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どうしたらいい? カレーの正しい捨て方、知りたい
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どうしたらいい? カレーの正しい捨て方、知りたい

冷蔵庫にしまい忘れたカレー、冷蔵庫の中で存在を忘れていたカレー、捨てるしかないカレーはどうやって処分したらいいのでしょう。知っているようで知らない、正しいカレーの捨て方とは?

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カレーの賞味期限

カレーの賞味期限

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子どもはもちろん、大人も大好きなカレー。「一晩寝かせたカレーがおいしい」なんて言う人もいますが、常温での賞味期限は、なんと半日程度しかありません。常温保存中に、恐ろしいスピードでウェルシュ菌が増殖するからです。ウェルシュ菌とは、人間や動物の体内にも存在している悪玉菌で、増殖しすぎると食中毒を起こしてしまうことがあります。

ウェルシュ菌はカレーやシチューといった大きめの鍋で作る煮込み料理で発生しやすく、加熱によって他の菌が死滅してもしぶとく生き残るのが特徴です。ウェルシュ菌予防のためには、食べ切れる量だけ作るのが一番! やむをえず保管する時は、鍋ごと水に浸けるなどカレーを急激に冷やしてウェルシュ菌の増殖を抑えるとともに、浅い容器に小分けして冷蔵する必要があります。

丁寧に冷蔵庫で保管したカレーでも、賞味期限は2〜3日程度。3日以上食べない時は、冷凍する方が安心です。冷凍保存する時は、食感が悪くならないように、じゃがいもなどは取り除き、1ヶ月以内に食べてしまいましょう。冷蔵保存も冷凍保存も食べる前にしっかり加熱することも重要です。

残ったカレーの捨て方は?

残ったカレーの捨て方は?

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うっかり次の日まで出しっぱなしにしていたカレーは、味は変わっていなくてもウェルシュ菌が大量に繁殖しています。湿気が多い時や夏場はとくに、もったいないとはいえ処分する方が無難です。しかし、液体とも、個体ともいえないカレーはどうやって処分したらいいのでしょうか。

市販のカレールーを使用して作ったカレーは、油脂が大量に使われているので、流し台にそのまま捨ててしまうと流しが詰まる原因になるので絶対に避けましょう。流さずに、使用済み牛乳パックなどに移して封をして捨てるか、新聞紙でカレーを包みビニール袋に入れて、生ゴミとして処分する方法がおすすめです。

期限が切れたレトルトカレー、カレールーの捨て方は?

期限が切れたレトルトカレー、カレールーの捨て方は?

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レトルトカレーは期限が長いため、災害時の保存食としてストックしている人も多いかもしれません。ただ、見えるところに保管しない限り、賞味期限が切れていても気がつかないこともあります。そんな時は、そのまま捨てずに箱、パウチの袋、中身のカレーに分別してから処分します。中身のカレーは、新聞紙で包むなどして、生ゴミとして処分すること。なお、カレールーも同様に分別して捨てましょう。

食品ロスを防ぐ工夫

食品ロスを防ぐ工夫

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環境省によると、平成27年度の日本では600万トン以上の食品が捨てられたそうです。想像しにくい数字ですが、食料が足りない国へ全世界が援助している2倍もの量が日本だけで捨てられています。1世帯あたりで考えると毎年約6万円分! 食品がもったいないだけでなく、処分費用もかかり、焼却処分されるため、地球温暖化への影響も避けられません。

食品ロスの削減は大きな課題ともいえますが、そのためにも、料理は食べきる量だけ作るか、きちんとした方法で保管するようにしたいもの。また、冷蔵庫にしまってもあることを忘れてしまうのも食品ロスを増やす原因の1つです。普段から、冷蔵庫整理を欠かさないだけでなく、ストックとして購入したレトルトカレーやカレールーは、定期的に賞味期限を確認して、賞味期限が近いものから順に食べるようにすることでムダを防ぐことができます。


幅広い世代から愛されているカレー。捨てなければならない事態を招かないよう、きちんと保存して、おいしいうちに味わいたいものですね。