ニオイや菌のお悩み、スッキリ解決
ワキと胸に密着する、タンクトップが臭い!
出典 : Syda Productions/Shutterstock.com

ワキと胸に密着する、タンクトップが臭い!

肌着や真夏のトップスとしても活躍するタンクトップ。近頃は、カップを内蔵したブラトップも人気ですが、繰り返し着ているうちに臭いが気になってくるというケースが多いようです。洗濯しても臭いが取れない時はどのようにケアするとよいのでしょうか?

  • 創文舎 hamo

胸とワキの汗は臭いやすい

胸とワキの汗は臭いやすい

Ukki Studio/Shutterstock.com

湿度の高い日本の夏。エアコンが効いた室内から一歩外に出ると体中からじっとりと汗が吹き出します。人の体には、平均で約350万個の汗腺が存在し、エクリン腺とアポクリン腺という2つの種類の汗腺に大別されます。

エクリン腺はおもに体温調整で流れる汗で、体中のほぼすべての場所に分布し、99%以上が水分で構成されています。それに対し、アポクリン腺は、ワキや陰部、胸などの限られた部位に分布する汗腺で、脂質やタンパク質を多く含んだ乳白色の汗が流れます。エクリン腺に比べ、圧倒的に数は少ないものの、体表に出た後、常在菌に分解されると臭いを発し、体臭の原因になりやすいのがアポクリン腺から出る汗です。

タンクトップは、アポクリン腺のあるワキから胸をカバーするトップスです。肌と直に触れ、汗を吸収する場所に接しているため、臭いがつきやすく、繰り返し着ているうちに、洗濯してもすっきり臭いが取れなくなることが多いようです。

カップが入ったブラトップは要注意!

カップが入ったブラトップは要注意!

近頃は、タンクトップにブラジャーのカップが内蔵された「ブラトップ」が人気です。昔から、カップ付きインナーはありましたが、ホールド力が弱く、単体で使用するにはちょっと心もとない感じが否めませんでした。しかし、最近のものは性能がよく、付け心地もたいへん快適になり、女性の間でスタンダードな下着として認知されています。

そんなブラトップですが、タンクトップ同様、臭いが残りやすいのが残念ポイント。むしろ、タンクトップ以上に肌に密着し、構造もしっかりしている分厚みがあるので、汗や皮脂汚れを蓄積しやすくなっています。

汗で湿り気を含んだまま長時間着ていると、皮脂汚れがどんどん常在菌に分解され、胸元からムワッとした臭いが上がってくるのがわかるほど。洗濯して臭いが取れればいいのですが、繊維の奥に雑菌や汚れが入り込んでしまうと、洗濯していても着る度に雑巾のような雑菌臭を感じるようになってしまいます。

臭いタンクトップに効く洗剤とは?

臭いタンクトップに効く洗剤とは?

Kwangmoozaa/Shutterstock.com

臭いが残りやすいタンクトップやブラトップを洗濯する際、どんな洗剤を使っていますか?デリケートな衣類によく使われる中性洗剤や、液体の洗濯用洗剤を使っている人が多いのではないでしょうか。

これらの洗剤を使っていても、通常の汚れなら落とすことができますし、やさしく洗い上がるので、繊維に負担がかからず衣類も長持ちします。しかし、臭いが強くなりはじめたタンクトップには少々効き目がマイルドかもしれません。

洗濯洗剤は通常、液体か粉末で「中性」か「弱アルカリ性」のどちらかの性質をもつものがほとんどです。中性よりアルカリ性の洗剤の方が、皮脂汚れやタンパク汚れに効き目が強く、汚れがよく落ちます。液体洗剤にも弱アルカリ性の洗剤はたくさんありますが、洗濯漕で水と混ざることにより、中性に近づき、粉末洗剤に比べると効き目は穏やかなものです。

繊維への負担を考えると、デリケートなブラトップやタンクトップは、中性洗剤か液体洗剤が好ましいのですが、いくらやさしく洗っても臭いがしては問題です。汗のかきやすい夏の間は、粉末洗剤も溶けやすいので、臭い予防として洗剤を切り替えてみるのもよいのではないでしょうか。

臭いを消すには浸け置き+消臭剤で

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

予防をしていても、タンクトップに臭いが染み付いてしまったら、捨てる前に浸け置き洗いを試してみましょう。用意するのは、過炭酸ナトリウムを主成分とする粉末の酸素系漂白剤です。

1 タンクトップが浸かる大きさのバケツやタライを用意し、50℃前後のお湯を入れます。
2 酸素系漂白剤を大さじ1~2杯程度溶かし入れます。
3 タンクトップを沈み入れ、1~2時間程度浸け置きます。
4 時間が経ったら洗濯機に投入し、洗濯洗剤を加え通常通り洗濯します。

これだけで、皮脂汚れはほぼ取ることができますが、干す前に、さらにひと工夫加えることで、雑菌に追い打ちをかけることができます。

脱水が終わった濡れた状態のタンクトップに、ファブリーズの布用消臭除菌スプレーを5、6回スプレーします。そのまま、形を整え干すことで、繊維の奥にファブリーズが浸透し、除菌効果が働いて、衣類が乾くまでに発生・増殖する雑菌を抑制します。

ファブリーズは、衣類の消臭で知られる消臭スプレーですが、布に付着した菌に対する実験では、99.9%の菌を取り除く確かな除菌力が確認されています。
洗濯物は、乾いた後には臭いがしませんが、濡れている間に臭いを発する「生乾き臭」が問題です。この生乾き臭を発しているのが、紛れもない雑菌の仕業。
普段の洗濯でも、干す前のファブリーズを習慣にしておけば、繊維の中に取れ残る雑菌を効果的に除菌することができます。

タンクトップやブラトップは臭いがつくと、身につけるのもブルーになります。とくに、小さな子どもは臭いに敏感。抱き寄せた時に「ママ臭い!」なんていわれないように、臭いのケアを徹底しておきましょう。