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寝室のカーテンは何に気を付けたらいい? 色や機能など安眠に効果的なポイントとは・・・
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寝室のカーテンは何に気を付けたらいい? 色や機能など安眠に効果的なポイントとは・・・

寝室のカーテンって、けっこう悩みませんか? 色や機能などの選び方はもちろん、日々のお手入れなど知らないことがいっぱい。安眠にお悩みの方は是非ご検討ください。

  • 山下

寝室のカーテンの色を選ぶ方法4つ

寝室のカーテンは安眠効果の高い色がおすすめ

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ふだん何気なく見ている「色」ですが、じつは、色にはさまざまな力があります。たとえば、ストレスや不安などを減らす力や体感温度を変化させる力、時間を早く、あるいは遅く感じさせる力などです。

「色」が人に与える影響は大きく、交感神経の働きを活発にさせる赤色の服を着ただけで、行動的になった・・・、青色の会議室の壁をオレンジ色に塗り替えただけで、議論が活発になった・・・など、さまざまな研究結果(※1)も報告されています。だからこそ、頻繁に買い替えることのない「カーテン」の色選びは重要です。

「寝室」は1日の疲れを癒し、体力や気力を取り戻す大事な空間。快適な眠りにつけるよう、カーテンの色には「安眠効果」の高い色を選びましょう。具体的に4つの色をご紹介しますね。

朝の目覚めを快適にしたい人は「青いカーテン」

朝の目覚めを快適にする「青いカーテン」

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「青色」には、気持ちを落ち着かせ安定させる効果があります。青色が目に入ると「セロトニン」という脳内物質が分泌されて、興奮状態を沈めるからだそうです。(※2)

仕事や家事などでのイライラも鎮めてくれるので、すっきりした気持ちで眠ることが出来ます。また、内分泌系の働きを安定させ、呼吸も深くしてくれるので、目覚めの質が良くなると評判です。

さらに、暑い時には涼しげな雰囲気を演出してくれ、発汗を抑える働きもあります。日頃は別の色のカーテンを使っている人でも、夏シーズン限定で青色のカーテンにしてみると、ぐっすり眠れる日が増えるかもしれません。

リラックス効果を期待したい人は「緑色のカーテン」

リラックス効果が期待できる「緑色のカーテン」

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寒色でも暖色でもない、中間色の「緑色」には、感情のバランスをコントロールする力があるといわれています。自然の木々や葉の色なので、安心感や安らぎを与えてくれ、寝つきを良くしてくれます。

ストレス減少にも効果を発揮するので、日頃ストレスがたまりがちな人や緊張する場面の多い人は、部屋のカーテンを緑色に変えて、リラックスすると良いでしょう。なお、目を休めるのにも効果的なので、PCに向かうことの多い人や自然の少ない都会に住んでいる人にはとくにおすすめです。(※3)

南向きの窓でも熱がこもるという人は「白いカーテン」

南向きの窓でも熱がこもりづらい「白いカーテン」

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さわやかで清潔なイメージの「白」は、寝室に熱がこもるのを防いでくれるので、寝室の窓が南向きの人におすすめです。暑くて寝苦しい・・・ということが減れば、寝不足も減るかもしれません。(※4)

また、部屋を明るくしてくれるので、暗い部屋だと落ち着かないという人にもピッタリ。ただ、清潔感いっぱいの白は、一方で「緊張感」を与える色でもあるので、緊張しやすい人や癒しが必要な人は他の色にするか、真っ白というより少し黄みがかった色を選ぶと良いでしょう。

安心感を与えてほしい人は「ベージュのカーテン」

安心感を与える「ベージュのカーテン」

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ベージュには、緊張をやわらげる効果があります。また、自然界でも多く見られる色なので、安心感を与えてくれ、安眠効果はバッチリです。壁の色とも調和しやすく、部屋を広く見せてくれるので、ワンルームなど、寝室とリビングの仕切りがない場合は、ベージュのカーテンを選ぶといいかもしれません。(※5)

