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エアコンを交換する時期の目安を考えてみよう
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エアコンを交換する時期の目安を考えてみよう

エアコンが故障した時、修理に出すべきか買い替えるべきか迷ったことはありませんか? 使用頻度にもよりますが、購入してから長期間経っているエアコンは交換した方がいい場合があります。交換時期の目安とポイントを知って、今から購入資金を貯めておきましょう。

  • 創文舎 hiderio888

エアコンの交換時期は購入から10年前後ってホント!?

エアコンの交換時期は購入から10年前後ってホント!?

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各メーカーでは、「エアコンの寿命」について明確に公表はしていません。ただ、エアコンの下部などに貼られたシールには、「設計上の標準使用期間は10年」と明記されているケースが一般的なようです。

PL法(製造物責任法)では、1995年以降に製造されたエアコンについては、エアコンの引き渡しから10年以内に、使用者の過失を除いて、エアコンに何らかの事故が発生した場合は、損害賠償責任の対象になると定めています。メーカーの多くが10年を標準使用期間としているのは、それがおもな理由です。

もちろん、メンテナンス次第では、10年以上経過しても問題なく使用できるケースは多々あるので、「10年経過したら必ず買い替えなければならない」というわけではありません。あくまでも、交換時期の目安と考えましょう。

交換したいのに修理部品が手に入らないってホント!?

交換したいのに修理部品が手に入らないってホント!?

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エアコンの交換時期の目安を購入から10年としているのは、法律で定められているからだけではありません。エアコンの修理をしたくても、部品がないために修理できないことがあります。それはすでにその部品の製造が終了しているためです。

エアコンの補修用性能部品は、それぞれのメーカーによって保有期間が定められており、期間を過ぎれば手に入らなくなってしまいます。なお、補修用性能部品の保有は製品の製造が打ち切りになった直後から開始されます。一部のメーカーの補修用性能部品の保有期間は以下のとおりです。

●三菱電機10年
●ダイキン9年
●パナソニック10年
●富士通10年(※ただし、2009年以前のモデルは9年)

一部とはいえ、10年前後を目安に補修用性能部品の保有を終了するメーカーがほとんどです。保有期間が終われば、部品が存在しないためエアコンの修理は不可能です。そうなると、エアコンを買い替えるしかありません。

もっとも、購入したエアコンの製造がすぐに打ち切りになるとは限らないので、購入後10年が経過しても数年間は修理できると考えても間違いないでしょう。とはいえ、エアコンを長年使用していると、故障が起きやすくなるのも事実です。「性能が落ちてきた」と感じたら、やはり10年程度を目安にエアコンの交換を検討した方がいいかもしれませんね。

エアコンからの「そろそろ」サインを見逃すな!

エアコンからの「そろそろ」サインを見逃すな!

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エアコンの使用中に異変を感じたら、エアコンの交換時期が近付いているのかもしれません。具体的にどのような症状が出たら交換を検討した方がいいのでしょうか。

エアコンから異音がする

長年使用しているエアコンの運転中、室内機や室外機から異音がすることがあります。

ルーバーの不具合や、ファンの劣化、室外機のコンプレッサーの摩耗など、異音にはさまざまな原因がありますが、いずれも経年劣化で起こる可能性が高いといわれています。

部品を交換する費用が高額になるようなら、新しいエアコンと交換しても、費用にそれほど差はないかもしれません。

エアコンから送られる風が臭い

エアコン内にたまったホコリが原因でカビが発生し、エアコンから臭い風が出てくることがあります。

多くの場合はエアコンを洗浄すれば解決しますが、長年掃除しないまま使い続けてきた結果、洗浄しても臭いが取れないことがあります。

修理しても、またすぐに故障する

長年使用していると、修理してもまたすぐに故障してしまう場合があります。

エアコンに限らず、電化製品は購入してから時間が経てば経つほど故障しやすくなります。修理のたびに費用も発生するので、故障を繰り返す場合は、買い替えのタイミングがきていると判断した方がいいでしょう。

エアコンを交換すれば、電気代がお得になるってホント?

エアコンを交換すれば、電気代がお得になるってホント?

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エアコンにかかる費用は、修理やメンテナンスだけではありません。日々使用していくための電気代がランニングコストとしてかかってきます。

購入から時間が経過したものを、メンテナンスをしながら大切に使い続けることは、けっして、悪いことではありませんが、エアコンの新しいモデルは省エネ設計のものが多いこともあって、古いモデルと比べると電気代が抑えられています。エアコンは家電の中でもっとも消費電力が大きいため、古いもの使い続けることが節約につながるとは限りません。

経済産業省が発表している「省エネ性能カタログ(2017年冬版)」によると8~12畳用のエアコンの電気料金は、2007年発表モデルより2016年発表モデルの方が、一年で約4700円安くなっています。

電気代のことを考えるなら、思い切って新しいモデルに買い替えても結果的に節約につながるかもしれませんね。

長年使用しているエアコンは、故障が頻発したり、電気代がかさんだりして、何かと費用がかかってしまいがちです。このまま古いエアコンを使い続けるか、新型モデルに買い替えるか、まずはどちらがお得かしっかり検討してから判断するようにしましょう。