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放置はキケン! 壁紙にカビを見つけたら・・・自宅でできる除去方法

放置はキケン! 壁紙にカビを見つけたら・・・自宅でできる除去方法

壁紙に何やら黒い斑点を発見。よく見るとカビだった! 見て見ぬふりをしていると、カビはどんどん広がります。そうなる前に除去することが大切です。

  • tama

壁紙にカビが生える原因は?

壁紙にカビが生える原因は?

nulinukas/Shutterstock.com

壁紙にカビが生える原因は、寒さや通気の問題が大きく関係しています。外気と室内の温度差が大きいと、結露が生じ、その湿気がカビの原因に。また、通気性が悪く空気が滞留してしまうと、湿気が留まり天井と壁の境目などにカビが生えやすくなります。このほかに、上の階からの漏水や、水道管の劣化なとによって、水分が壁に吸収されると、カビの原因になってしまいます。

カビを除去しないとどうなる?

もし、壁のカビを放置していると、表面だけだったカビが、奥の方まで進行してしまう可能性があります。最初は壁紙だけだったのに、徐々に断熱材やボードなど、内部にまでダメージを与えてしまうことにもなり兼ねません。

そうなると、どんなに表面のカビを除去しても、内部に残っているカビが再び表面に出てきてしまいます。その場合、内部の断熱材やボードを交換しない限りカビはなくなりません。自力での交換は難しいので、高い費用を支払って業者に依頼することになります。

何より、放置したカビを吸い続けることで、健康面に悪影響が及ぶことの方が問題です。その時は大丈夫でも、長期間カビを吸引することで、アレルギーや喘息、肺炎などの健康被害が起こらないとも限りません。健康のことを考えたら、カビは見つけ次第除去することが重要です。

壁紙に発生したカビの除去方法

壁紙に発生したカビの除去方法

Cegli/Shutterstock.com

市販のカビ取り剤はNG

壁紙のカビを除去するのに、市販のカビ取り剤の使用は控えましょう。というのも、一般的なカビ取り剤が染み込んだ壁紙は、乾いた後でもキケンだからです。もし濡れた手で触れてしまったら、皮膚を傷めてしまう可能性があります。また、カビ取り剤には漂白作用があるので、壁紙を変色させてしまう恐れもあります。

青カビや白カビであれば、拭いただけで落ちる可能性があるので、市販のアルコール除菌液を布などに染み込ませて拭き取ります。ただし、しばらくすると再発することもあるので、こまめに拭くようにしましょう。

カビの除去に必要なもの

まずは、カビを除去するための酢水と重曹ペーストを作りましょう。酢水は、スプレーボトルに酢を入れて、2~3倍の水で薄めれば完成です。次に重曹ペーストは、重曹と酸素系漂白剤を1:1の割合で混ぜ合わせ、そこに水を少量加え、ペースト状にします。壁に塗布して、垂れないくらいの固さが理想です。拭き取り用の布や雑巾を用意し、仕上げに使う消毒用のエタノールをスプレーボトルに移し替えれば準備完了です。

カビを除去する手順

1.壁紙のカビに酢水をスプレーします。そのまま5分程度放置した後、布などで拭き取りましょう。
2.続いて、使い古した歯ブラシなどを使って重曹ペーストを塗り込み、ラップでパックします。そのまま2~3時間ほど放置してください。
3.最後は、水に浸して固く絞った布などで重曹を拭き取ります。その後、乾拭きをし、消毒用エタノールを吹きかけて乾燥させます。

注意したいのは、重曹を残さないこと。少しでも重曹が残っていたら、逆にカビに栄養を与えることになってしまうため、しっかり拭き取ることが大切です。

カビの予防

カビの予防

Spaskov/Shutterstock.com

カビは一度生えてしまうと、対処がたいへんです。広範囲に広がらないよう、普段から予防を心がけましょう。カビは、湿度が60%を超えると活発に活動を開始するうえ、カビの栄養になるほこりや汚れなどにも注意が必要です(※1)。

カビの繁殖を防ぐためには、窓を開けて空気を入れ替え、湿気を溜め込まないようにすること。除湿器があれば、雨の日など、窓を開けられない時でも湿気を取り除くことができます。除湿器がない場合は、エアコンのドライ機能を使っても効果があります。

湿気は狭いところを好み、そこにほこりが溜まるとカビが繁殖しやすいため、家具や家電を置く時は壁との間に余裕を持たせることが大切です。

また、食品の飛び散りなど、壁に汚れを残しておくのもNG。気づいたら、しっかり拭き掃除をして清潔にしておきましょう。面倒でも、カビを除去する手間を考えれば、掃除はこまめにしておきたいものです。

見て見ぬふりをしてしまいたくなる壁のカビですが、見た目にも身体にも良くありません。手に負えなくなる前に、速やかに対処して、思い切り深呼吸できる毎日を送ってくださいね。

(※1)WEBサイト「暮らしのマーケットマガジン」にて「カビの繁殖しやすい環境」より