができる予防法について紹介します。プロの業者によるエアコンクリーニングを行ってから、予防法を実践することをおすすめします。

①エアコン使用前に換気をする

エアコンを使用する前に、部屋の換気をしましょう。こうすることでエアコンに吸い込むホコリを減らすことができます。

②エアコン使用後に30分の送風運転をする

冷房運転を停止する時は、30分程度の送風運転をしてから停止するようにしましょう。

送風運転をすることでエアコン内部を乾燥させる効果と、たまったホコリを外に吐き出させる効果を見込むことができ、カビの繁殖を防ぐことにつながります。

③こまめにフィルターを掃除する

エアコンを頻繁に使う季節は、こまめにフィルターを掃除するようにしましょう。出来るだけホコリを取り除くことで、カビを予防する効果が期待できます。できれば1週間に1回程度の掃除が理想です。

湿度、熱、水気や汚れ…エアコン内にはカビが繁殖しやすい条件がそろっています。そのまま放置しておくことは健康に影響をおよぼすので、エアコンをカビから守るためにも、定期的なクリーニングを怠らないようにしましょう。