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いつから始める? 子供のお片付けのしつけと対策
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いつから始める? 子供のお片付けのしつけと対策

しつけに「正解」はありませんが、叱りつけて言うことを聞かせても意味がありません。子供との信頼関係を育むためにも、叱るのではなく、根気よく教えることが大切です。最初は「おもちゃのお片付け」から始めてみませんか?

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叱るのはNG! 子供を片付け上手にするには?

叱るのはNG! 子供を片付け上手にするには?

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子供と意思疎通をはかれるようになったら、始めたいのが「しつけ」。保育園の中には1歳頃から、おもちゃなどの片付けを毎日のプログラムに組み入れるところもあり、片付けは比較的早い時期から行えるしつけといえそうです。

たとえば、赤ちゃんの時なら使い終わったおもちゃを箱の中に入れるだけでもOK! これなら、遊び感覚ででき、子供が抵抗感を持つこともありません。月齢が高くなればできることも増え、「食べ終わった食器はシンクに運ぶ」「脱いだ洋服はたたむ」「脱いだ靴はそろえる」など、片付けの範囲は広がっていきます。

ただ、自我が発達するにつれ、親の思い通りにいかないことも増え、そうなるとどうしても叱りつけてしまいがち。それで子供が言うことを聞いても、叱られるのがイヤで従っているに過ぎません。しかも、親が厳しすぎると、子供は自分に自信が持てなくなり、ひいては親に不信感を抱くようになる(※1)ともいわれています。(※1)教育評論家・親野智可等公式ホームページ メルマガ「親力」で決まる子どもの将来(親力講座)より

良かれと思ってやっていることが裏目に出ては、せっかくの努力も水の泡。そこで、子供を片付け上手にするためのコツと、しつけるうえでのNGをまとめました。

子供に片付けの習慣をつける方法

子供が言うことを聞かない、教えたことをやってくれない。そんな時はガミガミ言いたくなりますが、言えば言うほどやる気が失われ、逆に反発心が芽生えてくるかもしれません。ここはぐっとこらえて、行動に移してくれるよう上手に導いてあげましょう。

子供に片付けの習慣をつける方法

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親としてやるべきこと

子供にただ「やりなさい」といっても、やったことがなければできないのは当たり前。片付けを覚えさせようと思ったら、まずは親が手本にならなければなりません。最初のうちは親も子供といっしょに片付け、やり方を教えてあげることが大切です。そして、ちゃんとできた時は褒めてあげること。たとえうまくできなくても、「昨日よりうまくできたね」「お母さんより上手だね」など、自信が持てるような声かけをすると子供も安心するはず。また、子供が片付けやすいよう、収納スペースを確保しておくことも親の役目です。おもちゃ箱、本棚などは、子供の手の届くところに配置し、なるべく手間がかからないよう環境を整えてあげましょう。

親としてやってはいけないこと

片付けるのを忘れた時、「まだ、片付けていないの!」「どうしてやらないの!」「何度言ったらわかるの!」など、責めたり、否定的な声かけはNG。叱って片付けができたとしても、先に紹介したように、それは単に叱られたくないからやっただけ。つねに叱っていると、子供は萎縮してしまい、やがて親の顔色をうかがうようになってしまいます。しかも、それは親を信頼していないことの表れ。そうなると、将来的に自己肯定感や他者への信頼感を持てなくなり、つねに気持ちが不安定だったり、人間関係を築けないなど、何らかの弊害が生じてしまうこともあるかもしれません。(※2)また、教えているつもりが、指示になってしまっては、子供は考える習慣が身につかず、言われなければ何もできなくなってしまいます。自主性を引き出すためにも、「●時になったら片付けを始めようね」と事前に声かけするなどの配慮が必要です。(※2)教育評論家・親野智可等公式ホームページ メルマガ「親力」で決まる子どもの将来(親力講座)より

片付けは遊び感覚で始めよう

片付けのコツ

おもちゃ

「遊んだら片付ける」を徹底すること。ご飯やおやつの時間が来たら、いったん片付け、遊ぶ時にまたおもちゃを出すようにすれば、「片付け」も「遊び」の一環として行うようになります。まだ遊びたいとぐずった時は、「どっちが早くしまえるか、お母さんと競争しよう」「10数えるうちに片付けよう」など、片付けそのものをゲームにすると、子供も楽しみながら片付けられます。

洋服

コートやカーディガンなどの上着は、ハンガーにかける習慣をつけましょう。ハンガーラックは、子供の目につきやすいところに置いておくと、忘れずにかけてくれるようになります。タンスの引き出しを自分で開けられるようになったら、洋服をたたんでしまうことにもチャレンジ。洗濯物を取り込んだ後、子供といっしょに遊び感覚でたためば喜んでやってくれるはず。どこに何をしまえばいいかわかるよう、Tシャツ、靴下など、各アイテムのアイコンをつくって引き出しに貼っておけば、子供も面倒がらずにやってくれるようになります。

洋服

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「靴を脱いだらそろえる」は日本ならではのしつけですが、保育園や幼稚園に通い出すと、お友だちの家に遊びに行くことも増えることから、身につけてほしいマナーです。子供といっしょに外出して帰ってきた時、いっしょに靴をそろえるようにしましょう。足形のシールを玄関に貼って、そこに靴を置くようにするとより効果的です。

「片付け」は伸びる子を育てるキーワード

「家の中が片付いていると伸びる子が育つ」ということばを耳にしたことはありませんか? もちろん、そうでなくとも頭の良い人はいますが、部屋がきれいだと、どこに何があるかすぐにわかるので、能率も上がり、勉強への意欲が高まるのは間違いありません。また、整理整頓ができる人は、勉強でも仕事でも優先順位をつけて取り組むことができ、時間の使い方も上手な人が多いようです。自分で物を管理するため、自己管理能力が養われるともいわれています(※3)。(※3)働くママとパパに役立つノウハウ情報サイト 日経DUAより

子供に「片付けなさい!」といっておきながら、部屋が散らかっていては説得力がありません。子供のお手本となるよう、ママもパパも片付け上手をめざしましょう!