また、どんな色にも合わせやすいので、寝室の壁紙が派手な色や柄ものの時にも重宝します。落ち着いた雰囲気の寝室にしたければ濃いベージュ、明るい雰囲気にしたければ薄いベージュがおすすめです。

機能で寝室のカーテンを選ぶ方法

今のカーテンには遮光や室内温度の調節をはじめ、部屋の装飾、部屋の間仕切りほか、様ざまな機能が付加されており、目的・用途に応じて使い分けられています。

遮光性
透過性
UVカット
ウォッシャブル
防炎性
遮熱性
保温性
撥水性
防音性

この中でも特に睡眠に影響があるのは遮光性、防音性です。明かりや音が気になってぐっすり眠れない方はこういった機能も購入時に検討してみるとよいです。

カーテンのお手入れで睡眠効果を高める方法

カーテンには、キッチンの煙やホコリ、手垢などの汚れがいっぱい。お手入れを忘れているといつの間にか寝室が埃臭くなったり、結露によるカビが発生したりします。そういったニオイがしないことも寝室では重要。

窓を開けて換気する

空気の入れ替えは、掃除の基本です。まずは結露を拭き取ってから、換気をしましょう。そうすることで湿度の上昇を抑えることができます。すべての部屋のドアと窓を開けっぱなしにして、空気の通り道を作り、気になるニオイを和らげてください。

溜まったホコリを取り除く

掃除機のブラシ付きアタッチメントでカーテンのホコリを吸い取っていきます。カーテンレールやタッセルで束ねた部分などにもホコリが溜まっているので、まとめて掃除しましょう。カーテンレールの汚れが気になる時は、うすめた住居用洗剤を含ませた布で拭いてから、水拭きします。厚手の生地のドレープカーテンなら、洋服用のブラシでブラッシングするのも一法です。

洗濯時はプリーツだたみで

洗濯の目安は、ドレープなら年に1回、レースなら年に2~3回。まず、洗濯ラベルを確認してから、ホコリを取った後にフックをすべて外してください。洗濯機に入れる時は、プリーツだたみにして洗濯ネットに入れること。手洗いコースやドライコースで、デリケートな衣類用の洗剤を使用します。目立つ汚れがある場合、常温で30分~1時間つけおきしてから洗うと、汚れも落ちやすくなります。

干す時は、カーテンレールにつり下げて自然乾燥。タンブル乾燥は生地の破れや縮みの原因になるので、避けてください。干した後は、形を整えるだけ。屋外で干すなら、陰干しにします。生乾きのままだとカビが発生しやすくなるので、素早く乾かすために窓を開けたり、扇風機や除湿器も活用しましょう。

除菌消臭スプレーを使う

もっとも簡単なお手入れは、消臭スプレーです。除菌もできる消臭スプレーなら、ニオイ自体を付きづらくする効果もあり、一石二鳥ですね。カーテンに約20回、シュッとするだけだから、いつでも気軽にニオイケアができます。洗濯後の仕上げのケアとしても、おすすめ。

カーテンの汚れは、時間が経つとどんどん落ちにくくなり、ニオイも気になるもの。こまめにお手入れして、いつも清潔な状態を保ちましょう。

まとめ

睡眠の質が心身の健康に与える影響は非常に大きいものです。だからこそ、快適に眠れる寝室づくりが大切。寝室のカーテンは「色」「機能」で選び「お手入れ」をすることで、気持ちのいい朝を迎えれば、毎日を健康的に過ごすことが出来そうです。

※1:(参考)一般社団法人 日本色彩研究所「<研究1部報> ”赤”と”青”」
※2:(参考)筑波大学研究論文,萱場桃子著「就寝前の青色光曚露が睡眠と代謝に及ぼす影響」
※3:(参考)情報処理学会東北支部研究報告,物部寛太郎,高橋淳也,秋葉成美著「ストレス原因に適した癒しの色に関する研究」
※4:(参考)金沢大学研究論文,三根晴雄著「物体色と熱吸収との関係についての研究」
※5:(参考)(社)日本建築材料協会 技術委員会「色彩の医療効果を取り入れた医療・福祉用カーテン」