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結婚して姓が変わると口座はどうなる? 口座の名義変更について
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結婚して姓が変わると口座はどうなる? 口座の名義変更について

結婚して名字が変わった場合、いろいろな手続きが必要です。結婚後にするべき手続きと口座の名義変更手続きの仕方について解説します。また、名義変更をせずに旧姓のままで使いたい場合はどうなる? の疑問に答えます。

  • 鈴木

結婚後にするべき手続きの数々

結婚後にするべき手続きの数々

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結婚の手続きといえば、役場に婚姻届を出すことですが、婚姻届けを出せばおしまいというわけではありません。結婚で名字が変わった場合にはさまざまな手続きの必要があります。

公的な手続きとしては、運転免許証、パスポート、印鑑登録、自動車の氏名の変更、年金関係など。その他にも通帳、クレジットカード、生命保険、インターネットやプロバイダー、携帯電話など。転居した時は、住所変更も必要ですから、名義変更と同時にしましょう。

また、転居に際しては郵便局へ転送手続きを行っておきます。旧の住所に届いた郵便物を新住所に転送してくれるサービスです。これで届いた郵便物に基づいて名前の変更手続きの漏れもわかります。

口座の名義変更手続きについて

口座の名義変更手続きについて

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銀行での預金口座の名義変更手続きは、通帳、お届け印(口座を開設した時の印鑑)、キャッシュカード、新しい名前を含む本人確認できる書類等が必要です。住所変更を同時に行う場合は新しい住所を確認できること。

新しい名前を含む本人確認の書類等とは、●運転免許証、●パスポート、●個人番号カード、●各種健康保険証、●住民票、●印鑑証明書などです。

いずれも有効期限内のもの、発行日より6カ月以内のものなど制約があります。通帳を開設した取引店舗であれば、大抵その場で手続きが完了しますが、銀行によっては別の支店や営業所の窓口だと数日かかることもあります。

ネット銀行は電話やオンライン、郵送で名義変更の手続きをします。手続き方法は銀行によって異なるので取引銀行に問い合わせて確認しましょう。

旧姓のまま使い続けけるとどうなる?

旧姓のまま使い続けけるとどうなる?

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忙しくてなかなか名義変更の手続きに行けなかったり、ついうっかり忘れてしまっていたりして、旧姓のまま通帳を使い続けているとどうなるのでしょう。大抵の場合、すでに行っている自動引き落としに関しては、何ら問題がありません。たとえばクレジットカードの名義は変えたけど通帳は変えていなくても従来通り引き落としはされます。

事後については、振込口座を振込する人に教える場合、名義通りに旧姓のままで伝えなければ入金されない可能性があります。また、保険の加入などで新しく引き落とし等する場合、申込者名は改正後の新姓だけど引き落とし口座の名義は旧姓、といった名義の違いを受け付けない場合もあります。

また、キャッシュカードや通帳を落とした時は、身分証明に手間取ることも。さらに、現在の名前と口座が違えば本人と見なされず、ペイオフで保証されないことも考えられます。

結婚前の貯金は名義変更すると夫婦のものになる!?

結婚前の貯金は名義変更すると夫婦のものになる!?

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最近は、旧姓で仕事をしている人も多く、あえて旧姓のままにしておきたいという人も多いようです。

そうした声を受けて、政府は女性の活躍を支援するために、旧姓名義の預貯金口座を開設できるように柔軟な対応を銀行業界に要請しています。不正利用防止の観点から、旧姓名義口座に対して積極的でない銀行も多かったのですが、旧姓使用に対する社会的な要望・機運が高まっているため、姿勢を軟化させつつあるようです。近い将来、旧姓名義で使えるどころか開設までできるようになる可能性もあるのです。


ところで、口座名義を旧姓のままにしておきたい理由のひとつとして、独身時代に貯めた貯金を新姓に変えたら、夫婦の共有財産になるから、と考えている人もいるようです。それなら心配無用。名義変更してもしなくても夫婦共有財産にはなりません。

結婚前に持っていた預貯金や親から贈られた金品、相続遺産、贈与財産などは、得た時期が婚姻後であっても個人所有「特有財産」にあたりますのでご安心を。

将来的には旧姓のまま口座を使用できるようになるかもしれませんが、今の実情を踏まえると、結婚で名字が変わったら速やかに名義変更を済ませておいた方が無難といえます。