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環境問題に直結! 液体洗剤の正しい捨て方
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環境問題に直結! 液体洗剤の正しい捨て方

液体洗剤をそのまま流して捨ててしまうと、さまざまな化学物質が自然環境に悪影響を与える恐れがあります。さらには、家の排水管にも大きなダメージを与えてしまう可能性があることを知っていますか? 液体洗剤は、ルールを守って正しく捨てましょう。

  • 渡辺

液体洗剤を直接排水口に捨てるのは、絶対NG!

液体洗剤を直接排水口に捨てるのは、絶対NG!

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贈り物として貰うことが多い洗剤ですが、香りや使い心地が好みではなかった場合、そのまま使わずに持て余してしまうこともしばしば。捨てたいけれど、捨て方がわからない・・・。じつは危険な成分を含んでいることも多い液体洗剤は、捨てるにもルールが必要なのです。

そもそも、洗剤の捨て時っていつ?

ずっと放置したままの洗剤は、古くなっていて効果もなさそう。今さら人にあげることもできませんよね。そもそも、洗剤に捨て時はあるのでしょうか? じつは、洗剤には法的に規制されている使用期限というものはありません。

しかし、洗剤の品質は、保管環境によって大きく左右されます。そのため、未開封では3年、開封後では1年というのが、安全に使えるおよその目安だとされています。意外に短いように思えますが、肌への影響を考えると、早めに使い切ることがベターです。

液体洗剤を、直接流して捨てちゃダメ!

液体洗剤は、生活排水の一部となって排出されても、自然環境に大きな影響を及ぼすことがないよう、さまざまな配慮がなされています。しかし、原液のまま流して捨てるのは、やはりNG。たとえ水で薄めても、通常の使用量とは異なるため、環境へのリスクが高まります。

さらには、液体洗剤の成分が、ときに排水管を傷めてしまう原因となることも。また、下水へ流れた先で、ほかの液体洗剤と混ざって有毒なガスを発生させる危険性もあるため、注意が必要です。ちょっと面倒でも、液体洗剤は必ずルールを守って正しく捨てるよう心がけましょう。

液体洗剤は、紙や布に染み込ませてから捨てる

液体洗剤は、紙や布に染み込ませてから捨てる

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液体洗剤は、紙や布に染み込ませてから、燃えるゴミとして捨てるのが一般的です。ただし、塩素系の漂白剤など一部のものは、自治体によって処理方法にルールがある場合も。まずは、住んでいる各自治体の情報をチェックしてみるのが確実です。

液体洗剤の原液の捨て方

1 ビニール袋に、吸収性のよい新聞紙や古布をくしゃくしゃにして入れる。
2 液体洗剤を流し込み、しっかりと染み込ませる。
3 ビニール袋の空気を抜き、口をしっかり閉じて、燃えるゴミとして捨てる。

液体洗剤の、プラスチック容器の捨て方

中身の洗剤を全部出したあとのプラスチック容器は、各自治体の分別方法に従って処分をします。燃えるゴミや燃えないゴミとして回収している場合は、たとえラベルにリサイクルのマークが表示されていても、リサイクルの対象とはならないので気をつけましょう。

混ぜるな、危険!

混ぜるな、危険!

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一部の液体洗剤のラベルにある、“混ぜるな、危険”の表示には要注意! 塩素系の洗剤と酸性の洗剤が混ざってしまうと、命にも関わるほどの有毒ガスが発生します。絶対にまとめて捨てることはせず、別々の袋に入れて捨てることを厳守しましょう。

液体洗剤には、こんな使い道も

液体洗剤には、こんな使い道も

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捨てるつもりだった液体洗剤。じつは、日々の掃除に役立つスグレモノとして、再利用できるって知っていますか? 台所用洗剤や洗濯用洗剤など、それぞれの成分に合った場所で、うまく使い分けるのがコツ。ぜひチェックしてみましょう。

台所用洗剤の再利用

食器を洗う洗剤は、中性。比較的安全性が高く、材質への影響が少ないのが特徴です。付着後、長時間経過していないカーペットの汚れなどを落とすのに最適です。

洗濯用洗剤の再利用

衣類用の洗剤は、弱アルカリ性または中性。とくに、弱アルカリ性は洗浄力が高く、広範囲の汚れに適応できます。皮脂汚れやタバコのヤニを落とすのに最適です。

ボディソープの再利用

ボディソープは、弱酸性または弱アルカリ性。最近では肌への低刺激性から、弱酸性が主流。弱酸性は軽い石けんカス汚れに効果があり、お風呂の湯アカの掃除に最適です。

柔軟剤の再利用

柔軟剤入りの水で家電の拭き掃除をすると、静電気防止になってホコリも付きにくくなる効果が。良い香りも楽しめます。

人によって好みが分かれたり、肌にあわなかったりなど、未使用のままになりやすい液体洗剤。環境に影響を与えやすく、取り扱いに注意が必要なものだけに、正しい捨て方を知っておくことが大切です。