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甘く見ているとたいへん! 意外と知らない炭の捨て方
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甘く見ているとたいへん! 意外と知らない炭の捨て方

バーベキューの後の炭の後始末、みなさんはどうしていますか? 使用後の炭を放置したり、その辺に捨てたりするのは火災の原因となり、たいへん危険です。使い終わった炭は、マナーをしっかり守って捨てるようにしましょう。

  • 創文舎 hiderio888

使用済みの炭は危険がいっぱい!

使用済みの炭は危険がいっぱい!

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みんなで過ごすバーベキューの時間は、最高の夏の思い出。でも、しっかり後始末をしないと、他の人の迷惑になってしまうことがあります。とくに、炭の処理には注意が必要です。正しい捨て方を理解して実践しないと、ケガや火傷、事故の原因になってしまうことがあります。

たとえば、一度火のついた炭は、確実に消火しないと再び燃え出すことがあるため、バーベキューをした後、使用後の炭を放置したり、砂浜に埋めて処理すると、だれかが火傷を負ってしまう可能性があります。しかも、使用後の炭は自然に還らないので、放置は不法投棄と同じです。

以前、兵庫県で発生した山火事で約70haの山林が焼けたことがありましたが、この山火事は、庭でバーベキューをした後の炭を消火しないまま山林に捨てたことが原因だと判明し、捨てた男性は逮捕されています。

他人に迷惑をかけたり、火災にならないよう、炭の正しい捨て方を理解しておく必要があります。単なる炭とはいえ、責任をもって処理することが何より大切です。

炭の捨て方は2つ

炭の捨て方は2つ

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炭を処分する方法は、キャンプ場やバーベキュー場の灰捨て場に捨てるか、自宅に持ち帰ってゴミに出すかのどちらかです。それ以外に捨てる方法はありません。

灰捨て場が設置されている場合は、炭をしっかり消火してから廃棄することです。一方、自宅に持ち帰ってゴミとして捨てる場合は、燃えるゴミとして処分しますが、自治体によってルールが異なる場合があるので、必ず確認してから捨てるようにしましょう。

正しく捨てるには、炭の消火が重要

正しく捨てるには、炭の消火が重要

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炭を正しく捨てるには、確実に消火しなければなりません。ただし、火のついた炭は水をかけただけでは消火できません。しかも、灰や火の粉が舞い上がって火傷を負う可能性もあります。そのため、捨て方同様に正しい消火方法を知ることが必要です。

火消し壺を使って消火する方法

炭を消火するのには、火消し壺を使う方法があります。火消し壺に入れてふたをすることで、炭が燃えるのに必要な酸素を遮断でき、確実に消火することができます。

約1時間程度で消火できるので、帰る前に火消し壺に炭を入れておくといいでしょう。

また、金属製の火消し壺は炭を入れると、壺自体が高温になるので、取り扱いには注意が必要です。

バケツと水を使って消火する方法

火消し壺がない場合は、バケツと水を使って炭を消火しましょう。

バケツに水を張り、火のついた炭を一つずつ入れて消火します。炭の内部までしっかり消火できるよう、少なくとも10分間は水の中に浸けておきましょう。

この時、炭をまとめてバケツに入れてはいけません。水が急激に熱せられ、勢いよく沸騰する恐れがあり、たいへん危険です。

あくまでも一つずつ消火するのがポイント。炭の量にもよりますが、2時間程度で消火を終えることができるでしょう。

消した炭は次の火種として再利用できる

消した炭は次の火種として再利用できる

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大きめの炭は消火した後にしっかり乾燥させれば、消し炭として再利用することができます。

消し炭とは、一度使用し、火のつきが良くなった炭のことで、次に炭を使用する時の火種として使うことができます。ただし、湿気ってしまうと使えないため、乾燥剤などで湿気対策を講じておきましょう。

手軽に楽しめるバーベキューですが、火の後始末には責任が伴います。軽く考えず、正しく安全に処理できるよう、炭の捨て方をしっかりマスターしておきましょう。