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クローゼットの湿気対策してる? すのこを使って湿気を予防

クローゼットの湿気対策してる? すのこを使って湿気を予防

クローゼットには、気がつかないうちに湿気が溜まっています。カビやダニを寄せ付けないためにも、すのこを使って湿気を予防しましょう。

  • tama

湿気はクローゼットの大敵

湿気はクローゼットの大敵

Krovickiy/Shutterstock.com

暑い夏が終わり、気温が下がり始めると、クローゼットの中は室内よりも冷えるため、結露ができやすくなります。しかも、普段締め切った状態のクローゼットは、換気不足で、空気の流れが滞りがち。また、衣類のほか、いろいろなものを詰め込んでしまうため、空気の通る道が遮断され、湿気が溜まりやすい状態になってしまいます。隙間や隅に溜まったほこりが湿気を吸い込むと、カビの原因になるため注意が必要です。

すのこが湿気に良い理由

湿気対策として、なぜ、すのこがいいのでしょうか。すのこの材料である木材は湿気を吸い取る効果があるほか、防臭や空気を循環させる効果もあるため、カビの予防が期待できます。衣類や収納ケースをしまう前に、床だけでなく壁にも立てかけるようにしてすのこを設置しましょう。通気性がいいという特徴を最大限に生かすためにも設置する時には、板目が床に対して水平になるようすること。そうすることで、空気が循環しやすくなり、防臭や除湿効果が得られます。

すのこにも種類がある

すのこにも種類がある

Coprid/Shutterstock.com

ヒノキのすのこ

最高級品とされているのがヒノキのすのこ。香りがとてもいいのが特徴です。また、強度があるため、建築物にもよく使用される木材です。ヒノキに含まれる「ヒノキチオール」という成分には殺菌効果があり、カビを防いでくれます。また、塗装されていない国内産のヒノキは、湿気の調節もしてくれるうえ、防虫、消臭効果も期待できる優れもの。ただし、重たくて価格が高いのが難点です。

キリのすのこ

古くからタンスの素材に使用されてきたキリですが、吸湿性に優れ、防火、防虫などの効果もあります。また、軽い素材なので持ち運びがラクなうえ、床に傷がつきにくいので、すのことして使用されることの多い素材です。ただし、原材料には輸入品も多く、漂白剤や防腐剤などの加工がなされていることもあるため、健康面を考えるなら、国産のものがおすすめです。

プラスチックのすのこ

最近はプラスチック製のすのこも出回っていますが、厚みがない場合は壊れやすいのが難点です。また、木材でつくられたものと違い、吸湿や防臭、防虫効果はありません。そのため、除湿剤や防臭剤、防虫剤は別に用意する必要があります。軽いので移動がしやすく、すのこ本体がカビてしまうことがないのが利点です。

収納を工夫して湿気を予防

収納を工夫して湿気を予防

AlesiaKan/Shutterstock.com

秋や冬に着用する衣類を、そのままクローゼットにしまっていませんか? 目に見えて汗をかく夏と違い、寒い時期には一度着用した衣類も、洗わずに収納することもあるでしょう。

とはいえ、たとえ冬でも多少なりとも汗や皮脂は付着してしまうもの。人の汗には、カビの栄養になる、ナトリウムやカリウムなどの成分が含まれています。収納する前に、日当たりのいい室内や室外で干して乾燥させ、殺菌してからしまうようにしたいものです。

また、クリーニングから戻ってきた衣類には、ビニールがかけられています。そのまましまうと、湿気が溜まるので、ビニールは外しましょう。どうしてもカバーをかけておきたい場合は、通気性の良い不織布などのカバーを使用してください。

クローゼットに少しでもスペースがあると、衣類を詰め込んでしまいがちですが、余裕を持たせて8割程度の収納を心がけるようにしましょう。もし長期間着ない衣類があれば、洗濯してしっかりと乾燥させた後、圧縮袋に入れて保管するのがおすすめです。基本的に酸素がない状態の圧縮袋はカビの繁殖を防いでくれるほか、収納するものをコンパクトにすることでスペースに余裕が生まれます。

なお、除湿剤を使用する時は、クローゼットの下段に置くこと。というのも、空気よりも重たい湿気は下に溜まるからです。革やシルクなどの湿気に弱い素材のものは、上段に置くようにするといいでしょう。


クローゼットに溜まりやすい湿気も、ちょっとした工夫で予防することが可能です。寒くなって結露が起こる前にしっかりと予防対策を講じておきましょう。