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お金はあるけど、時間がない!? 共働きのメリットとデメリット
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お金はあるけど、時間がない!? 共働きのメリットとデメリット

ますます増えている共働き世帯。今回は、夫婦がともに働くことで得られるメリットと、考えられるデメリットを紹介します。これからも自信を持って働き続けるために、客観的に自分の家庭を見直してみましょう。

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共働きのメリット

共働きのメリット

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お金の余裕ができる

共働きの最大のメリットは、金銭面でのゆとりを得やすくなることです。月々の収入が増えることにより、人生の可能性がぐっと広がるでしょう。もちろん、貯蓄もしやすくなるため、将来に対する安心感も生まれます。
夫婦がともに正社員の場合は、老後に二人とも厚生年金を受給できるという利点も。夫婦のどちらかが専業主婦(主夫)であるケースに比べ、ゆとりのある老後を送れる可能性が高いといえます。

家庭と仕事、どちらの役割も知ることができる

夫婦がともに働く道を選ぶなら、家事や育児の分担は必須です。家庭の中と外、両方の責を負うのはたいへんですが、その分より豊かな人生経験を積むことができます。
また、パートナーの苦労をより想像しやすくなる点もメリットのひとつ。夫婦がお互いを思いやって協力し合えば、家族の絆はいっそう強くなります。

生活にメリハリが生まれる

夫婦がどちらも自宅以外を職場にしている場合は、家事や育児に充てる時間と仕事の時間がはっきり区別されます。家庭モードと仕事モードのスイッチの切り替えも明確になり、自然とメリハリのついた生活を送れるでしょう。
限られた時間の中で仕事や家事を行うことで、より効率の良い時間の使い方が身につくという側面も。

共働きのデメリット

共働きのデメリット

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とにかく忙しい&家庭との両立がたいへん

共働きの代表的なデメリットとして、「忙しすぎる」ことが挙げられます。仕事と家事に追われて余暇の時間を確立できず、心身ともに疲れ果ててしまうことも。とくに、仕事と子育てを両立する場合、両親の体力的な負担は相当に大きくなります。

とりわけ、女性の場合はその傾向が強いよう。厚生労働省の委託による調査(※注1)によると、「仕事を続けたかったが、育児と仕事の両立が困難で辞めた」と話す女性のうち39%が、体力的な負担の大きさを理由に挙げています。

保育園・保育士の不足による待機児童の発生や長すぎる労働時間、男性の育児休暇取得率の低さなども、家庭と仕事の両立を困難にしています。これらの問題は少子化を加速させるとして、国を挙げての対策が講じられていますが、未だ根本的な解決には至っていないのが現状です。

(※注1)三菱UFJリサーチ&コンサルティング「平成27年度 仕事と家庭の両立支援に関する実態把握のための調査研究事業報告書 労働者アンケート調査結果」

支出が増える

共働きは収入が増える一方で、出ていくお金も増えがちです。社会保険料をはじめ、子どもを預けて働くための保育料、忙しさによる外食や、家事の外注にかかる費用など、枚挙に暇がありません。
また、「共働きだからお金には余裕がある」という安心感により、つい財布の紐が緩みやすい点もネックです。家計を引き締めるために家計簿をつけたくても、そのための時間が捻出できないことも。

専業主婦・専業主夫の場合は?

専業主婦・専業主夫の場合は?

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専業主婦・主夫のメリット

夫婦のどちらかが家庭に専念すれば、家族のサポートに全力を注ぐことが可能です。
仕事や学校から帰った時、待っていてくれる人がいる安心感は、家族にとってかけがえのないもの。急な病気やケガといった不慮の事態にも、きめ細かく対応することができます。

また、体力的な負担が少ないというメリットも。家族に乳幼児や要介護者がいる場合は別ですが、そうでなければ自分の体調に合わせて家事の量を調節できるため、比較的ゆとりを持って日々を過ごすことができます。

専業主婦・主夫のデメリット

夫婦のうちひとりが家庭に専念し続けることのデメリットのひとつが、収入が伸びにくいことです。
総務省の調査(注2)によると、2014年の共働き世帯の割合は60%。しかし、厚生労働省が同年に行った調査(注3)によれば、世帯所得の中央値は415万円に留まっています。
さらに、実に62.4%もの世帯が「生活が苦しい・やや苦しい」と回答。共働きを選んだとしても、必ずしも経済的に楽になるとはいえない現状が浮き彫りになっています。

所得が減ると、それだけ人生の選択肢も少なくなってしまいがち。パートナーの所得にある程度の余裕がないと、生涯を専業主婦(主夫)として暮らし続けることは難しいかも知れません。

そのほか、家事や育児といった無償労働を延々と繰り返すことや、社会との接点が減ることによる精神的な苦痛を感じやすい点も、専業主婦(主夫)ならではの負担のひとつ。パートナーとのコミュニケーションを十分にとり、孤独な状況を作らないようにすることが大切です。

(注2)労働力調査
(注3)国民生活基礎調査

お互いの理解と思いやりが大切

お互いの理解と思いやりが大切

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円満な結婚生活を送るためには、思いやりの気持ちがとても大切です。仕事や家事に忙しい生活を送っているとつい余裕をなくしがちですが、パートナーをいたわる気持ちを忘れずに。
また、家族で過ごす休日を持つことはもちろん、時には1人でゆっくり休む時間を設けることも必要です。これは、共働きでも専業主婦(主夫)でも同じこと。
毎日を笑顔で過ごすために、お互いに協力し合って上手に息抜きを行いましょう。

共働きにも専業主婦(主夫)にも、それぞれに異なる利点と苦労があります。人生におけるマネープランはもちろん、生活の中で何を重視していきたいかをよく考え、自分と家族がもっとも幸せになれるような生き方を選びたいですね。