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余った薬をトイレに流してはダメ! 正しい捨て方を知ろう
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余った薬をトイレに流してはダメ! 正しい捨て方を知ろう

不要になった薬を捨てる時、ゴミ箱に直接捨てたり、排水口から流したりしてはいませんか? その方法、じつは、たいへん危険です。薬には正しい捨て方があるので、まずはそれを知って、安全な方法で捨てましょう。薬の危険性を理解しておくことも大切です。

  • 創文舎 hiderio888

期限が切れた薬は即廃棄!

期限が切れた薬は即廃棄!

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医師から処方された薬が余ったり、ドラッグストアで購入した薬を飲まなくなっても、「いつか使うこともあるだろう」と保管している人も多いはず。でも、薬には使用期限があることを知っていますか? いざ薬を飲もうと思ったら期限が切れているということはよくあることです。

期限が切れてしまった薬を使用するのは、基本的におすすめできません。医薬品の期限は、その医薬品の有効性や安全性を「保証できる」期間を示しています。しかも、製薬会社には期限が切れた薬の安全性などを表示する義務がありません。基本的に、医薬品は期限内に消費することを原則として製造されます。

そのため、期限が切れているということは、その薬の安全性は保証されていないということです。

一般的に古い薬は副作用を起こす危険性が高いといわれており、製薬会社でも期限の切れた薬は使用せず、廃棄するように呼びかけています。期限切れの薬は、速やかに廃棄するのが薬との正しい付き合い方といえるでしょう。

薬の正しい捨て方を知らないと危険!

薬の正しい捨て方を知らないと危険!

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期限の切れた薬は使用せずに廃棄した方がいいことはわかりましたが、正しい捨て方を知らないことも、じつは、危険なことなのです。

誤飲や悪用の恐れがある

薬を正しい方法で捨てなかった場合、他のだれかが誤飲してしまったり、悪用されたりする可能性があります。

とくに小さな子どもは善悪の判断がつきにくく、錠剤やカプセルに興味を持ち、口に入れてしまうことも考えられます。薬は正しい使い方をすれば、症状を抑えてくれますが、誤った使い方をすれば身体に悪影響を及ぼし兼ねません。

また、悪意を持った人間に薬を持ち去られると、どのように悪用されるかもわからず、場合によってはだれかが被害を受ける可能性も十分に考えられます

薬は人の手に渡らないよう、確実に捨てる方法を実践することが何より大切です。

環境破壊につながる恐れがある

薬を廃棄する方法を誤ると、環境破壊につながる恐れがあります。

薬にはさまざまな症状を緩和する働きがありますが、とくに抗生物質や抗ウィルス薬は廃棄に気を配らなければなりません。なぜなら、これらの薬をトイレに流したり、排水口から捨てると、河川に流れ着き、水の中に存在する細菌類が淘汰され、抗生物質や抗ウィルス薬が効きにくい細菌だけが生き残る可能性があるからです。

生き残った細菌は耐性菌と呼ばれ、その菌に感染すると、薬が効かないという事態も起こり得ます。すでに海外では、このような環境破壊が問題になっているため、たとえ少量でも、薬を適当に捨ててはいけないということを肝に銘じてください。

薬を捨てる具体的な方法

薬を捨てる具体的な方法

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薬は形状によって捨て方が異なるため、よく確認してから捨てるようにしましょう。

錠剤・カプセル・顆粒薬・軟膏

錠剤やカプセル、軟膏などの薬は封筒や紙などに包んで燃えるゴミの日に出しましょう。中身が薬であることがわからないよう、確実に包むようにしてください。

目薬・ドリンク剤

目薬やドリンク剤など、液状の医薬品は、ビニール袋や牛乳パックの中に入れた新聞紙もしくは布などに吸わせて捨てます。これも可燃ゴミとして処分することが可能です。

スプレー類

スプレータイプの薬については、屋外で中身を出し切ってから捨てましょう。その際、ガスが引火する恐れがあるため、火気のないところで行うこと。

薬は使い方を誤るとたいへん危険です。同じように、捨て方にも注意しなければなりません。他と同じように捨てるのではなく、正しく安全に処分することを心がけてください。