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素朴な味わいが魅力の麻を、インテリアに取り入れてみよう!
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素朴な味わいが魅力の麻を、インテリアに取り入れてみよう!

天然素材の素朴なイメージが強い麻製品。日本でも親しまれていますが、欧州では昔からインテリア素材としてポピュラーな存在です。ナチュラル感を演出するリネンを暮らしに取り入れてみませんか? 正しい麻の知識とお手入れ方法を紹介します。

  • 創文舎 hamo

欧州のリネンと日本の麻は違うもの?

欧州のリネンと日本の麻は違うもの?

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「リネン」と「麻」、この二つの言葉にみなさんはどのようなイメージをもっているでしょうか。
「リネン」というと、ホテルのシーツやナプキンに使用される白い布や、やわらかな風合いのシャツなどの比較的サラサラとした手触りの布を、対して「麻」は、麻紐やコーヒー豆が詰められている袋、夏用の帽子など、目が粗く硬めの繊維を思い起こすのではないでしょうか。

ここに挙げた、リネンと麻のイメージはどちらも間違いではありませんが、それぞれ別の繊維のイメージを指しています。
「麻」とは、同種の植物の成分を含む繊維の総称で、正確には、「リネン」は「麻」の中の一つの種類にあたります。日本で古くから「麻」と呼ばれてきた布は、ほとんどが海外でいうところの「ヘンプ」にあたり、「リネン」とは同種ながら別の植物を原料とした繊維です。

ヘンプは麻科の植物、大麻からできる繊維。成長すると2メートルを超える大麻は、繊維が太く、そこからできる布も強いハリを持つ丈夫なもので、ロープや衣料、インテリアなどに使われます。そして、リネンの原料となっているのは、アマ科の亜麻。高さ60cmほどまで成長し、大麻と比べ、繊維が細くしなやかな布になる亜麻は、欧州でテーブルウェアや肌着として古くから愛されています。

ヨーロッパ諸国では、亜麻が盛んに栽培され古くからリネンが広まり、アジアでは、大麻が昔からよく使われヘンプが麻の代名詞になっていったのです。現在では、大麻の栽培は縮小され、「麻=ヘンプ」という意識は薄れつつあります。

麻ならではのメリット&デメリット

麻ならではのメリット&デメリット

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麻には、リネン(亜麻)やヘンプ(大麻)の他、さまざまな種類があります。リネンによく似たラミー(苧麻)、麻袋や紐によく使われるジュート(黄麻)、紐やパルプの代用品として使われるケナフ(洋麻)など・・・。それぞれに特徴や用途が異なりますが、ここでは、衣料や寝具、インテリアなどに使われる麻に絞って、長所と短所を見ていきたいと思います。

メリット

●天然繊維の中でも、とくに、強く丈夫な繊維。水に濡れると、より強さを増す。
●吸湿性、発散性に富み、熱伝導性が高いため、身につけていても汗でべとつかず、熱を素早く発散するため清涼感のある着心地。さらに、生地に張りがあり、通気性も高いため、よりさわやかさを感じる布地。
●麻の種類によっては、上品な光沢感や、ナチュラル感漂うやさしい手触りなど、素材ごとに個性のある風合いが楽しめる。
●静電気が発生しづらく帯電しにくいため、ホコリやチリを寄せつけにくい。

デメリット

●湿度の変化や、洗濯すると伸縮が起き、型崩れしやすい。
●シワがつきやすい。
●化学繊維と比べ高価。
●遮光性などの機能的な加工がしづらい。

カーテン、テーブルクロス、寝具、麻の魅力

カーテン、テーブルクロス、寝具、麻の魅力

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衣料やインテリア、寝具に使われる麻は、リネンやラミー、ヘンプなどがありますが、中でもヨーロッパ産のリネンは、一際手触りがよく上品で、使い込むほどに味わいが増す高級品として知られています。

世界の有名ホテル、イギリス王室やホワイトハウスなど、格式高く名のある場所には、必ず良質のリネンが使われています。
丈夫さや、通気性、美しい艶は、中世ヨーロッパの時代から愛され、ヨーロッパの良家では、リネンでできたテーブルウェアやシーツ、カーテンなどを、代々次の世代へ伝統と共に受け継いでいるそうです。

そして、今、日本でもリネン素材が注目を集めています。海外のセレブリティな扱い方とは少し違いますが、リネンそのものが持つ、やさしい手触りやナチュラルな素材感に癒され、使い込むほどに馴染んでいく使用感を楽しむスローライフな付き合い方が、今のトレンドのようです。

これから暮らしにリネンを取り入れるリネンビギナーにおすすめなのが、テーブルウェア。ランチョンマットやコースター、ナプキンやテーブルクロスなどを、リネンを使ったクロスに変えるだけで、食卓周りをナチュラルな雰囲気に統一できます。

シワを残さない、麻のお手入れのコツ

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

ファブリーズ布用除菌・消臭スプレー

洗濯すると伸縮が起きやすく、シワがつきやすい麻。洗濯などの手入れが難しそう・・・と感じるかもしれませんが、コツを掴めばそれほど難しくはありません。

麻製品のお手入れのポイント

●洗濯機で洗う際は、ネットに入れて弱運転。洗剤は中性洗剤を。
●手洗いする場合は、中性洗剤を入れてやさしく押し洗い。
●漂白剤は使わないこと。
●脱水は短めに。30秒間程度が基本。
●干す時は直射日光があたらない風通しの良い場所で平干しを。
●アイロンをかける場合は、半乾きの状態か、完全に乾いている場合は霧吹きでスプレーしながら。
●完全に乾いてから収納する。

できればこまめに洗濯をして、清潔に使いたいところですが、繰り返し洗うことで気になるのは、型崩れ。それほど汚れが気にならないという時には、臭いをしっかりケアできる、ファブリーズの布用消臭除菌スプレーでのお手入れもおすすめです。

テーブルクロスの場合、表面の汚れをブラシなどで落とし、ファブリーズの布用消臭除菌スプレーを、5~10回程度片面ずつスプレーし、風通しの良い場所で乾くまで干しましょう。

ファブリーズは、日常生活でつきやすい、食べ物臭やタバコの臭い、体臭など幅広い臭いを消臭する4つの消臭成分を配合しています。繊維にスプレーすることで、臭い分子を化学的に分解・中和し、臭いを元から消し去ります。


洗いづらい大物テーブルクロスやカーテンなどのインテリアファブリックも、ファブリーズがあれば一発消臭。ナチュラルな麻素材をふんだんに取り入れて、スローライフを楽しみましょう。