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癒しのアロマキャンドル、ろうそくの原料から燃えるしくみ、捨て方まで!
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癒しのアロマキャンドル、ろうそくの原料から燃えるしくみ、捨て方まで!

癒し効果抜群のアロマキャンドル。いわゆる「ろうそく」と違うの? その疑問に答えながら、ろうそくの原料から燃えるしくみ、捨て方まで解説します。

  • 鈴木

アロマキャンドルとろうそくは違う?

アロマキャンドルとろうそくは違う?

B Calkins/Shutterstock.com

火をつければ、良い香りとともに癒しのひとときを与えてくれるアロマキャンドル。愛用している人も多いのではないでしょうか。ところで、この「アロマキャンドル」と「ろうそく」は同じものでしょうか? それとも違うものなのでしょうか?

アロマとは「香り」のことで、キャンドルとは「ろうそく」のこと。アロマキャンドルとは、エッセンシャルオイルなどの芳香剤を加えたろうそくのこと。つまり、同じというわけです。

ろうそくの歴史は古く、紀元前からすでに使われていたことが世界各地で確認されています。
日本には奈良時代に仏教とともに伝わったとされています。当時のろうそくは、ミツバチの巣を構成するロウを精製した蜜蝋ろうそくだったそうです。その後、平安時代に遣唐使の廃止によって、ろうそくが輸入できなくなると、松脂(まつやに)ろうそくが作られるようになり、室町時代になると櫨(ハゼ)の実などから作る木蝋(和ろうそく)の製法が伝わりました。

ろうそくの原料と燃えるしくみ、捨て方

ろうそくの原料と燃えるしくみ、捨て方

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ろうそくといってもいろいろな種類がありますが、大きく分けるとふたつ。和ろうそくと洋ろうそくです。
和ろうそくは、ハゼの実や木蝋などの植物性のロウを原料にしており、芯はい草の髄から取れる燈芯です。対して洋ろうそくは石油から採れるパラフィンワックスを原料にしており、芯は糸でできています。
パラフィンワックス製の洋ろうそくは明治時代に輸入されるようになり、広く普及しました。このワックスは、牛乳などの紙パック類、キャンディ・菓子・パンなどの包装紙、化粧品などに広く利用されている安全な材料です。

和ろうそくと洋ろうそくの違いは原料だけではありません。和ろうそくは一本一本手作業ですが、洋ろうそくは機械で量産ができます。また、和ろうそくの方が高価ですが、洋ろうそくに比べて火が大きく消えにくく、ススが出にくいという特徴があります。

ろうそくが燃えるしくみは、ろうそくに火をつけると最初は芯が燃え、その熱でロウの成分が溶けて液体になります。液体になったロウは、芯を伝わって上昇して、高温によって気化して燃えていきます。

一度燃えつきた後のろうそくは、捨てることになりますが、どのようにして捨てればいいのでしょうか?

ろうそくは何ゴミとして捨てる?

ろうそくは何ゴミとして捨てる?

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ろうそくもアロマキャンドルも同じ捨て方になります。自治体によって呼び方は違いますが、燃やせるゴミ、燃えるゴミ、可燃ゴミとして分別して捨てます。ただし、指定の袋に入らないくらい巨大なろうそくはこの限りではなく、粗大ゴミの扱いになるでしょう。また、大量に捨てたいろうそくがある場合、一度に捨てる量に制限がある自治体もあるので注意しましょう。
使用していないキャンドルは、リサイクルショップに売る、フリマアプリやネットオークションで売る方法もありますが、災害の時に停電になればろうそくは役立ちますから、未使用なら捨てる前に災害の備えとして検討しましょう。

ホルダー容器の素材に注意!

ホルダー容器の素材に注意!

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ろうそく自体は可燃ゴミの扱いで問題はないのですが、アロマキャンドルは金属やガラスなどさまざまなホルダー容器に入っていることが多いですよね。それらは可燃ゴミとは分けて捨てるようにします。アルミなどの金属なら不燃ゴミ、ガラス容器は資源ゴミ(リサイクルゴミ)だと考えられますが、詳細は住んでいる地域の自治体に確認しましょう。
ロウがホルダー容器にくっついてしまっている場合は、ロウを剥がすなどし、別々に分けて捨てます。また、アロマキャンドルのオシャレなガラス容器を捨てずにとっておきたい場合もロウと容器を分ける必要があります。ガラス容器に残ったロウが少しなら、熱湯をかけると浮かんできます。たくさん残っている場合は冷蔵庫に入れて冷やすと取りだしやすくなります。ロウをスプーンなどでかき出しましょう。金属製の容器でも同様に処理できます。

このように、ろうそくもアロマキャンドルも同じ原料ですから当然捨て方も同じです。そのため処分時は、とくにホルダー容器の素材に注意して捨てましょう。これから冬にかけて、キャンドルのあたたかい灯りは、心をリラックスさせるのにぴったりですね。